手に入るかどうかはともかくとして自分が何を願う奴なのかってことは知っておいたほうがいいだろうよ。

　本日１２月１７日は、東ゴート王トーティラがローマを占領した日で、フランス国王アンリ４世がマリー・ド・メディシスと結婚した日で、メキシコシティで太陽の石が発掘された日で、教科書疑獄事件で２００名以上が摘発された日で、ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した日で、ロンドンの百貨店ハロッズでＩＲＡによる爆弾テロが起こって５名が死亡した日で、ペルー日本大使公邸人質事件が発生した日で、米・英両国がイラクに対し砂漠の狐作戦を開始した日です。
　年末まであと１４日。

　本日の倉敷は晴れでありましたよ。
　最高気温は十一度。最低気温は一度でありました。
　明日も予報では倉敷は晴れとなっておりますよ。




　知人に頼まれていた年賀状の印刷の作業が終了したので、今朝、お仕事に行く前に知人に刷り終った年賀状を届けてきました。
　知人には「褒めてとらす」とお褒めの御言葉をいただきました。てへ。
　「報奨は後日お渡しする」との事。
　何が貰えるのかな？ 何が貰えるのかな？ 何が貰えるのかな？
　わくわく。
　楽しみにしているところなのでございます。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』

　昨日の夜は、アニメーション映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起』のＤＶＤを観ていました。

　宇宙世紀００７４年。
　デアボロの養子となりエドワウ・マスと名前を変えてテキサス・コロニーで暮らしていたジオン・ズム・ダイクンの遺児・キャスバルは、ザビ家に復讐を誓いテキサス・コロニーを離れた。
　彼はテキサス・コロニーでの友人のシャア・アズナブルの名を騙りジオン自治共和国国防軍士官学校に入学する。
　同期にはザビ家の末息子であるガルマがいて……。

　サイド３では地球連邦からの独立の機運が高まっていて地球連邦との軍事的な衝突が懸念されていた……。





　『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』のアニメ版の第３話で、安彦良和の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の中でアニメーション「機動戦士ガンダム」では描かれなかったサイド３が公国となる過程を描いた「シャア・セイラ編」のアニメ化作品の第３弾であります。

　キャスバルの魔的な部分が発露するお話。
　キャスバルというお方はおそらく名前を変えることで魔的な部分が発揮できるようになってしまったのだと思われます。
　キャスバルの名前のままだと（生き残れなかったかもしれませんが）、心の奥底に魔的なものを抱えていたとしても、出自や立場を示す名前に縛られておそらく魔的な部分を出すのは難しかったのでは？
　周囲の眼は厳しいしそれに偉大な父の息子という立場が魔的な部分を封じてしまったかもしれません。
　しかし名前を変えると心の中にあった魔的な部分を発揮できる余地が出来てしまう……。
　エドワウ・マスと名前を変えシャア・アズナブルの名を騙ることで心の中にあった魔の部分を発揮できるようになったのでは？
　でも一年戦争の後の彼はシャア・アズナブルの名前に縛られちゃうんだよなぁ……。
　一度騙るともう元には戻れない。
　う～む。


　安彦良和氏が総監督なのだけれども、原画とかレイアウトに関わっているのかな？
　安彦良和氏はアニメだとロングショットの絵がとてつもなく上手し多用する。というイメージがあるのだけれども、この映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではかつて安彦良和氏が関わったアニメーション作品で見られたロングショットの映像が観ることがないっす。
　ロングショットで奥から手前に動いてくるという映像はアニメーションでは技量がいると思うのですが、安彦良和氏はこれがとんでもなく上手くて綺麗で滑らかで格好良いのです。
　画風が変わったのかな？
　それとも原画とかレイアウトには関わっていないのかな？

　あのロングショットの映像を観てみたいなぁ。と思っているのです。


　一年戦争前夜の戦争がおこる過程を描いたお話でもあります。
　デモから暴動がおこるのですが、煽っている人がいます。
　実権を握っている共和国議長のデギン・ソド・ザビは傑物なのですが、デモを止めることは出来ません。
　このままでは地球連邦との戦争になり戦争になれば負けると最高責任者が考えていても民衆が猛り狂えば流れを止めるのは難しい……。


　面白かったですよ。
　続きが楽しみです。