昨日の夜は、映画『フラガール』のDVDを観ていました。
昭和40年。
福島県常磐市の常磐炭鉱は石炭の需要減で閉山に追い込まれようとしていた。
人員削減が行われ、炭鉱で働く人達は職を失っていく。
そんな中、町おこし事業として常磐ハワイアンセンターの建設が計画された。
その目玉としてフラのショーを取り入れることになり、ダンスショーに出る踊り子達の募集がはじまる。
さらに、東京からフラの講師を呼んで踊り子達を指導してもらおうとする。のだけれども……。
監督は、李相日。
出演者は、松雪泰子、岸部一徳、蒼井優、徳永えり、山崎静代、池津祥子、浅川稚広、安部魔凛碧、池永亜美、上野なつひ、内田晴子、直林真里奈、近江麻衣子、楓、栗田裕里、田川可奈美、千代谷美穂、豊川栄順、中村雪乃、中浜奈美子、豊川悦司、富司純子、高橋克実、小野愛莉、高橋朗、畠みゆう、鈴木寛弥、寺島進、三宅弘城、志賀勝、大河内浩、菅原大吉、眞島秀和、など。
常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)が誕生するまでの実話を元にした映画であります。
観る前は、ぬるいお話かもしんないとどきどきでありました。
ウエットでくどい所はありましたが、(私は)ギリギリ許容範囲内。
物語の軸は、フラのショーを成功させることができるかってところなのだけれども、女性の自立のお話であったり、変化していく事柄に対応していく者と対応しきれない者のお話や、プロとは何かというお仕事のお話や、都会の人が田舎にやって来て右往左往するお話や、新しいものに挑戦する者と新しいものを理解できない者のお話など、テーマが盛りだくさん。
それらのテーマが絡み合いながらお話は進んでいきます。
泣かせようとする演出がベタでしつこい気がしましたが、面白かったですよ。
楽しめました。