狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

風が冷たくなって冬の匂いがした。

2016年12月01日 19時59分40秒 | 季節の御挨拶




 本日12月1日は、京都府警察部特高課が京大・同志社大などの社会科学研究会部員33名を拘束した日で、日本で徴兵令が改正され兵役法が施行された日で、ロシア共産党中央委員会書記セルゲイ・キーロフが暗殺されスターリンによる大粛清が始まった日で、御前会議でハル・ノートによるアメリカの要求は受け入れられないとして対米英開戦が決定された日で、アラバマ州モンゴメリーで市営バスの白人優先席に座っていた黒人女性ローザ・パークスが逮捕された日で、大阪近鉄バファローズが解散してオリックス・バファローズに統合された日です。

 本日の倉敷は曇りでありましたよ。
 最高気温は十六度。最低気温は九度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。



 今日から師走ですね。
 御坊様も忙しさのあまりうけけけけと走り回る師走となりました。
 今年もあと一ヶ月です。否、まだ一ヶ月あります。

 木枯らしが吹き荒ぶ頃となりました。
 皆様、如何お過ごしでしょうか? 
 私は相変わらずぼんくらでぽんこつのまま日々を過ごしております。
 心忙しい師走を迎えて何かと御多用とは存じますが、皆様、お体にお気を付けてお過ごしくださいませ。

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頭で理解している知識の世界と現実にそれを生きることとの間にはいかに大きな深淵があることか。

2016年12月01日 16時07分39秒 | その他の日記





 50万人を動員するとなると、一日に150万食用意しなくてはなりません。
 50万人をひと月動員すると、150万×30で4500万食必要になります。
 一年だと4500万食×12で5億4千万食必要になります。
 船で移動するとなると、乗客2000人クラスの超大型船に無理矢理1万人乗せたとしても乗客2000人クラスの超大型船を50回使用しなければなりません。
 そして50万人が移動するのに必要な資材と食べ物と飲料水を運ばなければなりません。
 軍が非戦闘員を戦場に50万人送り込むとなると莫大なお金と資源と食べ物と飲料水が消費されることになります。
 そして軍が非戦闘員を戦場に50万人送り込むとなると超大規模作戦となります。
 太平洋戦争時に軍が主体となって非戦闘員を戦場に50万人送り込むような超大規模作戦を決行する余裕など軍にはありません。不可能です。

 そしてもし本当に非戦闘員を戦場に50万人送り込んだのなら必ず資料が残ります。
 軍が資料を抹消しようとしてもこれだけの規模なら関係する書類は膨大な量となるので絶対に残るはずです。全ての資料を抹消することは不可能です。
 そして本当に非戦闘員を戦場に50万人送り込んだのなら軍だけでなく民間に必ず資料が残ります。
 しかしそんなものは存在していません。

 そもそも軍が主体で民間人を50万人無理矢理連れ去ったなら、当時の警察や政治家やメディアが大騒ぎするはずです。
 50万人といえば倉敷市の全人口より上です。
 それだけの数の民間人を無理矢理連れ去るような行為は軍にとって超大規模作戦になるので極秘に行うことなど不可能です。
 戦時中とはいえ大騒ぎになります。そしてばれれば首謀者は軍法会議にかけられます。
 そんなことを起こせば必ずその時の報道の資料が残っているはずです。
 しかしそんなものは存在していません。




 軍が非戦闘員を戦場に50万人送り込んだなんて常識的に考えると与太話でしかないお話なのですが、こんな話を信じる人がいるのですね。
 そして声高に公の場でこんな与太話を発して謝罪と賠償を要求する人がいるのですね。驚きです。

 私達は、世界にはこんな与太話を信じて疑わない人が存在するということを認識して生きていかなければならないのです。
 ハードな世界であるなぁ。と思っているところなのでございます。


 
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『ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集』/森見 登美彦

2016年12月01日 12時58分41秒 | 小説・本に関する日記



 昨日の夜は、森見登美彦の対談集『ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集』を読んでいました。

 小説家・森見登美彦様の作家活動10周年を記念して、10年間で対談した人達との対談をまとめた対談集です。
 対談相手は、
 劇団ひとり、万城目学、瀧波ユカリ、柴崎友香、うすた京介、綾辻行人、神山健治、上田誠、羽海野チカ、大江麻理子、萩尾望都、飴村行、本上まなみ、綿矢りさ、そして2003年の森見登美彦様となっております。

 
 『聖なる怠け者の冒険』、『有頂天家族 二代目の帰朝』、『夜行』の3作が森見登美彦様の10周年記念作品で、この3作を刊行する為に森見登美彦様は作家活動10周年を3年延長していたのですが、『夜行』が出版されて3作品すべて刊行されたので芽出度く13年目で10周年記念が終了。
 『夜行』と同時に刊行されるはずだった『ぐるぐる問答 森見登美彦氏対談集』も刊行されました。芽出度いです。



 森見登美彦様のファンのお方は楽しめると思いますよ。
 森見登美彦様のぐるぐる具合の対談が楽しめます。
 面白かったですよ。

 『夜行』、買いました。
 ゆるゆると味わって読んでみることにいたします。

コメント (2)
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