4/15(月)、ユナイテッド・シネマ新潟で『運び屋』を観てきました。
予告編はこんな感じです。
仕事も家族からの信頼も失った孤独な老人が、ひょんなことから麻薬の運び人となってしまうサスペンスです。
真面目で気のいい性格が凄腕の運び屋として重宝されるというのがすごい皮肉だなあと思いました。
主人公には家族ともう一度やり直したいという気持ちがあり、そのための金が欲しくて運び屋を始めたはずが、徐々に犯罪の世界から抜け出せなくなっていくのが切なかったです。
最初は捕まらないかハラハラして見ていたのが、途中から早く捕まってその世界から抜け出してくれ…って思ってしまうほどでした。
家族とやり直したいという純粋な気持ちから犯罪に染まってしまう主人公に対し、正義よりも出世のために麻薬業者を摘発しようとする警察、という対比も皮肉が効いていましたね。
でも、主人公の真面目さが最後ああいう形の結末に至ったのは、僕はハッピーエンドだと思いました。ちゃんと感動しましたよ。