舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

映画「カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇」観てきました。

2020-08-19 22:34:46 | Weblog


8/18(火)、ユナイテッド・シネマ新潟で「カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇」を観てきました。
新潟市内ではユナイテッド・シネマ新潟のみでの上映。





予告編はこちら。



山間部で農業して暮らす一家の庭に、ある日突然ピンク色に輝く隕石が激突し、その日から様々な異変が発生し、その異変が少しずつ大きくなり、最終的に一家が崩壊していくというSFホラー。
最初は電波が通じないとか「あれ?」って程度だった異変が少しずつ大きくなり、謎の動植物は発生し、家族も一人一人精神が狂っていき、やがてとんでもない事態が発生し、最終的に「もうこれ生きていくの無理だわ…」という絶望に繋がっていく物語は、ホラー版「未知との遭遇」という感じがしました。

また、ネタバレは避けますが「遊星からの物体X」を思わせるような人間が犠牲になる不気味な超展開も発生します。
最初は隕石が放つピンク色の光が少しずつ人間や周りの自然を汚染、侵略していき、途中からは犠牲になった者が新たな犠牲を産むという悲劇が連鎖していくんですよね。

家の周りの自然に生息する動植物や家畜、最終的には家族もその犠牲になっていくんですけど、普段なら美しく思える自然や愛する家族が、どんどん恐怖の対象になっていく展開は本当に不安を煽るなあと思いました。
家族全員が精神崩壊するから異常事態にお互いを頼れず疑心暗鬼になる展開がまた恐怖を煽るし、犠牲になった家族が「とんでもない状態」になってしまうのはゾンビ映画的な恐怖と切なさの入り混じった複雑な感情を表現する展開だなあとも思いました。

とにかく、あの強烈なピンクの光は映画を観ながら自分も感染してしまうんじゃないかってくらい不気味だったし、怪現象が発生する時の音楽がまた、なんというか本能的に恐怖を掻き立てるようなもので、本当に不気味でした。
そういう、「彼方から」の恐怖を描いたSFホラーなんですけど、まさかここまで「とんでもないこと」になるとは思わなかったので最終的には恐怖を通り越して衝撃を受けてしまいましたね。凄かった。
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