舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

【書き起こし】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第20回 ゲスト:渡部貴将さん(映画オタク)テーマ:ブルース・リーについて

2020-08-05 23:12:48 | 月刊おはなし図鑑


2019年1月から、僕とよしこで月一で行っているトークイベント「月刊おはなし図鑑」。
第20回は8/4(火)に、映画オタクの渡部貴将さんをゲストに、今回から新型コロナウイルスに配慮して観客6人限定、完全予約制、マスク着用や消毒などの予防対策を行った上で、ぺがさす荘で開催しました。



詳細は告知に書いてあります。
【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第20回 ゲストは映画オタクの渡部貴将さん!(8/4(火) ぺがさす荘にて 6人以内 完全予約制)



トークの動画はこちらの記事からご覧ください。
トークイベント「月刊おはなし図鑑」第20回、渡部貴将さんとブルース・リートーク!終了しました!



今回もトークの書き起こしを公開します。



トークイベント「月刊おはなし図鑑」第20回
(2020.08.04 ゲスト:渡部貴将さん)


ちひろ 「月刊おはなし図鑑」第20回目です。ちひろBLUESです。
よしこ よしこBLUESです。
ちひろ そして、今日のゲストは渡部さんです。
渡部  渡部BLUESです。
よしこ ゴミ屋敷在住だった渡部さんです。





ちひろ よろしくお願いします。今日、どうして渡部さんをお呼びしたかというと、こちらのチラシがあるんですけど、8月22日から9月4日まで2週間、シネ・ウインドでブルース・リーの4作品を上映するんですけど、それを渡部さんがすごく激推ししていて、みんな来てくれ!とツイートしているのを見たんですよ。で、8月のゲストを誰にしようかと考えた時に、渡部さんがこう言ってるんだからこれをテーマにすればいいじゃないかと思いました。
渡部  おおー!
ちひろ 今日もブルース・リーのTシャツですね。
渡部  はい。ありがとうございます。
ちひろ あと、この「月刊おはなし図鑑」も先月から、お客さんの人数を制限して、距離をとるという形でやっていく、予防しつつリモートじゃなくて会場でやっていくことになった時に、このニュアンスをちゃんとゲストさんに伝えないといけないんですけど、渡部さんは去年も出てくださったので、わりとそこらへんの事情を分かってもらいやすかったという。
よしこ 以前、出ていただいたことのある方に、しばらくは声をかけるという。
ちひろ うん、それがいいかなという。僕らも冒険しづらい時期ではあるので。そういう理由で、今日は渡部さんに声をかけさせていただきました。
渡部  はい。
ちひろ で、ブルース・リーを渡部さんがすごく激推ししていたんですけど、正直僕は「燃えよドラゴン」しか見たことがなかったので、今回上映される4作品を見て、あと、ブルース・リーのことも軽く調べてきたんですけど。ブルース・リーさん、1940年代、50年代には、もう香港で活躍されていたという、子役として。
渡部  そうですね。幼少時代から。
よしこ 子役上がりなの?神木隆之介くんみたいな感じかな?
ちひろ 神木くんは確かにそうだけど。
よしこ 池松壮亮みたいな感じかな?
ちひろ 池松壮亮ってそうだっけ。
よしこ うん、「ラストサムライ」にも出てる。
ちひろ そうなんだ。高橋一生みたいな感じかな。
よしこ 高橋一生もそうなの?
ちひろ うん。
よしこ そんな感じのブルース・リー。
ちひろ ちょっと待って!ブルース・リーのイメージが昨今話題の日本のイケメン俳優になっちゃってるから!ちょっとそれはおいといて。
よしこ そんなこと言ったら、ブルース・リーがイケメンじゃないみたいになるじゃん。
ちひろ ブルース・リーはイケメンですよ。1960年代から70年代にかけて、今度はアメリカで活躍するんですね。
渡部  そうですね。
ちひろ テレビドラマとかにも出てたりとか。
よしこ えっ!?
渡部  そうなんですよ。日本人役で出てたんですよ。
よしこ へえー!ハハハ!
ちひろ 当時のハリウッドだと、日本人の役を中国人とかがやったりしていて。
よしこ アジアなら誰でもいいろ!みたいな。この野郎!ナメやがって!
ちひろ 渡部さんの大好きな去年の映画、クエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に出てくるブルース・リーは、多分その時代のブルース・リーなんだろうなということが調べて分かりました。
渡部  そうですね。
ちひろ で、そのあと今度は70年代になって、香港に戻って、その時に出演した映画が、5作品。それを順番に行っていくと、「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「燃えよドラゴン」「死亡遊戯」の5作品があって。で、今回の上映では、「燃えよドラゴン」以外の、「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」の4作品がシネ・ウインドで上映されると。で、この4作品について、今日は渡部さんに色々話してもらおうかなと、僕も一応予習はしてきましたけど知らないことも多いと思うので。
よしこ 私も予習してきたんですけど。
ちひろ あなた、唯一見てきたのが、今回上映されない「燃えよドラゴン」でしょ。
渡部  そうなんですか。ハハハ。
よしこ しかも私、入院しちゃうくらい頭がダメになっていて、DVDを借りてきて今日も流したんですけど、全然内容が頭に入らないので、予習は戦闘シーンを夫から教えてもらった。
ちひろ あなた、このイベントの第1回が「ドラゴンボール」の特集だった時も、ドラゴンボールの知識ゼロで全部夫から適当に聞いて。
よしこ そうそう。博識の夫で、オタク野郎だから。
ちひろ ではさっそく、やっていきましょうかね。
よしこ ねえ、すごい胸のところ汗かいてるじゃん、どうした?
渡部  暑いんですよ。
よしこ 胸毛あるんですか?
渡部  胸毛はわりと。
ちひろ 一切ブルース・リーと関係ない胸毛の話をしてますけど。
よしこ ブルース・リーと言えば胸毛だって聞いたんですけど。
渡部  はい。ブルース・リーは胸毛ないですけど、引きちぎるんですよ。





ちひろ そういう名シーンもありましたね。じゃあ話していきましょうか。胸毛の話もおいおい出てくるかと思います。まずは1作目が、「ドラゴン危機一発」。こちらは1971年公開。
よしこ 黒ひげ危機一髪みたいな感じ?
渡部  タイトルは「007」の。
ちひろ タイトルは「007 危機一発」が人気だったから、それをパロったというか。現代は「THE BIG BOSS」ですからね。
よしこ 全然関係ないじゃん。
ちひろ 多分、「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」が1971年から1972年に公開されてて、この3作品が人気になって日本では2年後3年後に公開されてるんだけど、日本では1973年に「燃えよドラゴン」の方が先に公開されてて、ブルース・リー=ドラゴンってのがこの時点で浸透してたから、全然関係ないタイトルに「ドラゴン危機一発」って付けたんじゃないかなという。
渡部  なるほど。そうですね、確かに。
ちひろ 名前にも、龍って入ってますからね。
渡部  そうですね。李小龍っていう。
ちひろ ブルース・リーの本名。
よしこ カッコいい。
ちひろ 「ドラゴン危機一発」、1971年公開、日本では1974年に公開されましたけど、内容はというと、タイに仕事をやってきた主人公が。
よしこ 出稼ぎ?
ちひろ 出稼ぎかな。ある製氷工場で働くんだけど。
よしこ 主人公、誰?
渡部  ブルース・リーです。
よしこ ハハハ!
ちひろ なんとその製氷工場は社長が裏で麻薬を売買していた。その秘密を知った仲間達が一人また一人と殺されていく。で、ブルース・リーが復讐に立ち上がると。そういう話ですね。ブルース・リーは、ホイという名前で。
渡部  はい。
ちひろ 渡部さんにとって、この映画の見所は。
渡部  そうですね。まず、初主演なんですよ。初主演映画で、もともとめちゃめちゃ強い設定なんです。めちゃめちゃ強いんだけど、肉親がお母さんしかいないんです。年老いたお母さんと息子のブルース・リーしかいなくて。お母さんから、絶対に人に暴力を振るっちゃいけないって言われるんですよ。で、お母さんからお守りを渡されて、これに誓いなさいと。絶対に、どんなに怒っても、嫌なことがあっても、人に暴力を振るっちゃいけないって言われて、それを守って生活をしてるんだけど、周りの奴らがちょっかいを出すわけですよ、悪い奴らが。
ちひろ そういう喧嘩が絶えない土地なんですよね。あまり治安の良くない場所で。
渡部  そうそう。
ちひろ しょっちゅう喧嘩が起きているから、その度にぐっとこらえてお守りを見るっていう。
渡部  そうなんですよ。本当は戦いたくないんですよ。でも会社の社長が麻薬の取引をして、悪いことをしてるし、それを知った社員をどんどん消していくんです。ひどい悪徳工場で。ブルース・リーの従兄弟とかも行方不明になっちゃって。で、ブルース・リーとちょっと恋仲になる女の子が、美女がいるんですけど、社長が若い娘が大好きだから。
ちひろ で、よりによって社長の金で遊びまくってるすごい悪い息子が、その女の子に手を出すんです。
渡部  俺のものになれよと。
ちひろ 自分のものにしようと家に閉じ込めるみたいな。とにかく敵は極悪なんですよ。
よしこ じゃあ、女はホイさんのことが好きになるんだけど、金とか権力とか物理的に閉じ込められるとか。
ちひろ 本当に暴力ですね。
よしこ で、マジぶっ殺すってなって、ブルース・リーが立ち上がる。
ちひろ そういう話です。
渡部  終わり方も、結構悲しいんですよ。
ちひろ さっき渡部さんが言ったみたいに、本当は戦いたくないんだけど、やむを得ず戦わざるを得なくなるという設定がまずあるから、単純明快な勧善懲悪ではなくて、主人公が戦うことにためらいがあるんですよね。だから一番最後も、敵をやっつけてやったー!ってハッピーエンドじゃなくて、最後に敵は一応やっつけるんですけど、すごい暗い何かが残るっていう。
よしこ 結局、社長は殺すの?
渡部  社長はやっつけます。
よしこ 殺すの?
渡部  まあ、死んでるでしょうね。
ちひろ よく出来てるなと思ったのが、何回か色んなアクションシーンが出てくるんですけど、最初はホイさんの従兄弟の方が強いみたいに出てくるんですよね。だから、彼が不良をやっつけてるのを、加勢したいけどやっぱりしないブルース・リーみたいな。最初はそういうアクションなんですよ。だけど、彼がピンチになった時に加勢して、あれ、主人公の方がめっちゃ強くない?みたいなのを匂わせるんですよね。と思ったら、今度は悪党と社員の戦いになるんですけど、最初はただの喧嘩だったのが、悪党が普通に仲間を殺したりしてきて、アクションがだんだん殺伐としていくんですよね。それを知った主人公が、見るに見かねて強さを発揮させて、しかも印象的にあのお守りが壊れちゃって。覚醒して超最強ってなって、一瞬やった!ってなるんですけど、敵が今度は復讐してきて、仲間達がどんどん皆殺しにされていって。最後に主人公が復讐の鬼と化して敵の陣地に乗り込んでいくという。ただのアクションじゃなくて、ストーリーが展開していくことによって、アクションの種類が変わっていく。
よしこ 「スーパーサイヤ人」ってコメントが。
ちひろ 多分、「ドラゴンボール」も影響されてると思うんですよね。
よしこ 鳥山明先生が。
渡部  なるほど。
ちひろ 最初は大人しかったけど、怒りに燃え上がるって、大体ブルース・リーってそのストーリーじゃないですか。
渡部  はい。
ちひろ それを視覚化したのが「ドラゴンボール」じゃないかなという。
渡部  なるほど。面白いですね。
ちひろ どのへんが好きですか?
渡部  そうですね、単純に好きなんですけど。全然違う映画の話なんですけど、僕、日本の映画監督で一番好きなのが、井口昇さんって映画監督がいて。井口昇監督の「片腕マシンガール」って映画があるんですけど、それが「ドラゴン危機一発」にかなり影響を受けていて。「片腕マシンガール」は、女子高生が主人公なんですけど、弟がいて、弟がいじめられてるんですよ。いじめてる奴の親はヤクザなんですよ。で、弟が殺されちゃうんですよ。
ちひろ ヤクザの息子がすごい不良で。
渡部  いじめられすぎて、最後に高いところから落とされて死んじゃうんですよ。で、主人公の女の子がヤクザのところに復讐しにいくっていう話なんですけど。
よしこ 「セーラー服と機関銃」みたいな。
渡部  そうですね。セーラー服で、片腕を切り落とされるんですけど、拷問されて。で、その失った片腕に、ガトリングガンを付けて、ヤクザ達をぶち殺していくという。
よしこ 「るろうに剣心」にもあったね。
渡部  そうですね。「片腕マシンガール」も復讐が復讐を呼ぶみたいな、悲しい暴力の連鎖があって。
ちひろ 最初、主人公がいじめっこ達を次々とぶち殺していくんだけど、殺されたいじめっこの親達が、彼らにとっては大事な子供ってことで、「我ら、スーパー遺族!」って言って、遺族達が謎の暗殺集団みたいになって、主人公に今度は復讐しにやってくるという。復讐対復讐の話なんですよね。
渡部  そうなんですよ。
よしこ コメントで、「腕を天ぷらにされたりしますからね」という。
渡部  そういうシーンがあるんです。
ちひろ 腕が天ぷらになった挙句に切り落とされる。
よしこ 生きたまま天ぷらにしたの!?
渡部  腕だけね。で、僕が一番好きなのは、主人公の女の子にガトリングガンを授ける女の人がいるんですけど、それがアクション女優の亜紗美さんなんですけど。亜紗美さんがヤクザの屋敷を偵察してるシーンがあって、そこでポテトチップスを食べながら偵察してるんですよ。それって実は、「ドラゴン危機一発」で最後にブルース・リーが社長の邸宅に乗り込んで行く時に、ポテトチップスを食ってるんですよ。
ちひろ それのパロディだったのか!
渡部  そうなんですよ!
ちひろ 知らなかった!
渡部  そこが一番好きなんです。
ちひろ 確かに、「ドラゴン危機一発」も、向こうが最初にこっちを殺してきたから、こっちが向こうを殺したら、相手がさらに反撃してくるっていう、「ドラゴン危機一発」にあった復讐の連鎖をより誇張したのが「片腕マシンガール」って感じしますね。
渡部  そうですね。
よしこ じゃあ、次の作品は。





ちひろ 続きましては、「ドラゴン怒りの鉄拳」。英題は「FIST OF FURY」、怒りの鉄拳ですよまさに。1972年公開、日本では1974年、「ドラゴン危機一発」の直後に、同じ年に公開されてるんですね。この映画だけはちょっと昔の設定で、20世紀初頭、日本が中国を支配していた時代の上海を舞台にした映画です。精武館っていう道場があって、そこの師匠が突然、謎の死をとげる。そこでブルース・リー演じる主人公が、師匠の死に駆け付ける。すると、主人公達の道場のことを敵視している、当時の支配者である日本人の道場の武闘家達がそこに乗り込んできて、嫌がらせをしてくる。それにブチキレたブルース・リー演じる主人公がやっつけに行くんだけど、実は師匠の死には日本人の道場の陰謀が絡んでいたことが明らかになって、怒りに燃えて復讐しにいく。そんな話です。
渡部  はい。
ちひろ では、「ドラゴン怒りの鉄拳」の、渡部さんが考える見所は。
渡部  そうですね。
よしこ エッチなシーンはありますか?
渡部  エッチなシーンありますよ。
よしこ あるの!?
ちひろ ちなみに言い忘れたけど、「ドラゴン危機一発」にもありますよね。
渡部  ありますね。
ちひろ 「ドラゴンへの道」にもちょっとだけありますよね。
渡部  ありますね。
ちひろ で、「ドラゴン怒りの鉄拳」ですが。
よしこ エロシーンは?
渡部  とにかく、日本人が敵なんですけど、めちゃめちゃな設定なんですよ。
ちひろ 海外の映画に出てくる日本が変な文化だったりするじゃないですか。
渡部  日本人がまずみんな着物を着ていて、袴を付けてるんですけど、全員が全員、袴が前後逆なんですよ。
よしこ ハハハ!
渡部  腰当みたいなのが前に来ちゃってて。すごい茶髪のロン毛の奴がいたらいとか。どういうこと?っていう。
ちひろ 歯が全部、金歯の奴もいますよね。
渡部  フフフ…金歯の奴は確か、通訳なんですよね。中国人で、日本語の通訳をしてるっていう。七三で眼鏡かけて金歯でっていう、典型的なサラリーマンみたいな。
よしこ 典型的なサラリーマン、金歯じゃねえ!
渡部  で、エロいシーンっていうのが、日本人の道場を支配している角刈りのボスみたいな奴がいて。そこで接待をしてるんです。みんなで日本酒を飲みながら悪巧みをしているところで、美女がセクシーダンスをするシーンがあるんですよ。
ちひろ 要するに芸者のイメージなんだと思うんだけど、その芸者のイメージが完全に間違ってる。
渡部  芸者が、日本髪なんですよ、芸者だから。だけど、ビキニを着ていて。
ちひろ 芸者とストリップがまざってるんですよね。着物をどんどん脱いでいくとビキニで。
渡部  で、ソーラン節をかけながら、エロいダンスを踊るっていう。
よしこ ハハハ!
ちひろ しかも日本舞踊的なダンスじゃなくて、明らかにサンバ的な、胸をやたら誇張して振りまくるみたいな。
よしこ 「マツケンサンバ」の周りの女達みたいな。
ちひろ そんな感じ。完全に間違った日本なんですよ。
よしこ マツケンサンバはそれのオマージュで作られたの?
ちひろ 「ドラゴン怒りの鉄拳」オマージュ!?しかも面白かったのが、間違った芸者のストリップシーンで、後ろに謎の提灯が飾ってあって、そこに謎の「春」って文字が書いてあるんですよ。
渡部  ハハハハハハ!!
よしこ ハハハハハハ!!
渡部  いいですねえ。
ちひろ あの間違った感じね。
渡部  すごく僕そういうの大好きなんですよ。そういう、笑える映画でもあるんですけど。
ちひろ ちなみに、ちょっと話を戻すと、「ドラゴン危機一発」では、敵のボスが主人公のブルース・リーを仲間にしようとして、またそこでもエロい接待をして、売春婦みたいな女の人達と売春宿に連れ込まれるっていうのがあって。目覚めると美女が横で裸で寝てるみたいな。だけど、おいおいその美女から敵の情報を聞き出すみたいな、そういう展開にも繋がっていく。
よしこ 結構、日本の歴史上で活躍した奴らもそういうことあるからね。
ちひろ すみません、話を戻します。そういう間違って日本が面白いってのがありますけど。
よしこ コメントで、「日本人の挨拶がみんな「はい!」」ってのが来てますけど。
ちひろ 日本人だけど、あれは何語なんですか?
渡部  あれは中国語でしゃべってるんですけど。
ちひろ 日本人は「はい!」って挨拶だけは日本語。他にはありますか。
渡部  やっぱり、初めてヌンチャクが出たのが、この「怒りの鉄拳」なんですよ。
ちひろ そうですね。結構序盤に出て来ますよね。
渡部  そうですね。日本の道場で。
ちひろ 一人で乗り込んでいって、一人で全員倒しちゃうっていう。
渡部  ヌンチャクってもともと、日本の武器なんですよ。日本っていうか沖縄の、琉球武術のやつなんですよね。で、日本の道場に乗り込んでいって、多勢に無勢だってなった時に、敵が20人くらいいてブルース・リーが一人で戦うってなった時に、これはピンチだってなった時に、道場にあったんですかね。
ちひろ あれは道場にあったものなんですかね。あれは自分で身に付けていたのか、道場で拾ったものなのか、僕も見たんですけど、どっちともとれる演出だったんですよね。
渡部  そうなんですよね。
ちひろ でも、拾った可能性ありますよね。
渡部  ですかね。で、「怒りの鉄拳」は結構、ヌンチャク対日本刀とか、そういう異種格闘技的な戦いも面白いんですよね。
よしこ その映画で初めてヌンチャクを使う以前の映画っていうのは、基本的には素手?
渡部  あと、三節棍ってのがもともと中国武術にはあったんですけど、長い棒で、間が鎖で繋がってるっていう。そういうのとかは使ってたんですけど。ヌンチャクは多分、ブルース・リーが最初なんじゃないかな。
ちひろ 確かに、これ以降、ヌンチャクがトレードマークみたいになっていきますよね。
渡部  そうですよね。
ちひろ 「怒りの鉄拳」が最初だったと。
よしこ ブルース・リーのポスターが目の前にありますけど、「浦安鉄筋家族」の春巻先生みたいですね。
ちひろ 春巻先生は、ブルース・リーのパロディです。色んなところでパロられてますからね。全部Wikipediaに載ってました。「北斗の拳」のケンシロウとかもそうらしいですね。
よしこ へえー。
渡部  なるほど。
ちひろ あと、「ドラゴン怒りの鉄拳」は、ブルース・リーの顔の演技がすごくいいなと思ってて。最初に敵の道場が乗り込んでくる時に、生きてる中ではトップの師匠みたいな人が「挑発されても決して乗ってはいけない。暴力はそんなものに使うものではないぞ」みたいなことを言うから、みんな手を出さないんですよ。で、ブルース・リーはすごくこらえるみたいな顔をしていて。ムカつくから今すぐこいつらをやっつけてやりたいけど、やってはいけないっていう感情のせめぎ合いでこらえたような顔をしてるんですけど。そのあとで道場に乗り込んでいくんですけど、その時も、本当はやってはいけない、しかしここで逃げることはできないみたいな。すごく葛藤しながら戦う話ですよね。
渡部  そうですね。
ちひろ あと、「ドラゴン怒りの鉄拳」もオチが結構切ないですよね。
渡部  そうですね。で、ブルース・リーが演じた役っていうのは、中国ではすごくヒーロー像としてあるもので、あの役はブルース・リーだけじゃなくて、ジャッキー・チェンとか、ドニー・イェンとか、後々のアクションスター達も演じてる役なんですよ。
よしこ へえー。
ちひろ 「怒りの鉄拳」の色んな役者のバージョンがあるってことですか。
渡部  そうです。
ちひろ 物語が色んなスターに受け継がれていくみたいな。
よしこ ジャッキー・チェンは人を殺さなくて、ブルース・リーは人を殺す方だよね。
ちひろ ジャッキー・チェンでも人が死ぬことあるけどね。
よしこ そうなんだ。
渡部  ブルース・リーは、強すぎて相手が死んじゃうんですよ。加減ができない。
よしこ いいねえ。
ちひろ 基本、ブルース・リーの戦い方って、基本は暴力を抑えてる人が、怒りで制御が利かなくなって、本当にやっちゃうっていう。
よしこ メンヘラかもしれない。
渡部  ハハハ!
ちひろ 話を戻すと、代々受け継がれていく人気の役だという話でもあるけど、全部同じ設定なんですかね。日本が敵っていう。
渡部  そうですね。権力に立ち向うってのもあるし。
ちひろ ラストのアクションがこの映画はすごくカッコよくて、ブルース・リーっていうと多分みんなが想像する、上半身裸で下は黒い道着っていう。あのスタイルが、この映画で初ですよね。
渡部  そうですね。
ちひろ 戦う時にスローモーションになるとか、型を構える時に残像が見える演出とか。僕らが想像するブルース・リー像が生まれたのが多分、「怒りの鉄拳」だと思うんですけど。
よしこ 私、黄色い服なんですけど。
ちひろ それは、このあと話します。(「死亡遊戯」)
ちひろ アクションはすごくカッコいいんですけど、でも彼が敵を最後にやっつけたことで、じゃあ何かが変わったのかとか、みんなが幸せになったのかと考えると必ずしもそうじゃないというのが、すごく切ない話でもあるなという。
渡部  そうですね、確かに。
よしこ 私、アクション映画って聞いた時にイメージするのが、終わりがスッキリしてるものなんだよね。だから、今日聞いたブルース・リーのアクション映画に関して、終わりが両方暗いじゃない。だから、アクション映画のイメージとちょっと離れてる。
ちひろ 「燃えよドラゴン」はスッキリ終わるんですよ。
よしこ あ、そうなの。
ちひろ それ以外は、結構ダークに終わる映画が多いんです。
渡部  そうですね。





ちひろ 次いきますか。次が「ドラゴンへの道」なんですけど。それは英題が「THE WAY OF THE DRAGON」でそのままですね。1972年公開、日本では75年。
よしこ ドラゴンへの道があるの?
渡部  僕が勝手に思ってることなんですけど、最後、クライマックスでイタリアのコロッセオで戦うんですよ。それが螺旋状でドラゴンみたいになってるからなんじゃないかなという。
よしこ はいはい。
ちひろ なるほど。
渡部  僕が勝手に思ってることなんですけど。
ちひろ 「ドラゴンへの道」はローマが舞台で、ローマで中華料理店がヤクザに立ち退きを迫られて襲われてるって時に、彼らを助けるために香港からブルース・リーの演じる主人公がやってくる。で、レストランの仲間達と一緒にヤクザをどんどん撃退していくんだけど、ヤクザはアメリカと日本から最強の格闘家を呼び寄せて、ブルース・リーは戦う羽目になるという話です。ポイントは、ブルース・リーが自ら監督もしてるという。
渡部  そうなんですよ。監督、脚本、アクション監督もやってるのかな。
ちひろ 主演でもあるという。
よしこ すごいね。すごく多才な方なんですね。
渡部  そうなんですよね、実は意外と。
ちひろ 僕、面白いと思ったのが、「危機一発」と「怒りの鉄拳」がすごくダークな話だったのに、いきなりコミカルですよね。
渡部  そうなんですよね。
よしこ 「「ドラゴンへの道」が最高傑作だと思います。チャック・ノリスとの対決が」ってコメントが。
渡部  そうだと思います。映画として一番よくできてるのは、僕も「ドラゴンへの道」だと思います。
ちひろ 笑えるんだけど、ハードなアクションも最後にちゃんと用意してるという。
よしこ エロいシーンは?
渡部  少しだけあります。
ちひろ ローマに来た時に、香港から来てるから町の雰囲気に馴染んでないブルース・リーが、ローマの開放的な女性が現れて、ナンパしてくるんですよ。
よしこ 女性が?
ちひろ うん。で、家に行っちゃうんだよね。
渡部  多分、娼婦だと思うんですよね。
よしこ 立ちんぼみたいな感じね。
ちひろ そんな感じ。でも、ブルース・リーは最初それに気付いてないんだよね。
よしこ 初心なのねえ。
ちひろ でも気付いたら女の人が部屋の中に裸で現れて、こりゃやべえって逃げ出すっていう。
渡部  フフフ…
よしこ えっ、逃げるの!?
渡部  「ドラゴンへの道」のブルース・リーって、格闘バカなんですよ。
ちひろ そうそう。可愛らしいキャラクターになってて。娼婦以外にヒロインも出てくるんだけど、ヒロインの家でお洒落な雰囲気になってても、この部屋だったら格闘のトレーニングができるなあって、キックの練習を始めちゃう。
よしこ ぶん殴りたいよね、そんな奴。何やってんだろうね。
ちひろ 雰囲気的に、「ドラゴンボール」の悟空のキャラクターに近いですね。
渡部  ああー、そうですね。確かにそうかもしれない。
よしこ ちょっと待って、エロに興味がない設定で、年齢は何歳くらいの設定なの。
渡部  どうなんでしょうね。
ちひろ ブルース・リーって30代とかで亡くなってるから、すごく若い設定かもしれないですね。
よしこ それならね。でも抱けよ!
ちひろ やめなさい!「ドラゴンへの道」は結構コミカルじゃないですか。
渡部  そうですね。
ちひろ 仲間達と敵を撃退するために、みんなで格闘の練習をするぞとか。あとはさっき話題になった、胸毛ひきちぎりシーンとか。
渡部  チャック・ノリスっていう、その人もすごく強いアクション俳優さんなんですけど、彼がブルース・リーを倒すための刺客として送られてきて、コロッセオで最後の戦いをするんですけど。チャック・ノリスは胸毛がモジャモジャなんです。筋肉ムキムキで、身長もあるし。ブルース・リーはちょっと小柄で。で、戦って、チャック・ノリスの胸毛を引きちぎって、フッってやるシーンが印象的なんです。
よしこ チャック・ノリスさんはマジで胸毛を引きちぎられてるんですかね。付け毛をはがされただけなのか、マジで胸毛を引きちぎられたのか。痛いねえ!
ちひろ 「ドラゴンへの道」って結構ポップじゃないですか。アクションとかも、そんなに最初は重くなくて、わりと楽しく見られるアクションなんですけど。敵もちょっとコミカルだったりして。そいつらを中盤で撃退する時に、出ましたヌンチャク!みたいな。
渡部  はいはい。
ちひろ 「怒りの鉄拳」は窮地に追い込まれて使うみたいな感じだったけど、「ドラゴンへの道」はファンサービス的な感じで。
渡部  待ってました!っていう。
ちひろ しかも、今度は二刀流だぜ!みたいな。
渡部  ハハハ!
ちひろ で、2本のヌンチャクで戦うんですけど。でもヌンチャクを落として敵が拾っちゃうってシーンがあるんだけど、敵が一切ヌンチャクが使えなくて、あれ?あれ?とかやってるうちに一瞬でやっつけるっていう。
渡部  いいですよねえ。
よしこ 入りやすそう。
ちひろ 一番色んな年齢の人が楽しめるのが「ドラゴンへの道」な気がしますね。
渡部  そうですね。僕が「ドラゴンへの道」がすごいなと思ったのが、最初コメディタッチで始まるんですよ。ローマの空港でブルース・リーが一人で立ってるところから始まるんですね。周りが西洋人ばかりで、何だこいつ?みたいな目で見られてるけど、全然言葉が通じない。
よしこ 何で言葉が通じないのに行ったの?
渡部  助っ人として突然呼ばれたから。でもブルース・リーはお腹がすいてて、レストランに入るんですよ。レストランのウエイターの人もイタリア語しかしゃべれなくて、言葉が通じないから、適当にメニューを見て、これとこれとこれ!って言うと、5個くらいスープが出てきて、でも残すのが勿体ないから全部食うんですよ。
ちひろ 完全にチャップリンみたいな世界ですね。
渡部  フフフ…まさにまさに!言葉がなくても面白いというので、チャップリンみたいなサイレント映画のコメディみたいな始まりで。
ちひろ 最初はすごいコミカルに始まる。でも最後のコロッセオのガチのアクションまで持って行くってところが本当に面白いですよね。
渡部  はい。





ちひろ では、もう時間がないので最後に「死亡遊戯」の話をしたいんですけど。これがブルース・リーの遺作となった「死亡遊戯」、「GAME OF DEATH」ですよ。1978年。
よしこ 撮影中にお亡くなりになったの?
渡部  そうですね。撮影中に「燃えよドラゴン」の撮影が入っちゃって、そっちに行っちゃうんですよ。
ちひろ 同時並行で2本撮ってたんですよね、「死亡遊戯」と「燃えよドラゴン」。「燃えよドラゴン」の撮影中に亡くなったんだっけ。
渡部  撮影が終わったあとかな。
ちひろ だから、「死亡遊戯」が撮影中の段階で、違う映画が完成したけど、主演が亡くなっちゃって、どうやってこれ完成させるんだみたいになって。
よしこ でも一応、完成はした。
渡部  そうですね。でもちゃんとブルース・リーが出てるのはクライマックスだけで。
よしこ それしか撮ってなかったんだ。
ちひろ 途中まで正体を隠してるって設定なんですよ。だから顔が見えないんだよね。あれは違う役者さんなの?
渡部  違う役者さんがやってるんです。
よしこ それは、お亡くなりになったから書き換えたの?
渡部  そうだと思いますね。
ちひろ そういう経緯があって、ああいうストーリーだったんですね。
渡部  そうですね。
ちひろ 「死亡遊戯」のすごいなって思ったのが、結構メタ的な話というか。ビリーっていう超人気俳優が主人公なんだけど、アクション俳優って設定で、そのアクション俳優のビリーが出てる映画っていうのが、ブルース・リーが今まで出てきた映画なんですよ。だから自分を自分が演じてるみたいな。「ドラゴンへの道」のラストシーンとか、「怒りの鉄拳」のラストシーンとかがもう一回出てくるっていう。
よしこ なんかいいね。すごいサービスだね。
ちひろ まさに遺作に相応しいんだろうなと思うんですけど。
よしこ 素朴な疑問なんだが、何故死んだの?
渡部  脳浮腫っていう、脳腫瘍みたいな病気だったらしいんですよね。
よしこ じゃあ、突然ではなかったってこと?
渡部  確か、一回意識不明になって、病院に運ばれたんだけど、で、助かったと思ったんだけど、そのあと病院で亡くなった。
ちひろ 32歳らしいです。
よしこ うわー、若い。脳浮腫。
渡部  結構、謎に包まれていて。
よしこ 32歳って、渡部さんより若い?
渡部  はい。僕33歳です。
よしこ うわー、ブルース・リーだったらみんなもう死んでるよ。
ちひろ そう考えると「死亡遊戯」は、すでに撮れていたシーンと、撮ってないから代役でやったシーンと、それを組み合わせて、まるでブルース・リーが生きているかのように一本の映画に仕立て上げたんですね。
渡部  そうですね。
よしこ 監督さんは、「ドラゴンへの道」だと本人が監督をして、「死亡遊戯」だと違う方が。
渡部  そうですね。
ちひろ ロバート・クローズさんですね。
渡部  ちなみに、「死亡遊戯」の中で、ブルース・リーが演じるアクション俳優のビリーが、ヤクザに狙われるから、死んだことにしよう、それで身を隠そうってなるんですけど、実際にブルース・リーの葬式の映像が使われてるんです。
ちひろ そうなんだ!あれ本当の葬式のシーンなんだ!
渡部  そうなんです。
よしこ なんか寒気した私。
ちひろ 映画の中では、死んでないけど死んだと思わせるために葬式をやるシーンなんだけど、あれは本当の葬式なんですね。
渡部  本当の葬式なんです。
ちひろ すごいね。現実と映画の境目が分からなくなっちゃうみたいな。
よしこ なんかもう、現実だね。現実の続きを書いてくれたみたいな。
ちひろ 死んだけど、映画の中で彼は生きてるみたいな。切ないな。
渡部  そうなんです。
よしこ でも、ちょっと匂わせを感じる。死んでないんじゃないかみたいな。偽物のお葬式が本当にあって、実はまだブルース・リーは生きてるんじゃないかみたいな。
ちひろ ファンはそう信じたくなるみたいなね。
よしこ うん、信じたくなるような作品だな。「南極の地下で生きている」ってコメントが。
ちひろ それは「キャプテン・アメリカ」じゃないですか。
渡部  ハハハ!
よしこ ちなみに、カート・コバーンとジョン・レノンも南極で生きているって説があります。
渡部  へえー。
ちひろ デヴィッド・ボウイは星に帰って生きているって説もあります。
よしこ みんな大体生きているんですよ。
ちひろ 水木しげるはただ妖怪になっただけっていう。
渡部  なるほど。
よしこ ハハハ!
ちひろ まあ、おいといて、「死亡遊戯」ですけど。メタな視点もあるし、ストーリーもちょっと難解と言えば難解みたいな。
渡部  そうですね。
ちひろ 悪い奴らに狙われて、一回死んだことにして、でも実は死んでなくて、復活して悪い奴らをやっつけるって話なんですけど。
よしこ アクションとミステリーみたいな。
ちひろ ちょっとそういうサスペンス的な部分もあるのかな。例えば、彼が最初に殺されかけるシーンが、本当にブルース・リーが出演した過去の映画のラストシーンで主人公が殺されるってシーンがあるんですけど、その撮影中に本当に発砲されちゃって死にかけるっていう。だから、実際の映画の中で主人公が死んだシーンを、その撮影中に役者が死にかけたみたいな、自分の映画の過去をネタにしてるんだよね。
渡部  ブルース・リーの息子がいたんですよ。ブランドン・リーって人が。この人も謎の死をとげていて。撮影中に拳銃で撃たれるシーンがあって、その拳銃が本物で、銃弾が入ってた。
ちひろ じゃあ、まさに同じ。
渡部  同じようなことが起きて亡くなってるんです。
よしこ マジで?
ちひろ それは、ブルース・リーよりあと?
渡部  あとですね。
ちひろ じゃあ、なんかもう、現実を予言してたみたいなことが起きちゃったんですね。
渡部  そうなんですよ。
よしこ それでか、映画のDVD借りてきたんだけど、冒頭でお母さんのインタビューが入ってたの。
渡部  だと思いますね。
よしこ うわー、そんなことある?
ちひろ ちょっと不思議な映画ですよね。
渡部  うーん。「クロウ/飛翔伝説」って映画に出てるんですよ、息子のブランドン・リーさんが。アメリカの、ゴシックホラーアクションみたいな映画なんですけど。確か、それで亡くなってるのかな。
よしこ マジか。怖いね。
ちひろ あ、28歳で亡くなってる。ブルース・リーより若くして亡くなってるんですね。
よしこ 一人っ子?
ちひろ いや、娘もいるらしい。と言ってる間に残り30秒ですね。話は尽きませんが、ブルース・リーの4作品の一挙上映が、8/22(土)~9/4(金)までシネ・ウインドでありますので、よろしくお願いします。
よしこ 県外でもありますよね。
ちひろ 県外でも、全国的にやってるんじゃないかな。
よしこ 是非、この機会に。
渡部  よろしくお願いします。
ちひろ というわけで、渡部さんありがとうございました。
渡部  ありがとうございました。
ちひろ あっという間でしたね。
よしこ 面白かった!
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