狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

鶯の鳴く野辺ごとに来て見れば 移ろふ花に風ぞ吹きける

2016年03月22日 20時23分45秒 | ご近所に関する日記




 本日3月22日は、屋島の戦いがおこなわれた日で、南アフリカのインド移民を制限する法律に反対して弁護士ガンジーが不服従運動を開始した日で、袁世凱が中華帝国皇帝を退位した日で、イワノフカ事件がおこった日で、ニコラエ・チャウシェスクがルーマニア共産党総書記に就任した日で、三月学運で李登輝政権が学生の要求受け入れを表明した日で、公証人役場事務長逮捕監禁致死事件および地下鉄サリン事件で警視庁がオウム真理教に対する強制捜査を行った日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十七度。最低気温は一度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れのち曇りとなっております。



 本日、私は「ほけきょ?」と鳴く輩を確認いたしました!

 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
 奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。
 猛き者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。
 哀れ、冬将軍様の天下は終わった! 冬将軍様よ、落ち武者となって去るがよい!

 皆様!
 春ですよ!
 倉敷にも春がやってきましたよ!
 「ほけきょ?」と鳴く輩が跋扈しているということはもはや春です! 春なのです!
 浮かれようではありませんか!
 浮かれ浮かれて浮かれぽんちになってしまおうではありませんか!
 春なのですから。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アダムの裔』/小松左京

2016年03月22日 19時14分20秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、小松左京の短編小説集『アダムの裔』を読み返していました。

 「模型の時代」、「静寂の通路」、「青空」、「人類裁判」、「お仲間入り」、「お召し」、「アダムの裔」、「いかもの食い」、「せまりくる足音」、「そして誰もしなくなった」、「新都市建設」、「汚れた月」と12編が収められている短編小説集です。

 前提を変えることで常識を引っくり返してしまう。
 巨視眼的なのだけれども庶民的でユーモラス。
 様々な常識を笑い飛ばしながら警告する楽しい短編集です。

 面白いですよ。
 お勧めです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする