1/30(水)、「アリー/スター誕生」を観て来ました!
昨年12/21に公開された映画でしたが、ようやく観ることができました。
予告編はこんな感じです。
そもそもこの映画、1937年のウィリアム・A・ウェルマン監督による「スタア誕生」がもとになっており、1954年、1976年にリメイクされたのち、3度目のリメイクとなったのが本作「アリー/スター誕生」とのことです。
また本作は、レディ・ガガの初主演映画ということでも話題になりました。
物語は、歌手を夢見ながらも自信がなくアルバイトをしながらバーで歌っていた主人公アリーが、たまたま訪れたロックスターのジャックに才能を見出されスターへと成長していく、というものです。
レディ・ガガが演じていることもあり、アリーのライブシーンは圧巻だったし、この人ならスターになるわ…という説得力が抜群にありました。
ただ、それ以上に僕が感動したのが、アリーは人間としても魅力的に描かれていたことでした。
どんな困難に陥ろうと、真っ直ぐに誠実に歌い続けるアリーの姿は、ストレートに胸を打つものがありました。
しかし、アリーが成長していく姿は華やかな一方で、最終的に夫となるジャックが徐々に堕落していく姿は見ていて非常に切ないものがありました。
そして、そんな状況下においても、歌うこともジャックを愛することもやめないアリーには本当にぐっときました。
さらに、終盤にはある悲しい展開が訪れるのですが、それを受けて彼女がとった行動が歌うことだった…っていうクライマックスも、本当に素晴らしかったです。
「ボヘミアン・ラプソディ」と言い本作と言い、音楽の素晴らしさによって人間の素晴らしさを描いたような映画が、昨年は立て続けに公開されたんだなということに、年を明けて気付かされました。