2019年1月から、僕とよしこで月一で行っているトークイベント「月刊おはなし図鑑」も3年目。
第26回は、2/24(水)に、ぺがさす荘にて、古本屋ブック・オーレ店主の木村友昭さんをゲストに、ブック・オーレやアカミチフルホンイチについて語っていただきました!
詳細は告知に書いてあります。
「【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第26回 ゲストはブック・オーレ店主、木村友昭さん!(2/24(水) ぺがさす荘にて、6人以内、完全予約制)」
トークの動画はこちらからご覧ください。
「トークイベント「月刊おはなし図鑑」第26回 ブック・オーレ店主 木村友昭さんとトーク、終了しました!」
今回もトークの書き起こしを公開します。
トークイベント「月刊おはなし図鑑」第26回
(2021.02.24 ゲスト:木村友昭さん)
ちひろ 月刊おはなし図鑑、今日で第26回目。
よしこ 結構進んだねえ。
ちひろ 今日のゲストは、ブック・オーレ店主の木村友昭さんに来ていただきました。よろしくお願いします。
木村 よろしくお願いします。木村です。
ちひろ 木村さんは、ブック・オーレという古本屋を経営されている方なんですけど、それ以外に「アカミチフルホンイチ」という古本市もやってまして、そこでよくお会いするという感じですよね。
木村 はい。
ちひろ つい最近も、この前の日曜日にアカミチフルホンイチやりましたけど。
木村 終わったばっかりです。
よしこ お疲れ様でした。
木村 ありがとうございます。
ちひろ そんな木村さんと、1時間お話をしていこうと。
木村 持つかな…
ちひろ ハハハ…まあ、時間が余ったら好きな本の話をしたりね。
よしこ 結構脱線するもんね。
ちひろ 大体あなたが脱線させるんですよ。
よしこ そうだっけ。
ちひろ 最初に、大体このイベント、一月前くらいにゲストを決めて宣伝していくんですけど、1月、2月と僕が物凄く体調が悪くなって、全然ゲストの方に声がかけられなくなって。
よしこ なんか、昼くらいまで起きられないみたいな。
ちひろ そうそう、そういう日がずっと続いていて。そんな中、アカミチフルホンイチの準備しながら、木村さんいたなと思って声をかけたら、すごく快くオファーを受けていただいて、すごくありがたかったです。
木村 いや、びっくりしましたけど、そんな経験なかったので、やってみたいなと。
ちひろ ありがとうございます。
よしこ 私も、古本屋さんの店主さんどうかなと連絡が来た時に、地元に小さい個人の古本屋さんがまったくなくて、子供の頃からずっと。千葉県に住んでた時に、あのへんブラブラしてるとあるんですよね。
ちひろ 商店街みたいな。
よしこ そう。そうすると、すごいワクワクしてたんですよ。
木村 へえー。
よしこ 私、大きな古本屋さん、某ブックオフとかに行くと、多すぎてダメなんです。多すぎてよく見られないから、適度な小さめの古本屋さんを見つけると、入ってました。
木村 マニアックですね。
よしこ ハハハ!
ちひろ というわけで、今日は木村さんに、面白い古本屋のお話とか聞いていきたいと思います。
木村 面白いか分かりませんけど。
ちひろ じゃあまず、さっき「Otona+」を持ってきていただいて、これは2018年のもの。
木村 そうですね。これは僕が店を開くにあたって、新潟日報さんにお願いしたんですよ。取り上げてもらったら宣伝にもなるし、話題になるだろうなと思ってお願いしたら、一箱古本市を考えた南陀楼綾繁さんが、取材してくださったんです。
ちひろ 北書店の取材とかもされてる方ですよね。
木村 そうですね。記事を作ってくださって、この微妙な写真も…ハハハ…店の前ですね。
ちひろ 笑顔ですね。これを読んで、僕も一度うかがったことがあるんですけど。
木村 一回だけね!
ちひろ すみません。なかなか行けてなくて申し訳ないです。
木村 待ってますよ!
ちひろ 行きます。ブック・オーレさんというお店は、上所のマンションにあるんですよね。
木村 そうです。新潟南高校の隣に、古い、もう46~47年経つんですけど、信濃川に並行に二棟建ってるんですよ。その渡り廊下の部分で、マンションの住人さんが色んなお店を開いてたんですね。お花屋さんとか、八百屋さん、魚屋さん、金物屋さん、その中に本屋もあったんです。その本屋の場所で、僕は古本屋を始めたんですけど。
ちひろ 上所ショッピングセンターと呼ばれてるところですよね。
木村 そうです。
ちひろ そこでお店をされていて、こうして新潟日報の記事にもなったってことですけど。どういう経緯でそこのお店が出来たのかと、どんなお店なのかっていうのを、中心にお聞きしたいかなと思います。
木村 はい。
ちひろ そもそも、どうしてブック・オーレという古本屋さんを経営しようと思ったんでしょうか。
木村 昔から、やっぱり本が好きで、新刊書店にも努めていました。そこを退職して、一回、本屋を辞めたんですね、書店員を。それで、他業種に転職したんですけど、やっぱり本屋がやりたいなと思って、資格を取ったんですよ。販売士って資格なんですけど。色んなものがあるんですけど、例えば化粧品とか、対面でものを売る人のプロ、在庫管理とか、そういう資格があるんですね。日本商工会議所がやってる資格なんですけど。その販売士の資格を取って、もう一回、書店に就職したんです、中途採用してもらったんです。それでまた新潟に帰って来て、新潟県内で2店舗ほど巡ったんですね。それから、親父も年とったし近くにいようかなと思って、仕事を辞めて、親父の手伝いをしながら、燻ってた頃に、金もないし、本屋ってすごい資本力がいるし、どうしたらいいんだろうって、そんな感じでした。その時に、ちょうど2012年かな、新潟テクノスクールの個人事業開業コースというコースがあったんですね。それを受けて、他業種で開業を目指す友人が出来たんですね、10人くらい。
よしこ いいですね、仲間が。
木村 そうですね、仲間が。それで、色んな講義の間でディスカッションをしたり、夢を語り合ったりしてるうちに、ブックオフっていう大きな古本屋のチェーンってあるわけじゃないですか。そういう中で、今更一人で古本屋をやって大丈夫かなと、特色というか得意分野がないと。
よしこ 不安だなと。
ちひろ 古本屋ということは、最初から決めてたんですか?古本屋というか、本屋というか。
木村 そうですね。やっぱり本に関わりたいというだけなんですけどね。で、そんな時に、開業コースの中で色々なディスカッションしている中で、傷んだ本を直すということを会話の中でポロっと言ったんです。そうしたら、それがどんどん膨らんで、そう言えば俺、高校の時に、自分で本を直したなあと思って。親父に辞書をもらったんですよ、高校の時に。その辞書を直してるんです、自分で。
ちひろ 独学で直したんですか?
木村 そうそう。で、箱も作ったんですよ。辞書のケース。そういうこともやってたし、これをやってみようと思って、個人事業開業基本コースが終わってから、1年間勉強したんです。どうやって学んだかというと、図書館、あるじゃないですか、県立図書館とか、ほんぽーとさんとか。そういう図書館って、図書館用品を扱ってる業者さんがいるんですよね。本の貸し出しカードとか、棚とか、貸し出し中のシールとか、そういうものを扱ってる業者さんがあって。その業者さんが、傷んだ本を直す講義をやってるんですよ。
ちひろ へえー。そんなこともやってるんですね。図書館で知ったんですか?
木村 図書館業者のサイトのウェブサイトに行くと、修理講座って載ってるんです。
よしこ へえー。
ちひろ 知らない世界が次々と。
木村 それを受けてきました。
ちひろ なるほど。
木村 大体、2ヶ月に1回くらいあったんですけど、1年かけて東京と新潟を行ったり来たりして。新潟ではやってなくて、東京に行って教えてもらったんですよ。
よしこ 1回行くと何日くらいなんですか?
木村 いや、日帰りです。
よしこ 行って、戻って来て、練習して、また行って…みたいな。
木村 そうそう。
ちひろ 何年前くらいですか?
木村 それが、2013年くらい。
ちひろ じゃあ、個人事業の開業コースに通ってた翌年に、それをもう始めて。
木村 そうそう。そんな簡単に見に付く技術じゃないんですけど、一年かけて勉強して、本も買って、ネットでも調べて、どういう先駆者がいるのかなと調べたら、大体東京だったんですよ。
ちひろ 新潟では聞かないですね。
木村 山形に、会社で、組織でやってるところがあって、そこも気にはなったんですけど、新潟にないんだったら、やってみても面白いかなと思い立って。まあどうせ、本が破れた、壊れたなんてのは、色んな壊れ方があるから、そんな簡単にマスターできるものじゃないし、まあ、来たらその場で考えようと思って。それで開業したのが、2014年です。
ちひろ 最初、開業した時は、あの場所ではなかったんですか?
木村 そうなんです。最初、開業した時は、父親の事務所があって、それが今の店の斜め向かいだったんです。
ちひろ じゃあ、お父さんがもともと、上所ショッピングセンターに事務所を構えていて。
木村 そうなんです。だからあそこに出入りするようになって、いい物件も見付けられたってことになるのかな。
ちひろ なるほど。
木村 でも、当時は全然そんなこと考えてなかった。
ちひろ ただ、お父さんの仕事を手伝っていただけだったんだけど、たまたま元本屋さんだったところが空き店舗になっていたと。
木村 そうです。だから、元本屋だったってのも大きいんです。
ちひろ なるほど。開業する前は、今の店舗になる前は、お父さんの事務所の中で開業されていたんですか。
木村 そう。机一つで、間借りをして。
ちひろ さっき始まる前にお聞きしたんですけど、本の修理用の机もご自分で作られたんですか。
木村 作ったっていうか、製図の設計事務所だから、でっかい天板はあったので、それに脚をくっつけただけなんですけど。立って作業ができるように、高さをつけて。座って力を入れられないので。
よしこ 結構、力が要るんですね、本を直す時って。
木村 そうですね。本のプレスは、プレスの機械を使いますけど。
よしこ 直してるところが気になる。
木村 開店の前に一回夕刊に載せてもらった時は、直してるところを撮ってもらったんですけど。それは本当に開業して間もなくだったから、2015年とか2016年とかじゃなかったかな。
ちひろ じゃあ、2014年の開業から、2018年の今の店舗で開店するまでは、依頼されて本を直してというのを仕事にしていて。
木村 そうですね。あと、古本市に出て、こういう事業をやってるんですとアピールして。だから、その頃の方が古本市には出てましたね。
ちひろ 一箱古本市ですよね。学校町現代市とかですか?
木村 そうですね。中央区の学校町の、一方通行を歩行者天国にして、毎年6月にやってますね。
ちひろ あの、現代市というお祭りの中で、フリーマーケットとかと一緒に、一箱古本市もやるんですよね。あれも南陀楼さんですか?
木村 学校町の一箱古本市は、ニイガタブックライトさんという団体が主催していて、まとめ役でやってらっしゃいますけど、もともと一箱古本市という考え方がベースになってますよね。じゃあ、一箱古本市の説明を。
ちひろ 僕がしますか。誰でも参加できて、一箱という枠の中で自由に本を売るというのをみんなで楽しむ。
よしこ 箱の大きさは決まってるの?
木村 一応、決まってはいないんですけど、例えば、両手で抱えられるとか。みかん箱、段ボール箱、あとギターケースなんて人もいますね。色んな箱で。
よしこ 箱ならOK。
木村 そうなんです。
ちひろ 結構長いですよね、一箱古本市も。
木村 長いですね。もとは東京の、谷根千で開かれたのが、他のお店の軒先を借りてやるというやり方だったんですけど。新潟ではそれを真似て、歩行者天国だったり、どこかのイベント会場だったり。
ちひろ じゃあ、その一箱古本市に参加しながら、色々宣伝をしたりして、本好きな人達に利用してもらおうという。確かに、新潟の本好き、大体あそこに行きますもんね。
木村 学校町の現代市、すごい人手ですよね。
ちひろ 去年はコロナで出来なかったんですけど。
木村 残念。
ちひろ 大体、本好きはあそこに行くし、北書店さんも関わってるじゃないですか。
木村 はい。
ちひろ 参加者の打ち上げみたいなのを、北書店さんの中でやったりしてて。北書店さんがそれに合わせてイベントやったりとか。あと、RYUTistさんが、北書店の店長さんと仲良くて、RYUTistのともちぃさんが北書店の一日店長をやったりとか色々繋がりがあって。そういうのがあるから、僕の周りのアイドルオタクの人が結構出てるんですよ、一箱古本市。僕も、その人達が出てるのに刺激されて、自分も出るようになったんだけど。
よしこ なるほどね。
木村 彼らは凄いですよね。RYUTistさんのCD、配ってますからね。
ちひろ そうそう。布教するためにいっぱい買って、人に布教するっていう。
よしこ フフフ…
木村 僕もその中から1枚いただいて、聴くようになったんです。
ちひろ あ、本当ですか。
木村 「柳都芸妓」とか、いいなーと思って。
ちひろ 「柳都芸妓」は古町とかがテーマになってるから、新潟の好きな人には響くっていう。じゃあ、そんな感じで、古本市とかに出ながら。
木村 そうですね。自分の存在をアピールして。それがだいぶ長くて、さっきお伝えした通り、上所の商店街の、父親の設計事務所の向かいが、昔、本屋だったと。
ちひろ それは、たまたまなんですか?
木村 そうです。偶然なんです。その、前の店子さんが、お店を閉められるってことで、僕、「もう辞めちゃうんですか?」って言いに行ったら、お店の奥に本棚が見えたんですよ。「えっ、これ本棚ですね」って言って、ずっと本屋にいたので分かるんです。そうしたら、辞められる方が、「あれ、知らなかった?ちょっと本屋さんに連絡してあげるよ」って言って取り次いでくださって、そこから大家さんと話をしたら、「あんた、本屋やんなせ!」って言われて。おばあちゃまに言われて。だから、もうバレてたんですよね。
ちひろ 自分が本の修繕とかやってることが、もうバレてて。
木村 で、もうとんとん拍子に手続きを進めてくださって。いつの間にか、僕の持ち区画になってしまいました。
よしこ 縁ですね、タイミングも。
木村 びっくりしましたね。
ちひろ 向かいのお店がたまたま元本屋さんで、所有者の方ともとんとん拍子で話が進んで、無事にお店をオープンすることができて、それが2018年。
木村 そうですね。店舗のオープンは、2018年の10月です。
ちひろ なるほど。じゃあ、結構、最近なんですね。
木村 そう。まだ2年ちょっとしか経ってないんです。
ちひろ じゃあ、それからは古本屋ということで、古本を売りながら、修繕も請け負いながら、お店を経営されているということですけど。売る本とかは、ご自分であちこちで仕入れたりしてやってる感じですか?結構、こだわりがあって並べたりしてる感じですか?
木村 まだ店舗を開業する前の、間借りをしていた段階では、ほとんど自分の読んだ本ですね。で、店はそれだけじゃとても足りないので、最初の頃は古本屋の仲間というか先輩に、棚貸しをしたりしてました。このコーナーに誰々さんの本を置いてください、で、売上の何%かをいただきますと。そんな感じでしたが、それは最初の1年間だけ。
ちひろ 新潟の古本屋の先輩ってどういう人達ですか?
木村 古本屋の先輩っていうのは、一箱古本市で知り合った方々なので、実際に店舗を持ってらっしゃる方もいますけど、持ってない方もいらっしゃいます。
ちひろ なるほど。
木村 店がなくたって、一箱古本市には出られますから。プロもノンプロも問わず。
よしこ じゃあ、一年くらい経ったら。
木村 自分の在庫がいっぱいになってきたので、先輩方には、丁重に撤去いただきました。ありがとうございました。でもそこからが大変でしたね。自分の在庫だけでやるっていうのは、結構難しかったですね。
よしこ 買ってくるわけですか?
木村 本は、もちろん買い取りをやってます。あと、譲ってもらえるのも、ありがたいです。もう一つ、背取りって言って、例えばブックオフさんに100円で本が売ってたら、これ100円なんだありがとう…もっと高く買ってくれる人のところに行くがいいわ…って。そういう、買い取り、お譲り、背取りっていう、三つの「り」があるんです。
ちひろ あれみたいですね、「夜は短し歩けよ乙女」の、夏の章に出てくる古本市みたいですね。
木村 ああ、森見登美彦の。森見さん大好きです。
ちひろ この間のアカミチフルホンイチで、僕が100円で文庫本を4冊くらい売ってたんですけど、「100円の文庫本いいですねえ!」って言って4冊買われていって。
木村 俺が!
ちひろ そうです。木村さんが。
よしこ それは高く売れたんですか?
木村 それは、100円均一で買っておいて、100円均一のワゴンにそのまま入れます。儲けはなし!
ちひろ 儲けないじゃないですか!いいんですか?
木村 ワゴンは新鮮さが大事なので。まあ、回転しますけどね。
ちひろ なるほど。じゃあ、今お店に行くと自分の本があるんですね。
木村 ありますよ。
ちひろ それを僕がまた買って、100円で売るという。グルグル回っていく。
よしこ フフフ…
木村 それが経済ってやつですか。
ちひろ 古本屋さんでも色んなタイプの方がいらっしゃると思うんですけど、ブック・オーレさんは自分のこだわりの本棚みたいなのを作りたいという気持ちはあるんですか?
木村 理想は作りたいですよ。ただ、やっぱり、そう簡単に自分のほしがるものばかりではない。ただ、得意分野はあります。僕の店にこういう本を売りに来てくださったら高く買い取ります、こういう本はあんまり力を入れてません、っていう感じで、紙を一応用意してあるんですよ、「買い取り希望の方へ」っていう。
よしこ ちなみに、力を入れてるのは何ですか?
木村 まず、絵本。それから、僕が理科系2年なんで、理工系の本。
よしこ 教科書とかでもいいんですか?化学とかの。
木村 ありますよ、うちに。
ちひろ 図鑑とかもですか?
木村 いいですねえ!図鑑ってやっぱり、児童書、子供達が専門になる間にあるんで。
ちひろ 初めてその専門的な世界に出会う入口みたいな。
木村 そうです。あと、随筆、エッセイ。そういうのに、力を入れてますね。
よしこ ぶっちゃけあんまりいらないなっていう本はありますか?
ちひろ そんなこと聞くの!?
よしこ ほら、持って行く人がいるかもしれないから。
ちひろ なるほど。これを見た人がね。
木村 ああ、漫画はうち、ほとんどないです。
ちひろ なるほど。
ぺが 漫画は是非、うちに。買い取りできますので。
ちひろ ぺがさす荘にね。
木村 あと、新潟に関するもの。例えば、魔夜峰央さん、高橋留美子さん、近藤ようこさん、水島新司さん、そういう方々の新潟関係の本。もちろん郷土本という意味も含めて、新潟に関する作家さんは、漫画であろうと、おいでおいでってことです。
ちひろ 古泉智浩先生もですか?
木村 いいですねえ!でも今、古泉先生の本がないや。
ちひろ 古泉先生も、古本市に出たりしてますよね。
木村 出てますね。お会いしました。ああいう方なんだと思って。
ちひろ 僕もお会いしましたけど、すごく面白い方ですよね。
木村 面白いですね。
ちひろ あと、この間、アカミチフルホンイチに行ったら、田中角栄の本を売ってる方がいたんですけど、そういうのも新潟関連本ですか?
木村 ああ、もちろん。そう、郷土本って言うのを忘れてたわ。
ちひろ 絵本と、理科に関する本と、随筆・エッセイ、郷土本に力を入れていると。
木村 そうですね。
ちひろ 僕の目標が本を作ることなんですけど、僕が本を出したら、それは郷土本ということになるんですか?
木村 郷土作家ですよ。新潟出身の作家さん。
ちひろ それは広い枠で言えば、郷土本の中に入るんですか?
木村 うーん…どうだろう。作品が強いか、作家名が強いか。じゃあ、2冊納品してもらって、1冊ずつ置きますか。郷土本と、小説なら小説のコーナー。
ちひろ なるほど。
木村 予定を早く知らせてください。
ちひろ 分かりました。
木村 書いてるんですか?
ちひろ 一応書いてまして。ZINEとかは去年買っていただいて。ぺがさす荘にも実は置いていただいてるんですけど。あれは郷土本なんですかね。郷土作家本なのか。
よしこ 絵本コーナー?
木村 出して、読んだ人が、これはどこに置くのがいいかなって考えるので。お客さんの立場になって、どこにあったらいいかっていう。
ちひろ 古本屋さんとかでも、背取りばかりしている古本屋さんもあると聞いて。なんなら、お店を持たずにネットだけでそれをやってしまえる人も、最近はいると聞くんですけど。どの本が高く売れるかみたいなデータを収集して、100円コーナーで探してネットで転売するみたいな。
よしこ 私、そういうの好きじゃないんだよね。
ちひろ そうそう。ただ木村さん、売る本は大体ちゃんと目を通して売っているような感じがして。
木村 そうなんですか。ありがとうございます。恐縮です。
ちひろ ちゃんと本が好きなんだなってのが伝わるなって。ただ売る人と、本が好きで売る人がいると思うんですけど。
木村 もっと読んでる人はいくらでもいると思うんですけど。
ちひろ まあ、本は読みだすと果てしないですからね。
よしこ 私、ネット書籍じゃなくて紙媒体が好きだし、携帯で見るニュース記事よりやっぱり新聞とかの方が読みたいし。
ちひろ やっぱり、紙の方が頭に入るらしいですね。反射光というのが、人間は記憶しやすいんだって。紙の文字とか、映画とかもスクリーンに反射して見るから、映画館で見た方が面白いってこともあるらしくて。
木村 面白いね。
ちひろ じゃあ、お店の話を聞いたので、アカミチフルホンイチのお話もしようかなと思うんですが。
木村 はい。あらためて、21日の日曜日はありがとうございました!
ちひろ ありがとうございました!僕も出てました!
よしこ お疲れ様でした。
木村 「ちひろ書店」さんという名前で出てくださってましたけど。
よしこ あの看板持って行ったの?
ちひろ あの看板持って行った。
よしこ フフフ…
木村 看板の存在感がすごいですよ。気合いが違います。
ちひろ ありがとうございます。あの看板を出しておくと、前回8月に女の子が来て、「ちひろだ!」とか言ってやって来て、絵を指さしながら、朱鷺が飛んでる絵があって、「これが一番上手!」って。
よしこ ハハハ!
ちひろ そうしたらお父さんが、「うちの娘が…」みたいな感じで。
木村 その女の子、多分俺分かる。
ちひろ 知ってると思います。その子がまたやって来て、また「ちひろだ!」って言って、「前回もいらっしゃいましたよね」って言ったら、「そうです」ってお父さんが。で、俺のポストカードを1枚買って行ってくれました。毎回いらっしゃってますよね。
木村 そうですね。ありがたいことに。常連さんです。
よしこ ちひろが描く、小学校低学年の子が描くような絵が、そのままずっと出会った頃から一貫してあれじゃん。あれがもう安心するようになって。あれが好き。
木村 ブレない。
よしこ 目がいっちゃってる時もあるんですよ。
木村 分かる!ハハハ!
ちひろ 今日一番笑ってるじゃないですか!いっちゃってないですよ!みんな真面目ですよ!
よしこ いや、見る人が受け取る印象だから。
木村 なんて言うのかな。ある意味ね、加藤休ミさんって知ってる?絵本作家さんなんだけど。
ちひろ あの、食べ物の絵を描く人ですよね、クレヨンで。
木村 そう。クレヨン削ってちょっとずつ描く人なんですけど。あの方、お鍋とか、お魚とか、お野菜とか、凄い絵を描くんですよ。その方が描かれる人物の絵って、野菜とかに比べると、すみません休ミさん、物凄く簡単なんです。それに近いかなという、ちひろさんの絵が。
ちひろ 北書店とかにもいらしてましたよね、加藤休ミさん。
木村 そうです。英進堂さんとか、北書店さんとかに。すごく楽しい方です。その人が描く人物と、なんか共通点がある。
ちひろ 普段展示するような、食べ物の絵とか魚の絵とかは物凄く力が入ってるのに、脱力して描いた時の絵に近いものがあると。
よしこ いや、ちひろは本気で描いてこれなんですよ。
ちひろ というか、本気でいいと思って描いてるんです。
木村 でも、この味は、何物にも真似できない。
よしこ 真似しようと思ってもあんまり似ないんだよね。
木村 似ないんだよね。分かる分かる。なんか、描けそうで描けない。
ちひろ これはいい絵ですよ。
よしこ 去年かな、2人で絵を描きながら配信したことがあるんですけど、ちひろはすごく速いんですよ。私は終らなかったけど。
ちひろ あれはこんなに上手く描けてない。これは上手い方。このバランスを出すのが難しいんです。
木村 そう、バランスがね、多分、成せる技だよね。
ちひろ ちょっと待ってください!アカミチフルホンイチの話だったんじゃなかったでしたっけ!
木村 ああ、そうだった!忘れてたよ!
ちひろ アカミチフルホンイチは、いつからやってるんですか?
木村 アカミチは、ちょうど5年前。
ちひろ あ、結構前なんですね。
木村 1回目が、2016年の2月21日。だから、この間やったやつのちょうど5年前。
ちひろ そうだったんですね。僕もやってるってことを知ったのが、本当に2~3年前くらいで。あれ、2月と8月に2回あるじゃないですか。去年の2月に、初めて客として行って。
よしこ 屋外?
ちひろ いや、東区プラザっていう、東区役所の中にあるホールの、中を使ってやる。
木村 入ってすぐのホール。吹き抜けで天井が高い。だから外じゃない。元イトーヨーカドー。
ちひろ 夏も暑いけど室内だから冷房も効いてて。
木村 何で真冬と真夏なのかというのは、あのホールで空調効いてるし、車いっぱい止められる駐車場もあるし、赤道の交通の便の良さ。
ちひろ そうですよね。インターからも近いし、駅からもバスで来れるし。
木村 そう。そういう立地の良さが。古本市って、春とか秋に多いんですよ。いい季節。
よしこ 屋外ってイメージなんですけど。
ちひろ それこそ、学校町の現代市は6月ですし。
木村 で、同じ春とか秋のいい季節にやると、ライバルいっぱいいるじゃないですか。日程かち合ったらちょっと悲しいじゃないですか。じゃあ、ずらそうよと。屋内でやれるんだから、ニッパチ(2月、8月)っていう、一番きつい時期にあえてやったらと。
ちひろ それが、あの時期にやろうと思ったきっかけ。
木村 そうなんです。
よしこ 外だと、雨降ったら嫌だなとか気にしちゃうから、気にしなくていい場所っていいですね。
木村 東区役所さんのお蔭です!
ちひろ ありがとうございます!発案者が木村さんなんですか?
木村 発案者は、相方っていうか、最初は文旦っていう男がいて。彼とどこかでやりたいなって話をしてて、「そこ(東区役所)がいいよ」って言って、「ああ、なるほど。俺行ってみるわ」って言って、区役所の担当さんの話を聞いて、行けそうだ…じゃあやるか!ってなって、始めました。
ちひろ なるほど。
木村 だから、どっちが言いだしっぺとか、よく分からないけど、文旦かな。僕は、雑用だから。
ちひろ ハハハ!文旦さんは、ZINEを作ったりされてる方ですよね。
木村 うん、作ってる。
ちひろ 文旦さんは、本屋さんとかではないんですか?
木村 うん、会社員。
ちひろ 普通の会社員だけど、趣味でZINEを作ったり、古本市に出たりしてる。
よしこ 本好きな会社員。
木村 そうそう。学校町のニイガタブックライトでも、スタッフをやってたんです。もともとイベント男なんですね。
ちひろ イベント男。
よしこ フフフ…
木村 大学祭とか、そういうのもやったみたいだし。まあ、彼が色々そういうアドバイスをくれて、こういう風にやろうよってアイディアを出し合って。彼は普通にお仕事で会社に勤めてるから、そのへんは僕の方が時間の融通が利くし、じゃあ俺、手続きとかそういうのやる方に回って、そういう役割分担に。文旦だけに。はい!そんな感じでやっておりまして。それでもう5年経っちゃいました。
ちひろ なるほど。
木村 これ、東区役所さんが、貸出のレギュレーションを変えないうちは、ずっとあのホールであの形式でやると思います。
ちひろ 去年、新型コロナウイルスでどうなるってなったんですけど、間隔を空けたりするっていう対策をして。無事に出来て良かったですよね。
木村 そうですね。ありがたいことに。去年の、2019年2月をやった直後くらいから、新型コロナがグーッとなっていって。
よしこ 県内で感染者が出て。
木村 おお!危なかったんだ!と思って。全国的なグラフとかでも、一回、緊急事態宣言になってから、明けて、ちょっと収まったくらいの真夏あたりに、ちょうどよく8月の方をやれて。
ちひろ 緊急事態宣言が終わって、GoToとかが始まるちょっと前ですよね。
木村 そうそう。そういう、うまく狙ったところにハマったというか。そういうありがたいタイミングで、何とか半年に1回のペースは守れてるのかな。
ちひろ 県外のイベントとかも、結構影響が出てますもんね。
木村 そうですね。本家本元の谷根千の方々に、開催前に連絡するんですよ。「僕達、新潟でいついつ一箱古本市やります」って。谷根千の、不忍ブックストリートっていうところに連絡するんですけど。そうしたら、「こちらはまだまだ感染がひどいので、無事新潟で開催できることをお祈りしています」と。
よしこ あちらはもう、今は。
木村 その頃からもう、今もまだまだ。
ちひろ 僕、去年の8月が初参加だったんですけど、楽しいですね、あそこは本当に。
木村 ありがとうございます。
ちひろ 店主さん同士でも仲良くなれますし、お客さんともお話できて。難しい時期ではありますけどね、みんなマスクして。
木村 お金の受け渡しもトレイで、直接じゃなくてね。
ちひろ 店ごとに消毒液を置いたりとか。
木村 マスク必須で、あとシールドしてる人もいるし。
ちひろ 気付いたら残り13分くらいですけど、盛り上がりましたね。
木村 ありがとうございます。本の話とかしますか。
ちひろ そうですね。せっかくだから、最後に本の話をしようと思うんですけど。
木村 じゃあ、お土産を…これをまず、ちひろさんに。
ちひろ ああ、ありがとうございます!これは雑誌のMOEですね、かこさとしさん特集。
木村 絵本が好きとうかがったので、これを差し上げたいなと。
ちひろ ありがとうございます。確か、アカミチフルホンイチじゃなくて、メディアシップでも古本市やったことあったじゃないですか。
木村 メディアシップでもやりましたね。2019年の10月に2日間やりました。
ちひろ そこに僕が行った時に、ちょうどブック・オーレさん出てて、その時、MOEの安野光雅特集と、ヒグチユウコ特集かな、購入したんですけど。
木村 そうか、あれ買ってくれたのか。
ちひろ だから、僕の中でなんとなく、ブック・オーレさんはMOEのイメージが強いんです。
木村 まあねえ、やっぱり絵本、特集で選んじゃいますからね。僕、かこさとしさん、大好きなので。
ちひろ 「どろぼうがっこう」好きでしたね、僕、小学生の時に。
木村 大好きですよ。めちゃめちゃ面白いですよね。
ちひろ からすのシリーズとかね、「だるまちゃんとてんぐちゃん」とか。
よしこ その、おたまじゃくしのやつ、読んだことある。
木村 「101ちゃん」。今、うちの店にあります。
ちひろ かこさとしさん、テレビで特集していたことがあって、「日曜美術館」で。そこで見たんですけど、結構壮絶な人生の方なんですね。戦争を体験されて、子供達に平和を伝えていこうっていう。
よしこ その年代の方なんだね。
ちひろ そうそう、「からすのパンやさん」、パンが一個一個小さい絵が描いてあるっていうね。
よしこ 超可愛い。
ちひろ 子供は、こういうの好きだなってのがありますよね。
よしこ 大人も好きだよ。
ちひろ 育ってきたのが絵本とかだから、漫画とかじゃないから、こういうのは子供が好きだよねっていう基準が、あんまり子供から変わってなくて。
よしこ ああ。でも保育園の頃、毎月、親が保育園に注文しててくれて、「かがくのとも」とか、ああいうの毎月すごく楽しみだった。
ちひろ ああ。MOEありがとうございます。
木村 どうぞどうぞ。シールもありますよ。
よしこ シールもったいなくて使えない。
ちひろ 小さい時に、こういうシールがついてる絵本あるじゃないですか。僕が何かの絵本の付録で、川におたまじゃくしがやってきたよって言われたらそこにおたまじゃくしのシールを貼って、次のページにはかえるを貼るみたいな、そういう絵本だったのに、子供でバカだから、弟が座ってた小さい椅子に貼りまくってたんですよ。
よしこ 冷蔵庫とかに貼るよね。
ちひろ そう、貼るんですよ。そうしたら、弟がその椅子を使わなくなっていくわけね、大きくなるにつれて。その椅子を捨てなきゃいけなくなってしまって、シールも捨てられていく。私は非常に後悔しています。だから、このシールは大切に眺めようと思います。
木村 こういう、ぽちとごろうの本に貼ったらどうですか?
ちひろ かこさとしさんと、ぽちとごろうを勝手に共演させると。確かに、世界観は近いかもしれないですね。ありがとうございます。
木村 大事にしてください。
ちひろ 他にも、持って来ていただいた本があると聞いたのですが。
木村 はい。今度は差し上げられないんですけど。これも、かこさとしさん、大好きなので。
ちひろ 「かわ」っていう本ですけど。ページをめくるにつれて、だんだん山から町へと川が流れていくという。
木村 川の源流から、海に注ぐまで。
ちひろ これも、すごく面白いですよね。最後、海で終わるっていう。
木村 それは普通にめくるやつなんですけど、今日お見せしたいのはこれで。
ちひろ 出た!これすごく高いやつじゃないですか!
木村 3000円。
ちひろ なんか怖い!破れちゃったらどうしようって。
よしこ 子供に渡したくない!
木村 丁寧に扱えよと。
ちひろ これを開くと…おお、すげえ!
よしこ 絵巻みたいでいい!
ちひろ こうやって長くなっていくっていうね。
木村 白黒の方を見せちゃったな。カラーの方もある。
ちひろ こうやって、川の源流から海までを、長い本で表現しているという。全部1枚で繋がっているという。ありがとうございます。
木村 これをお土産にできれば良かったけど…ごめんね!
ちひろ それは貴重なやつだから!
木村 でも売ってるよ!一箱古本市を3回我慢すれば買える。
ちひろ ハハハ!参加料、1000円だから。
木村 はい。アカミチ3回分。でもこれ、7mあるから、ここ(ぺがさす荘)だったら広げられる?これがめちゃめちゃ好きなおすすめの本で。
ちひろ あの、ラジオに出た時に紹介してたんですよね。
木村 そうです。FM NIIGATAさんの「HAPPY MAPPY」に呼んでもらった時に、Meguちゃんと村井さんに、わー!って見せて、これで写真も撮りました。
ちひろ 結構前ですよね。
木村 2018年の12月17日です。出た帰りに、知り合いから電話がかかってきました。営業職してる方で、「車の中でラジオつけたらさあ、聞いたことあるような声が聞こえて、電話しちゃった」って。びっくりしました。ありがたかった。
ちひろ なるほど。効果あるんですね。
木村 嬉しかったですね。
よしこ ちひろも最近、遠藤麻理さんに「ちひろBLUES」って名前をラジオで読み上げられた。
ちひろ それは、月刊ウインドで去年の4月から今年の3月まで一年間、連載コラムを書いてて、その中で遠藤麻理さんとかFM PORTの閉局について取り上げたことがあって、それをシネ・ウインドの人が遠藤麻理さんに送ってくれたんだって。そのあとでシネ・ウインドの井上さんが遠藤麻理さんのラジオに出ることになって、「ちひろBLUESさんは誰なんですか?」みたいなことを遠藤麻理さんが言って、褒めてくれたっていう。それを毒殺テロリストのイチロウさんが聞いて、僕に連絡してきたって、そういう話です。
よしこ 良かったねえ。
木村 月刊ウインドのコラムは僕も読んでます。
ちひろ ありがとうございます。
よしこ 私この前初めて読んだよ。
ちひろ どこで読んだの?
よしこ BOOKS f3さん。あそこに置いてあって。
木村 沼垂の。
よしこ はい。
ちひろ 1回だけ行ったことあるな。写真展を見に行った。
木村 1回だけ?もっと行ってください!
ちひろ ゆよん堂さんとかも、まだ行ったことがなくて。
木村 ゆよん堂さんもおすすめ!行ってください!
よしこ ド田舎に住んでるから沼垂ってどこってなって。
木村 ああ、そうか。これだけ沼垂が全国に知れ渡ってるんですけど。沼垂商店街って、ドーンと落ち込んだというか廃れたというか、そこからグーンと持ち直したビジネスモデル的なことで、取り上げられてるみたいです。
よしこ へえー。
木村 さっきお伝えした、僕がアカミチをやることになった相棒の文旦も、沼垂です。
ちひろ そうなんですね。
よしこ その本屋さん(BOOKS f3)しか行かなかったんですけど、あのへんには結構お店があるんですね。
木村 BOOKS f3さんからちょっと離れてますけど。サテライト的なお店なので、f3は。沼垂テラス商店街に行くと、古本屋さんも含めて、お惣菜屋さん、八百屋さん、カフェもあるし、ガラスの工芸とか、青人窯っていう陶器とか、色々あります。すごくいい。楽しいです。
よしこ 商店街っていいよね。
木村 さっき言ってた通り、僕が行ってた上所商店街も、沼垂テラスのように復活したいです。
ちひろ 僕もまだ1回した行ったことがないので、是非またブック・オーレさんに遊びに行こうと思います。
木村 来てください!
ちひろ と言ってる間に、時間が来てしまいました。
木村 あらまあ~!
ちひろ 今日はブック・オーレ店主の木村さんに来ていださきました!ありがとうございました!
木村 ありがとうございました!