狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

あれがHome Sweet Home。いつも夢見る。

2017年01月28日 21時17分02秒 | その他の日記






 本日1月28日は、紀貫之が土佐日記の旅に出た日で、ローマ教皇グレゴリウス7世が神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世の破門を解除した日で、長尾景虎が家督を継ぎ春日山城へ入城した日で、パナマのパナマ・ビエホがイギリスの海賊ヘンリー・モーガンによって襲撃されて焼き討ちされた日で、日本政府が竹島を「島根県隠岐島司の所管の竹島」と閣議決定した日で、白瀬矗南極探検隊が南緯80度05分に到達した日で、ロシアの人民委員会議が労農赤軍の創設を布告した日で、エトワール凱旋門の下に無名戦士の墓が作られた日で、日本海軍陸戦隊と中国19路軍が上海で衝突した日で、関西汽船・女王丸が瀬戸内海で機雷に触れ沈没した日で、ベトナム戦争終結のためのパリ協定が発効された日で、スペースシャトルチャレンジャー号の爆発事故があった日です。


 本日の倉敷は晴れでありました。
 最高気温は十一度。最低気温はマイナス二度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち雨となっております。お出かけの際はお気を付けくださいませ。





 寒い日が続いておりますね。
 私は心も寒いので寒さがさらに倍。
 懐も寒いので寒さが3倍になって襲いかかってきております。
 身も心も懐も凍えるような寒さでございます。
 こんな時は温かいものを食べて炬燵に潜り込んで丸くなってぬくぬくしたいです。
 猫のように炬燵で丸くなりたいです。

 寒い日が続いておりますね。
 皆様、お休みの時は温かくしてぐっすりとお休みくださいませ。

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『飛べないコトリとメリーゴーランド』

2017年01月28日 20時23分41秒 | 映画・ドラマに関する日記





 昨日の夜は、映画『飛べないコトリとメリーゴーランド』のDVDを観ていました。

 
 大学生の羽田コトリは大好きな豆大福を食べながら本を読むことが一番の楽しみ。
 叔父の勧めでインターンとして出版社で働き出す事になった。
 そこでコトリはインターン仲間の江波と恋に落ちた。
 その恋で幸せな気分になるが、いつしか心配や嫉妬や独占欲に捕らわれて……。
 コトリは、現実逃避世界と現実世界を行ったり来たりしてしまうようになり……。

 監督は、市川悠輔。
 出演者は、 岡野真也、チャラン・ポ・ランタン、成田凌、渡辺佑太朗、島野結雨、猪俣三四郎、児嶋一哉、など。




 73分の映画なのですが、60分近くはそれほど大きなお話ではなく「まぁ、そんなこともあるよね」というお話なのです。
 コトリと江波はどちらも悪いところがあって……。といった程度のお話なのです。
 このまま終わってしまうのかな? と思っていたら、60分あたりからとんでもないものをぶっこんできました。
 どん引きすれすれのシーンで私はわくわく。
 でも、さらっと閉まってしまい私はがっくし。

 このとんでもないシーンからはじめたほうが良かったのではないのかなぁ?
 とんでもないシーンなのでここからさらに突き詰めていくのは難しいかもしれないけれども、あのとんでもないシーンから様々な経験をして主人公が最終的に何かの決断をするところが観てみたいです。

 でもまあ、これは私の趣味の問題なのかな?

 ラスト前のとんでもないシーンで一応は面白かったと述べておきます。
 お勧めはしません。


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滑る素肌 熱く絡め合いながら 夜空を炎になって墜ちていく。

2017年01月28日 13時09分53秒 | 知人、友人に関する日記


 ある夜の事。

 狐が或るパブリック・ハウスへ入つて獨りで火酒入りのミルクを舐めてゐたら、知り合いのお方が呼びもしないで傍へ寄つて來て、「人を情報で揺さぶつて不安定な状態にするのは人を操る術の最初の一手なのです」と言つた。
 狐は興味がなかつたので無言で火酒入りのミルクを舐めてゐた。
 「不安な状態にして密かに耳元で『〇〇をすれば助かります』と囁く。或いは『〇〇は敵です』或いは『私は貴方の味方です』と囁く。この手で簡単に動く人は多いのです。人を操る手としては初歩の初歩で未熟な手ではあるのですけれどもね」
 このお方はいきなり私に向かって何故にこのようなことを言いだしたのだろう? 酔つてゐるのかな?
 「こんな初歩的な手を堂々と使う阿呆集団が世の中には案外多く存在するのです。世も末。やれやれですよ」
 ふうん。興味ないなぁ。
 「あれ? 君は狐と名乗つているのだから人を化かすことに興味があるのでしやう?」と知人は言つた。
 ん? 誤解されているのかな? 私は人を化かすよりも人に化かされてみたいものですよ。嗚呼。一夜の夢でよいから夢見心地にされて存分に化かされてみたい。あれ? 私も酔つているやうだ。

 「では、此の私に化かされてみませんか? 私は貴方の味方です。夢心地のめくるめく世界に御招待いたしませう」と知人は狐の眼を覗き込んだ。
 あはははは。酔つてゐる。此の人、酔つぱらつてゐるよ。あはははは。

 狐は静かに席を立ち、「ごきげんよう。良い夜を」と知人に挨拶をしてパブリック・ハウスを出た。
 そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。



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