狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

アルコールは人間にとって最悪の敵かもしれない。しかし聖書には敵を愛せよと書いてある。

2017年09月02日 23時27分14秒 | 知人、友人に関する日記




 本日9月2日は、キケロが初のピリッピカ・攻撃演説を行った日で、アクティウムの海戦が行われた日で、会津討伐に向かう途中の徳川家康が下野国小山で石田三成の挙兵を知り諸将を集めて軍議を開いた日で、イギリスでグレゴリオ暦が導入された日で、フランス革命において「反革命容疑者」とされた人々・約1万5千人の虐殺が開始された日で、太平天国の指導部の内紛で楊秀清や韋昌輝や秦日綱など約2万人が殺害された天京事変が起こった日で、シャーマン将軍率いる北軍が南軍の軍事拠点アトランタを陥落させた日で、第一次長州征討で将軍徳川家茂が中国・四国など35藩に長州征討の為の出兵を命令した日で、セオドア・ルーズベルト米副大統領がミネソタ州フェアで棍棒外交という言葉を初めて用いた日で、第一次世界大戦の青島出兵で日本陸軍が山東半島への上陸を開始した日で、朝鮮の南大門駅でテロリストの姜宇奎が朝鮮総督・斎藤実に爆弾を投げつける暗殺未遂事件を起こした日で、大日本帝国政府が東京湾の戦艦ミズーリ号艦上で連合国に対する降伏文書に調印した日で、ダグラス・マッカーサーが朝鮮半島にいる日本軍に38度線を境に米ソ両軍に降伏するよう指令した日で、ホー・チ・ミンがベトナム民主共和国の日仏両国からの独立を宣言した日で、日本軍パラオ地区集団司令官・第14師団長井上貞衛陸軍中将が米護衛駆逐艦アミック上で米海兵隊ペリリュー島司令部への降伏文書に署名した日で、トラック諸島の日本軍の海軍第四艦隊司令長官原忠一海軍中将と陸軍第31軍司令官麦倉俊三郎陸軍中将が米重巡洋艦ポートランド上で米海軍への降伏文書に署名した日で、パディ・ロイ・ベーツがサフォーク沖の海上要塞跡を占拠して「シーランド公国」と称して独立を宣言した日で、黄海北部で操業中の日本漁船が北朝鮮の銃撃を受けて2人が死亡して乗組員が北朝鮮に連行された松生丸事件が起こった日で、アメリカ合衆国がバルト三国の独立を承認した日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は二十九度。最低気温は二十度でありました。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっております。









 或る夜の事。

 狐は先輩と一緒に或るパブリック・ハウスのカウンター席に腰をかけて、絶えずミルク入りの火酒を舐めてゐた。
 狐は余り口をきかなかつた。
 しかし先輩の言葉には熱心に耳を傾けてゐた。

 「自然破壊だ何だと言っても地球の実の部分は超巨大でぶ厚いマントルです」
 先輩は頬杖をしたまま極めて無造作に狐に云つた。
 「その超巨大なマントルの上のほんのほ~んの薄皮の上にぞろぞろと暮らしているのが私達人間さん達です」
 いきなり何を云つているのだ此の人は。
 「散々自然を破壊して戦争だ平和だと勝手に人間が絶滅したとしても薄皮の部分の出来事です」
 酔つているのかな?
 「ほんの1ミリの出来事です。人が居なくなろうと何が居なくなろうが地球は相変わらず元気に50億年も生きていく事でしょう」
 酔つているね。これは。完全に酔つているね。面倒くさい……。
 「言ってる事は当たり前の事だけど偶に大きな声で誰かが云つてもいいでしょう?」
 はい。はい。良いですよ。云つちやつてください。云つちやつてください。
 「心配ばつかすんな! 人間つてさうじやないでしょう?」
 そうですね。楽しいことをしましやう。
 「楽しいこと?」
 楽しいことです。
 「わたくしと?」
 え? ええ。
 「ねえ。正直に答えて。正直に云つてみれ。あなたはわたくしのこと好きでしょ」
 え? 嫌いですよ。かなり嫌いです。
 「では何で仲良くにこにこ呑んでいるの?」
 楽しくないです。
 「〇〇(←狐の本名)、愛してる」
 やめてください。
 「可愛いよ。かなり酔ってるせいもあるかもしれないけど……。でも……、ちょっと……。あなたとならいいかなと思ってるの」
 な、何が?
 「愛してる。〇〇。試してみない?」
 な、何を?
 「……」

 そこで先輩はお喋りを止めて顔を卓に突つ伏し、眠り込んだ。
 先輩の心は知らない世界へ神々に近い世界へと解放したのかもしれない。
 幸せそうな顔をして酔い潰れている……。

 狐は、ミルク入りの火酒を舐めてながら隣で眠つている先輩の顔を見詰めていた。
 酔い潰れて眠つてしまう先輩の姿を見るのは久しぶり。いつもは酔い潰れるまでは呑まない人なのにな。
 何かあつたのかな?



 そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『マルドゥック・スクランブル 排気』

2017年09月02日 20時54分25秒 | 映画・ドラマに関する日記



 昨日の夜は、アニメーション映画『マルドゥック・スクランブル 排気』のDVDを観ていました。

 少女娼婦のバロットは賭博師シェルによって乗っていた車を爆破される。
 瀕死の状態のバロットを救ったのは、委任事件担当官でネズミ型兵器のウフコックだった。
 バロットは、生きる為に法廷で自分を亡き者にしようとしたシェルと対峙する。
 シェルは委任事件担当官であるボイルドを雇ってバロットの抹殺を指示する。

 バロット達はシェルを裁判で追い込む為、シェルの履歴データの入手を目論む。 
 その履歴データはシェルの経営するカジノの百万ドルチップ4枚に分散されて格納されている。
 バロット達はその百万ドルのチップ4枚を奪取する為、カジノに乗り込む……。 

 第24回日本SF大賞を受賞した冲方丁の小説「マルドゥック・スクランブル」シリーズ3冊をアニメーションで映像化した3部作の3作目です。
 「マルドゥック・スクランブル」シリーズは私の本棚の中にあるのだけれど、何故かまだ読んでいません。
 先にアニメーションを観てしまって、何だかズルをしてしまったかのような気がします。多分気のせい。


 お話の基本線はサスペンス。
 サスペンスをSFの設定で固めています。

 少女の復讐譚でありバロットとネズミ型兵器・ウフコックとの間を描いたお話でもあります。
 カジノでのシーンは迫力がありました。


 面白かったですよ。
 楽しめました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嫉妬深い人間は、自ら真実の徳をめざして努力するよりも人を中傷するのが相手を凌駕する道だと考える。

2017年09月02日 16時24分10秒 | その他の日記



君は学友達の、その場限りの喝采の本質を調べてみた事がありますか。
あれは、ふしだらの先輩を得たという安堵です。
お互いに悪徳と冒険を誇り合い、やがて薄汚い無能の老いぼれに墜落させ合うばかりです。






 相手を挑発することで相手を怒らせて相手の本音を引き出すのは記者としてのテクニックなので容認しろと主張するのならば、記者を挑発して記者を馬鹿にして記者を怒らせて記者の本音を引き出すこともOKってことですよね?
 まさか自分達がするのはOKだけど自分達がされるのは駄目なんて言わないですよね?
 程度の低い質問を延々として相手を怒らせて暴言を吐かせてそれをネタにするという極悪なやり方を、誰かが記者相手に行っても良いってことですよね?

 そもそも記者は国民を代表していません。
 貴重な会見の場を程度の低い阿呆な質問を延々と繰り返して時間を無駄にさせて発言を切り貼りして莫迦騒ぎをするのならば記者会見などしなければよいです。
 記者会見などしなくても優秀な記者なら情報は取ってくることは可能でしょ?
 あんな阿呆な記者の質問で時間を潰されるのならば記者会見など無意味です。

 なんで記者会見で有益な質問をしないのですかね?
 そしてあんな阿呆な質問を延々と独りで繰り返すあの記者を他の記者達は何で黙って見ているのですかね?
 あの記者のあの質問で何か有益な情報が得られるとでも思ったのですかね?
 そして記者会見での質問を利用して政治的な主張をすることは、記者のモラルから考えて行ってもよい行為なのですかね?
 記者会見の質問を利用してデマを拡散させるような行為をすることは、記者のモラルから考えて行ってもよい行為なのですかね?
 何故にそしてあんな阿呆な質問を延々と独りで繰り返すあの記者を他の記者達は何で黙って見ているのですかね?
 デマや虚言に基づく質問をする阿呆な記者を他の記者達が放置しているのは何故なのですか?

 もしかしてあの記者会見の場にいた記者は全員が記者として超無能なのですか?
 それとも相手が挑発されて失言したら面白いネタになると期待しているのですか?

 超無能な記者がメディアで情報を発信するのは利用者にとって大迷惑です。
 相手が挑発されて失言したら面白いネタになると期待していたのならば、記者として超極悪です。

 どちらなのですか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする