狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

乳が無くても恋せよ乙女

2016年08月23日 22時44分30秒 | 知人、友人に関する日記



 本日8月23日は、イングランドによるスコットランド支配に抵抗したウィリアム・ウォレスがロンドンで処刑された日で、チャルディラーンの戦いが行われて124年間に及ぶオスマン帝国とサファヴィー朝ペルシャの抗争が始まった日で、東京・竹橋で近衛兵が反乱を起こした日で、第一次世界大戦で日本がドイツ帝国に宣戦を布告した日で、独ソ不可侵条約が締結された日で、ルーマニア王ミハイ1世が同国の指導者イオン・アントネスクを解任してルーマニアが枢軸国から離脱した日で、日本で学徒勤労令・女子挺身勤労令が公布・施行された日で、ソビエト連邦の指導者ヨシフ・スターリンが日本軍捕虜のソ連国内への移送を指令した日で、内務省が「進駐軍を迎える国民の心得」を諭告した日で、中国人民解放軍が中華民国の金門島を侵略・侵攻する為に砲撃を開始して金門砲戦が始まった日で、韓国の実尾島で訓練を行っていた韓国軍特殊部隊員が反乱を起こした日で、ソ連のバレエダンサーアレクサンドル・ゴドゥノフがニューヨーク公演中にアメリカに亡命した日で、アメリカでスーパー301条などを含む包括通商・競争力強化法が成立した日で、当時ソビエト連邦の構成共和国だったバルト三国で約200万人が参加して3カ国を人間の鎖で囲んだ日で、アルメニアがソビエト連邦からの独立を宣言した日で、リビアのカダフィ政権が事実上崩壊した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は三十三度。最低気温は二十五度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。







 先日の事。

 友人と会いました。否、遭いました。
 今、私はやさぐれモードに突入していて近年にないくらいやさぐれています。
 理由は特にありません。ナイフみたいに尖っては触るものみな斬りかかるモードになっています。
 即座に友人に斬りかかってやらうと攻撃態勢に入りました。
 しかし友人も何か邪悪な気を放っています。
 ドズル中将殿が「やらせはせんぞ~」と叫んだ時にドズル中将殿の背後で蠢いていた何かと同じやうなものが友人の背後に見える……。
 何という闘気。やばい。負ける……。

 友人は遭って早々に「乳神様を崇めるのです!」と目を吊り上げて言いました。
 まずは「ごきげん如何?」と挨拶をせねばなりません。
 挨拶をした後に「乳神様を崇めるのです!」に応対しました。乳神様?

 「乳さえ巨大であれば何とかなるのですよ。乳さえ巨大であれば。恋愛は乳だよ。乳が巨大であれば勝てるのです。だから乳神様を崇めねばなりません」
 うむ。見事に何が何だか分からん。友人は錯乱しているやうです。何があったのです?
 「アタックをかけてブロックされた愛しのお方には彼女がいたのです。その女性を先日、見かけたのです。その女性は乳が巨大なお方だったのです。乳が……。orz」
 それで大きな胸になりたいと思ったのですか?
 「はい。orz」
 愚かな。
 「しかし乳が大きければ何かと有利なのは事実です! しかし私は乳が大規模に成長する時期をとうに過ぎてしまいました。もしこの先、乳が大規模に成長するならばそれは奇跡です」
 それはそうでしょうねぇ。魔改造するという手もありますが。
 「それは嫌です」
 ならば諦めるしかありませんよ。奇跡はそう簡単には起りません。おっぱい星人ではない殿方もいます。ちっぱいが好きと言うお方もいますよ。貧乳はステイタスだという言葉もあります。大丈夫ですよ。多分。
 「乳さえ大きければ……」
 友人は私の言葉など聞いてはいません。
 「乳神様を崇めるのです! 乳神様の慈悲に縋り乳神様に巨大な乳を持てるよう奇跡を請い願うのです!」
 やれやれ。具体的にはどうするのです? 乳神様とは?
 「乳がデカい人は全て乳神様の化身です」
 ほう。
 「乳が巨大な人の乳を拝んで崇め奉るのです。乳が巨大な人の乳を崇めて御利益を頂いて奇跡を願うのです! できれば生乳がよい」
 な、生乳?
 「道行く巨大な乳を持つ乳神様の化身を尽く捕まえて乳を剥き出しにして生乳を拝んで崇め奉り……」
 いやいやいやいや。それはまずいっすよ。
 「私は乳神様を崇めねばならぬのです。乳がデカくなりたいのです」

 友人はよよと泣いています。うむ。完全に錯乱している。
 今、私はやさぐれモードに突入していて近年にないくらいやさぐれています。
 理由は特にありません。ナイフみたいに尖っては触るものみな斬りかかるモードになっています。
 しかしよよと泣く人に斬りかかるほどにはやさぐれてはいません。
 どうしたものか?

 知り合いに胸が豊かなお方がいます。事情を話してみます。OKが取れればそのお方の胸を拝ませてもらっては如何? と友人に提案しました。
 「おぉ。乳神様の化身を紹介してくださるか。生乳を拝ませてもらえますか。ありがたやありがたや」
 な、生乳は確約できませんよ。
 「できれば生乳がよい」
 話してはみます。


 阿呆な友人を知人に紹介することになりました。
 知人に何と言えばよいのか? 正直に言って頼むしかないかなぁ。
 ノリの良いお方だから喜んで文字通り一肌脱いでくれるかもしれない。
 話をしてみよう。
 でも駄目かもしんない。理由が理由だからなぁ。



 今、私はやさぐれモードに突入していて近年にないくらいやさぐれています。
 理由は特にありません。ナイフみたいに尖っては触るものみな斬りかかるモードになっています。
 そもそも友人は友人の知り合いの中から胸が豊かな人を選んでその人にお願いすれば話は早いのです。
 そして大きな胸というテーマのお話で友人は私の存在をものの見事にスルーしました。がっでむ。
 友人には「まな板のままでいろ!」と呪いをかけておくことにいたします。


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『ランチタイムは死神と』/柴田よしき

2016年08月23日 22時29分47秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は、柴田よしきの小説『ランチタイムは死神と』を読んでいました。

 憧れの男性の婚約者の死を夢想するOLの多美は、窓際族の総務部主任・島田に悩みを打ち明けることになった。
 すると島田は奇妙なことを言いだした。
 「私は死神。私がここにいるのは貴方かあなたの傍にいる人がもうすぐ死ぬから」
 そして多美に死の二者択一を突きつける……。

 死神が出てくる2編の物語が収録されています。


 死を突きつけられてでは一生懸命生きているのか生きていたのかと考えさせるようなお話です。
 面白かったですよ。
 楽しめました。

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実際の道徳の世界は大半が悪意と嫉妬から成り立っている。

2016年08月23日 18時50分15秒 | その他の日記



かつて、漫画を校庭に集めて焚書にする活動があったそうだ。実質的な検閲の要求もされたらしい。
「映画を観ると不良になる」とか「ロックを聴くと不良になる」とか言われた時代もあったらしい。
近年ではホラーやゲームやアニメが槍玉に挙げられた。ゲーム脳というエセ科学の理論を主要メディアで述べるという馬鹿なことをする者までいた。

 本を読む者や映画を観る者や音楽を聴く者や漫画を読む者やゲームを楽しむ者は繰り返しバッシングに遭ってきた。
 でも先人である彼ら彼女らが謂れのない言いがかりは跳ね返してきてくれたからこそ、今、私達はそれらを楽しむことが出来ている。


 映画やロックや漫画やアニメやホラーやゲームは今も時々槍玉に挙げられるが、現在はそれ以外にも様々な事柄が標的にされている。
 それらをいちいち挙げるのは怖いから挙げない。

 批判や非難や批評をするべきではないと述べているのではない。
 それらは世に必要なものなのだろうと思う。正当な批判や非難や批評は歓迎すべきこと。
 しかし悪意があるのならば別。
 悪意のある言いがかりは先人達が跳ね返してきたように私達は未来の人達の為にも跳ね返さなければならない。と思うのです。

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