8/8(木)、新潟絵屋「井田英夫遺作展5」を見に行ってきました。
旧新津市に生まれ、これまで新潟絵屋で何度も展示を行い、2020年に亡くなった井田英夫さんの展示です。
生前も、亡くなってからも何度も展示が開かれている、まさに新潟絵屋に愛されている画家です。
僕も個人的に好きで何度も足を運んでいて、生前にお会いしたこともあります。
過去の展示では広島の音戸に住んでいた時の風景画などもありましたが、今回は新潟の風景画を中心に展示。
身近な町並みや自然の風景が、パステルや油彩画で鮮やかに描かれ、そんな井田さんの絵を見るとこの世界の美しさに感動します。
また鉛筆や木炭などの素描もあり、中にはチラシの裏に描いた落書きのようなものもあるのですが、どんなに走り書きであってもどれも確かな描写力を感じました。
この世界の美しさを描くことに生涯を捧げ、絵に愛し愛された人生だったんだなあとあらためて実感しました。