秋の麒麟草（アキノキリンソウ）その８。

　本日１０月１５日は、革命裁判がマリー・アントワネットに死刑判決を下した日で、ナポレオン・ボナパルトがセントヘレナに流刑になった日で、アルフレド・ドレフュスがドイツのスパイ容疑で逮捕された日で、岡倉天心・横山大観らが日本美術院を創立した日で、マタ・ハリがスパイ容疑でフランス当局により銃殺された日で、国民政府軍に敗れた中国共産党が華南の根拠地を抛棄して西方への長征を開始した日で、映画『独裁者』が初公開された日で、ジャワ島スマランで日本軍とインドネシア独立派が武器の引き渡しをめぐり衝突した日で、日本で治安維持法が廃止された日で、アメリカがキューバを海上封鎖し核ミサイル配備のためのソ連船の入港を阻止した日で、北朝鮮に拉致された日本人の内５名が帰国した日です。

　本日の倉敷は晴れていましたよ。
　最高気温は二十度。最低気温は十五度でありました。
　明日も予報では倉敷は曇りとなっております。

　上の写真に写っているお花は、「秋の麒麟草（アキノキリンソウ）」です。
　秋の麒麟草に関しては、２０１８年１０月１８日の記事や２０１７年１０月１５日の記事や２０１６年１０月２０日の記事や２０１５年１０月１２日の記事や２０１３年１０月２６日の記事や２０１２年１０月２１日の記事や２００８年１０月８日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
　２０１８年と２０１７年と２０１６年と２０１５年と２０１３年と２０１２年と２００８年の秋の麒麟草のお花の記事です。

　秋の麒麟草のお花の花言葉は、「指導」或いは「用心」です。

『古都』

　昨日の夜は、映画『古都』のＤＶＤを観ていました。

　千重子は、先祖代々続いている佐田呉服店の女主人。
　京都の街でひっそりと呉服店を営んでいる。
　千重子の娘・舞は、大学の同級生達が就職活動に励む中、実家の店を継ぐべきかどうかを迷っている。

　千重子の生き別れた双子の妹である苗子は、京都のはずれにある北山杉の里で林業を営んでいる。
　苗子の娘である結衣は美術の勉強をする為にパリに留学していて……。

　監督は、Yuki Saito。
　出演者は、松雪泰子、橋本愛、成海璃子、蒼れいな、蒼あんな、葉山奨之、栗塚旭、迫田孝也、伊原剛志、奥田瑛二、など。
　川端康成の小説「古都」の原作では描かれなかった主人公の双子姉妹のその後にスポットを当てて現代版として映画化した作品です。




　京都の素晴らしい美しい処を観ることが出来て伝統芸能もいくつか観ることが出来ます。
　でも、この映画を観てつまらないと思うお方もいるかもしれません。
　私はいくつかのツボにはまってしまって、とても面白く思えました。

　古い建物に住むことは本当に大変なことであるというシーンとか……。
　自分に自信がないとコネを使っても重荷に感じるとか……。
　何かを生み出そうとしている時に袋小路に入り込んでしまって身動きが取れなくなる感覚とか……。


　面白かったですよ。
　楽しめました。