水引（ミズヒキ）その６。

　本日１０月１３日は、フランス王フィリップ4世が、フランスのテンプル騎士団の会員を一斉に逮捕した日で、徳川好敏大尉らが作った国産飛行機第１号機が初飛行に成功した日で、治安維持法・国家保安法・思想犯保護観察法・軍機保護法などの廃止を閣議決定した日で、フランスで新憲法草案が国民投票により承認されフランス第四共和政が発足した日で、岡山空港（岡南飛行場）が開港した日で、潜水調査船「しんかい２０００」が日本最深記録２００８メートルを記録した日で、引越しの日です。
　年末まであと７９日。

　本日の倉敷は雨でありました。台風接近であります。
　最高気温は十九度。最低気温は十八度でありました。
　明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっています。



　上の写真に写っているお花は、水引（ミズヒキ）です。
　水引のお花に関しては、２０１３年１０月５日の記事や２０１２年１０月２日の記事や２０１１年９月２２日の記事や２０１０年１０月４日の記事や２００８年９月１５日の記事もよろしかったらご覧下さいませ。
　２０１３年と２０１２年と２０１１年と２０１０年と２００８年の水引のお花の記事です。


　水引のお花の花言葉は、「飾らない性格」ですよ。

『虚言少年』／京極夏彦

　昨日の夜は、京極夏彦の小説『虚言少年』を読んでいました。



　主人公は、小学六年生の内本健吾。
　クラスの中ではモテない派に属していて、その他大勢の書き割りキャラのように扱われている。
　その立場を利用して、日々、日常の笑えるような馬鹿なことをこっそりと探している。
　そして（クラスのほとんどの級友たちは知らないが）、嘘吐きである。

　健吾の友人の矢島誉は素直すぎるお坊ちゃま。
　味のある面白さを持つ。

　もう一人の友人は、偏った知識を持つ京野達彦。
　詭弁を弄し人心を掌握する技を持つ。

　３人はつるんで馬鹿を自認し日常で起こる馬鹿なことを探して馬鹿なことを楽しむ。


　小学六年生の３人の男子生徒達の馬鹿馬鹿しくも楽しい所業のお話です。



　実にくだらないです（←褒め言葉）。
　でもくだらないお話の中に秀逸なお話が紛れ込んでいたりしています。

　お茶目な京極夏彦節全開でありました。
　面白かったですよ。