今が大好きだって躊躇などしないで言える。そんな風に日々を刻んでいこう。どんな場所にいても。

　本日３月１４日は、漢の捕虜となった西晋の皇帝・懐帝が漢の皇帝・劉聡により処刑された日で、アメリカで金本位制を採用した金本位法が公布された日で、国会で片岡直温大蔵大臣が東京渡辺銀行が倒産したと失言して昭和金融恐慌のきっかけとなった日で、ナチス・ドイツによってチェコスロバキアが解体されてスロバキアが独立宣言した日で、内ゲバを繰り返していた新左翼の中核派と革マル派の抗争で中核派の最高幹部で書記長の本多延嘉が自宅アパートで就寝中に革マル派のメンバー十数人に鉄パイプ等で全身を滅多打ちにされて殺害された日で、ベトナムが統治していた南沙諸島・赤瓜礁を中華人民共和国が攻撃して赤瓜礁と永暑礁と華陽礁と東門礁と南薫礁と渚碧礁を軍事占領して奪って統治下とした日で、薬害エイズ事件でミドリ十字が責任認めて謝罪した日で、中華人民共和国が反分裂国家法を制定した日です。

　本日の倉敷は晴れでありました。
　最高気温は十十度。最低気温は一度でありました。
　明日も予報では倉敷は曇りとなっております。




　倉敷川の親水公園から南に植えられている河津桜達はお花を咲かせております。綺麗でありますよ。
　目白と鳩とムクドリはお花の蜜を狙って三つ巴の抗争をしております。
　「ほけきょ？」の者が現れたら春は本番。
　もうすぐ。
　もうすぐ春本番でありますよ。
　ちょっと気取ってみませんか？
　ちょっと浮かれてみませんか？
　春なのですから。

平和主義者の人達の見解には勿論共感するのだが戦争の廃絶については絶望させられてしまう。というのも平和主義者達の熱烈な平和主義の中にある好戦的な要素が目の前にちらつくからだ。

　国際社会は、大韓民国が自由主義陣営から離脱することを前提として動き始めているようですね。
　対北朝鮮の戦略や対中華人民共和国の戦略は、大韓民国が自由主義陣営から離脱する（している）ことを前提として練り直しが始まっています。
　これは新たな冷戦に対応する大きな戦略の枠組みの中での戦略の練り直しです。
　大韓民国を自由主義陣営に引き留めておく努力は実行されているようですが、大韓民国は自由主義陣営から離脱する（している）という前提での戦略の再構築が始まっています。

　在韓米軍の撤退は十数年前から既定路線ですが、その工程は加速化していますね。
　朝鮮半島の地政学的な意味が著しく低下したことと、反米の機運が充満していることで米国は朝鮮半島を死守する意味を失っています。

　我が国は大韓民国が自由主義陣営から離脱した後の状況に備えるべきです。
　大韓民国が自由主義陣営から離脱した後の対北朝鮮の戦略や対中華人民共和国の戦略や経済戦略や安全保障戦略を考えておくべきです。

　話し合いで大韓民国を自由主義陣営に引き留めておくことができるならばよいですが、できなかった時の準備は進めておくべきだと私は思うのであります。

『マッスル 踊る稲妻』

　昨日の夜は、映画『マッスル　踊る稲妻』のＤＶＤを観ていました。

　主人公のリンゲーサンはチェンナイの下町で暮らすボディビルダー。
　ボディビルダーのインド代表を目指している。
　彼はスパーモデルのディヤーの大ファンで彼女のＣＭに夢中。
　地元のボディビルダー大会で優勝した彼はローカルＣＭに出演するようになる。

　ある日、リンゲーサンはディヤーからＣＭの相手役に指名される。
　リンゲーサンは戸惑いながらも大喜びで憧れのディヤーの指名を受けるのだが……。

　監督は、シャンカール。
　出演者は、ビクラム、エイミー・ジャクソン、アッパン・パテル、スレッシュ・ゴピ、サンダーナム、など。

　インド映画であります。



　色々と盛りだくさんなお話ではあるのですが、基本は恋愛映画なのであります。
　「美女と野獣」や「オペラ座の怪人」や「ノートルダムのせむし男」などなどからイメージを借りて、美と醜について描いているのであります。
　復讐譚でもありますね。

　１８８分の映画で、途中でインターミッションがあります。
　色々なエピソードで盛りだくさんです。
　コンパクトにすると逆に中身がすかすかになる可能性があるお話なので、１８８分の長いお話になったのは仕方のないことなのでしょうか。


　面白かったですよ。
　楽しめました。

深夜の集会その１１。

　「では皆さん。『〇んこ』の〇の部分に入る文字は何か御存知ですか？」
　知人は卓上に置かれた『〇んこ』と書かれた紙を指しながら、皆に問ひをかけました。
　一人の友人が手をあげました。
　其れから三人手をあげました。
　狐も手をあげようとして急いで其の儘止めました。
　狐はいつか辞典で讀んで得た知識で幾つか答えが浮かびましたが如何も自信が無くそのようなことは人前で言えないと思ひそしてそのやうなことを知人が問ひかけたりはすまいと思ひ何だかどんなこともよく分からないといふ氣持がするのでした。
　ところが知人は早くも狐のその様子を見附けたのでした。
　「狐さん。あなたは分かつてゐるのでせう？」
　狐は勢いよく立ち上がりましたが、立つてみるとはつきりと其れを答へることができないのでした。
　狐の友人の内の一人がふりかへつて狐を見てくすつと嗤ひました。
　狐はもうどぎまぎしてまつ赤になつてしまひました。
　知人はまた云ひました。
　「〇の中に入る文字とは大體何でせう？」
　しかし狐は今度も直ぐに答へることができませんでした。
　知人は暫らく困つたやうすでしたが、目を狐の友人達に向けて「ではあなたが答へなさい」と友人の一人を指名しました。
　すると其の狐の友人ももぢもぢ立ち「う？」と答えました。

　知人は「恥を知りなさい！」と激怒し、「ではあなたが答へなさい」と他の友人の一人を指名しました。
　其の友人は、「ち？」と答えました。
　知人は「あなたも恥を知りなさい！」と激怒し、「ではあなたが答へなさい」と他の友人の一人を指名しました。
　其の友人は、「ま？」と答えました。
　知人は「あなた達は恥知らずです！ いい加減にしなさい！」と激怒し、「ではあなたが答へなさい」と狐を再び指名しました。
　狐は、ももぢもぢしながら立ち「わ？」と答えました。

　知人は意外なやうに暫らくぢつと狐を見てゐましたが、「正解です」と云いました。
　「他にも『あ』や『い』や『き』や『は』などがあります」
　其の後、知人は「しかし狐さん。あなたの前に３名がボケたのです。ここは更にボケを被せるのがボケ担当である狐さんにとつての正解なのではないのですか。可愛い答えを述べてどうするのです。情けない！ 私はあなたを見損ないました！ がつかりです！」と激怒しました。

　狐はまつ赫になって俯きました。
　けれどもいつか狐の眼の中には涙がいつぱいになりました。

　さうだ。私は知つてゐたのだ。
　此の場合はボケなければならないことを私は知つてゐたのだ。
　なのに良いボケが頭に浮かばなかつたのだ。
　情けない。さう考へると狐は堪らない程に自分があはれなやうな氣がするのでした。

　「中途半端ではありますが、今日の集会はここ迄です」と知人は宣言しました。


　知人の御宅の中は暫らく片付けの音がいつぱいでしたが、間もなく皆はきちんと禮をして知人のお家を出たのでありました。