狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

瑠璃柳(ルリヤナギ)その6。

2014年06月26日 17時45分00秒 | お花に関する日記




 本日6月26日は、ローマ皇帝ユリアヌスがペルシャからの撤退中に戦死した日で、役小角が弟子の讒言により伊豆に流罪となった日で、平清盛が安徳天皇を奉じて福原京に遷都した日で、ドイツ・ハーメルンで約130人の子供が集団失踪した日で、後醍醐天皇を中心とした勢力による鎌倉幕府討幕運動が露見して逮捕された日野俊基が鎌倉の葛原岡で処刑された日で、イングランド議会がエドワード5世の王位継承無効を宣言してリチャード3世が国王に即位した日で、フランシスコ・ピサロが1538年に処刑されたディエゴ・デ・アルマグロの遺児一派によりリマで暗殺された日で、ヘンリー・ポッティンジャーが初代香港総督に着任した日で、江戸・東禅寺のイギリス仮公使館に警備の松本藩士が侵入してイギリス人水兵2人を殺害した日で、ソ連の西ベルリン封鎖を受けて西側諸国による西ドイツから西ベルリンへの物資の空輸が開始された日で、GHQが日本共産党機関紙『アカハタ』の30日間の発刊停止を指令(7月18日に無期限停刊に変更)した日で、アメリカの統治下にあった小笠原諸島が日本に返還された日で、カタールでハマド・ビン・ハリーファ・アール=サーニー皇太子を中心とするクーデターが起きてスイス滞在中のアミールが廃位された日で、国際ヒトゲノムシーケンス決定コンソーシアムがヒトゲノムドラフト配列の解読終了を宣言した日です。

 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 最高気温は二十八度。最低気温は二十二度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。


 上の写真に写っているお花は、「瑠璃柳(ルリヤナギ)」です。
 瑠璃柳のお花に関しては、2013年6月28日の記事2011年7月4日の記事2010年7月5日の記事2009年7月16日の記事2008年8月9日の記事もよろしかったらご覧下さいませ。
 2013年と2011年と2010年と2009年と2008年の瑠璃柳のお花の記事です。



 瑠璃柳のお花の花言葉は、「胸の痛み」です。

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『プラネテス』DVD第1巻&第2巻&第3巻

2014年06月26日 16時14分43秒 | 映画・ドラマに関する日記


 昨日の夜は、アニメーション『プラネテス』のDVDの第1巻と第2巻と第3巻を観ていました。




 時代は2070年代。
 人類は資源を宇宙に求め、月での資源開発や火星での実験居住施設や木星・土星への有人探査計画が進められている。
 地上と宇宙を結ぶ高々度旅客機が飛び交い、宇宙ステーションや月面は多くの人達が生活をする場となった。
 その過程で発生した宇宙空間のゴミは旅客機と衝突事故を起こすなど社会問題となっていた。

 主人公の星野八郎太(ハチマキ)は、多角巨大企業テクノーラ社のデブリ課船外活動員としてスペースデブリ(宇宙ごみ)を回収する仕事をしている。
 社内ではデブリ課は半端者で反抗的な社員の集団『ハン課』と呼ばれて出世街道から外れた部署と見做されている。
 ハチマキは宇宙船を持つことを夢見て宇宙船購入資金を貯めることを目標としていたが、宇宙船を個人で持つことを半ば諦めて惰性で仕事をこなしている……。


 NHKで放送されたアニメーションシリーズ全26話をDVD化したアニメです。



 DVDの第1巻は、

 『PHASE-01 大気圏の外で』
 テクノーラ社の国際宇宙ステーションISPV-7に新入社員がやってきた。デブリ課には久しぶりの新人が入ってくる。
 新人のタナベは宇宙飛行士に憧れていていたのだけれども、配属されたデブリ課の様子を見て……。

 『PHASE-02 夢のような』
 ハチマキの同期で友人のチェンシンが宇宙旅客機の副操縦士に昇格する。
 友人の出世を祝うハチマキだったが、友人と自分を比べてしまい自分の不甲斐なさに気が滅入ってしまう。
 そんな時にかつてハチマキが回収に失敗したデブリ化した小惑星探査機の回収の依頼がデブリ課に舞い込む……。


 第2巻は、

 『PHASE-03 機関軌道』
 宇宙での船外活動を行うデブリ課では毎年新しく遺言状を書くことになっている。
 新人のタナベは遺言状に何を書けばよいのか分からず悩んでしまう。
 デブリ回収作業では50年前に宇宙葬にされた航宙士の遺体が入った棺桶が地球の引力から脱出することができずに戻ってきて処理をすることになった。
 遺体の男の娘は遺体の引き取りではなく、遺体を外宇宙へ送り出して欲しいと述べるのだけれども……。

 『PHASE-04 仕事として』 
 テクノーラ社のデブリ課に連合の議長の息子が見学にやって来る。
 テクノーラ社にとって重要な取引相手である連合に恩を売りたい上司達はデブリ回収作業に出るデブリ回収船に議長の息子を同乗させる。
 デブリ回収船の向かった先にあったモノは……。

 『PHASE-05 フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』
 デブリ課のハチマキとタナベとフィーは休暇で月に向かう。
 テクノーラ社の旅客機で4日かけての月への旅。
 タナベはシアという少女と出会う。シアは宇宙船の話でハチマキとも仲良くなって……。

 第3巻は、

 『PHASE-06 月のムササビ』
 月に到着したハチマキ達。
 ハチマキは月に不慣れなタナベをテクノーラ社が確保した滞在用アパートに連れて行く。
 そのアパートには奇怪な住民が住んでいて……。

 『PHASE-07 地球外少女』
 休暇中に月で足を怪我したハチマキは月の病院に入院していた。
 そこでベテランの航宙士と出会う。彼はハチマキに航宙士の心得を説くのだが……。
 ハチマキは病院でノノという少女とも知り合いになる。
 彼女はその病院に12年も入院していて……。

 『PHASE-08 拠るべき場所』
 ハチマキ達の上司でデブリ回収船の船長のフィーに事業部長から昇進の打診があった。
 それはデブリ課から管制課に課長待遇での異動というもの。
 それを知ったデブリ課の面々は豊富な経験を持つフィーの異動に動揺したけれども、自分達だけでデブリ回収作業を成功させてフィーが安心して快くデブリ課から管制課に異動できるようにしようと目論む。のだけれども……。


 DVDの第3巻までで第8話まで収録されています。

 とても好きなアニメーションで放送時にはよく観ていました。
 原作の漫画のほうはちらっと読んだだけです。原作とアニメーションはずいぶん違うみたいですね。
 原作の漫画も面白そうなのでいつか読んでみようと思っております。




 このアニメーションでは理想と現実がいくつもの階層で語られています。
 主人公のハチマキとタナベだけでなく、会社の上層部と現場、富裕層と貧困層、健康な者と病気を持つ者、資源を持っている国と持っていない国、夢を持っている者と持っていない者、革新者と保守的な人間、様々な視点で理想と現実が述べられます。
 どうしようもないことや如何にもならないことを目の前にして立ち止まる者。どうにかしようと動く者。
 正しいけど単なる理想でしかない意見。間違ってはいないけど現実に対処しているだけの発展性の無い行動。
 全てを否定するわけではなく、いくつもの階層で語られる理想論と現実論を温かく表現しています。

 所々でグサッと胸に突き刺さる台詞が出てきます。
 そして空論に近い理想論が現実論とぶつかって現実を踏まえた理想に向かうキャラクター達を観ることができます。

 DVDの第3巻まではまだ序盤から中盤に入ろうとしているところですね。
 ユーモラスに物語は進んでちらっちらとシリアスになります。

 面白いですよ。
 お勧めのアニメーションです。

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