舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

あの頃の自分はもう自分ではない。

2021-05-29 22:32:25 | Weblog
今年作った僕の新作ZINE「新潟愛、かましたいの」をシネ・ウインドで販売させていただいているのですが、5/23(日)、シネ・ウインドに来館していた小森はるか監督と、今田哲史監督に出会った時に、ZINEをプレゼントするという暴挙に出ました。
ドキュメンタリー監督に届けこの想い!!





それからの約一週間、シネ・ウインドで「映像作家・小森はるか作品集 2011-2020」を全作品観たり、渡部さんと「劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ!~怪盗からの挑戦!ラブでパパッとタイホせよ!~」を観に行ったりしていたので、何かと映画を見てばかりの一週間でした。
中でも、「くれなずめ」という映画を見た2日後、5/28(金)に、まさしく「くれなずんでいる」夕焼けを見たので載せておきます。





ところで、去年、とある大学時代の友人から久し振りに連絡が来て、「今度昔のみんなで飲もうよ!ちひろいつも全然来ないじゃん!」と誘われたのですが、そもそも僕は昔の人間関係とずっと長年付き合っていくのって苦手だし、それに飲み会のために県外まで遊びに行けるほど金がないんですよね。
とはいえ、ストレートにそう言ったら角が立つと思った僕は、「いや、コロナだし…」とやんわりと断ったのですが、その友人が「コロナなんて風邪」派の人だったので、かえって地雷を踏んでしまった、という悲しい出来事がありました。

新型コロナウイルスに関して、未だ分からないことが多いので僕からは何も言えませんが、基本的には「気を付けておくに越したことはない」と僕は思っているので、「コロナなんて風邪」派の人とは分かり合えない気がします。
それと、自分の金銭感覚として、どんなに仲のいい友人であっても「県外まで遊びに行く」ためにぱっと交通費が出せるほどのお金を持っていない人間なので(頑張って出すとしても例えば「大事なイベントに出演する」みたいな自分の今の活動にとって意味があることしかできない)、普通に就職してそれなりに収入がある人とはわりとマジで分かり合えないほどの「分断」があるのかもしれません。

そして一番思うのが、多くの人の中では違うのかもしれないのですが、高校でも大学でも、学生時代の人間関係って、僕の中で「その場限り」みたいな感覚があって、卒業したと同時に「過去」になっていくんですよね。
いや、学生時代からそう思っているわけではなく、学生時代は普通に仲良くしているのに、卒業して時間が経ったら「過去の人達」になっていくんですよね。

これは自分が双極性障害という気分が変わりやすい人間だからということと関係している気がするのですが、数年ごとに違う人間に生まれ変わって、考え方も生き方も更新する、という感覚があるんです。
学校だと分かりやすく卒業と同時にそれが来るような感覚があり、卒業後も3~5年ごとにそれが起こっているような感覚があります(個人的に今だったら、2018年より前は過去、2018年以降は最近の自分、という感覚があります)。

だから、学生時代の自分はそもそも今の自分ではない、当時の友人を振り返るとどうしてこの人達と仲良かったのか分からない、という感覚があります。
自分の感覚としては、自分はもう学生時代から何回も生まれ変わったもはや新しい人間なのに、学生時代の友人が、僕がまだ「当時の自分」のままという前提で接してくるのが気持ち悪いし、調子が狂うんですよ。

2~3年経ったらもはや他人、常に生き方も考え方も更新し続けるような人間なので、数年ぶりに出会った人間とそのギャップを埋めるのはほぼ不可能なのではないかと思ってしまう。
だから、悲しい言い方だけど今の自分にとってはそこまで頑張って付き合う必要のある人達ではないと思ってしまう。

だから基本的に、昔の友人と連絡を取り続ける、みたいなことは今まで一度もしたことがないし、だから同窓会や結婚式の案内も基本的に断っているし、「昔の友人と飲む」みたいなことを、どうして世の中の人達がするのかよく分からないというか。
Facebookとかでも学生時代の友人同士でコメントを送り合っている人達を、違う世界の人達のこととして見ています。

そんな人間なので、確かに学校生活や、卒業後も何かに所属したり関わってる界隈とかがあったりすると、その時期にだけ知り合いがばーっと増えるものの、大体自分の場合は3年くらいでみんなばーっと付き合いがなくなっていきます。
そもそも、学校のクラスにせよ何にせよ、何かしらの界隈に所属した一員、みたいに生きることが本当に苦手なので、基本は単独行動しか出来ないんでしょうね。

それでも数人、何故か関係が「残る」人がいて、その人とは数年たっても仲良いまま、ということをずっと続けているんですよね。
せめて、そういう貴重な友人にはずっとそばにいてほしいのですが、僕が人間関係を大切にできない人間なので、離れていく人がいるのも仕方ないのかも知れません…



…などと書いていたら悲しくなってきました!!
こんな気持ちの時は歌おう!!



隣どおし あーなーたーと





ちーまき 笹だんごー



もう一回!!
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