舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

自分が出演した芝居のアンケートを読むにはかなりの勇気が要る。

2009-12-02 23:25:39 | Weblog
遅くなりましたが…

劇空間舞志台番外公演「AVの夏、放火の夜」
公演終了しました。

会場に足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。
それだけでも嬉しいのに、ほとんどの方がアンケーまで書いて下さって、本当に有難いです。

アンケートは全て、公演終了直後に読ませていただきました。
そう、本当に直後に読んだのです。
公演と公演の間の休憩時間にも、全員で覚悟を決めて読んでいたのです。
芝居中に「やっちゃった…」って思った公演でも、公演終了後に自らを戒める覚悟で読んだのです。
(2日目の受付をやっていただいたNさんからは「心強いな~」と言われました)
本当に、お客さんの一人一人には何と感謝の言葉をかけていいのか分かりません。

そしてまた一つ、自分の弱点に気付きました。
どんなベテランの役者でも、公演後に全く後悔しない人など居ないと言います。
それでも、お客さんに披露する以上、毎回それなりに安定したクオリティの演技をするのが役者というものです。

それなら、俺みたいな人間が役者なんてやっていていいのか…とか、公演後に考えて、一人で勝手に凹んでいました。
が、この芝居を見に来て下さり、貴重な意見を下さった方が居る以上、もっと面白い芝居が作れるようになりたいと、珍しく真面目に思ったのでした。

そして、いつかまたこのメンバーと同じ舞台に立ちたいですね!
いや本当にね、作品の出来とか、周りに迷惑もかけたとか、そういうことを抜きにして自分の感想だけで言うんですけどね、すごく楽しかったんですよ。
そりゃ、稽古中は常に追い詰められていましたが、全員で意見を出し合って芝居を作り上げるのは非常に楽しい作業でした。


芝居で使った、AV自販機のセット。
捨てるのがもったいなくて、今では部屋のインテリアです。





家にある、どの家具より大きい…
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2 コメント

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Unknown (稲川淳二)
2009-12-03 01:56:08
この~自販機のねぇ。

「FUCK」がね~「FACK」になってる
あたりがねぇ、私はすごいなー、芸が細かいなー、と思ったんですけどねぇ。

実は・・・単なる間違いだったんですよねぇ。
そんなことがあったんだよーって、
Aさん言ってましたぁ。
返信する
FACK (ローメン)
2009-12-03 20:39:19
>稲川淳二さん

いや~まさかねぇ、あの稲川淳二さんがいらっしゃっていたとはねぇ、
僕も、すごいな~、嬉しいな~、って思ってるところなんですがねぇ。

あの、FACKはですね、そう書いてあった方がお客さんから、
「変だな~、おかしいな~」
って思っていただけるんじゃないかって言って、それで決まったんですけど、
僕が間違って普通にFUCKって書いちゃってねえ、
わざわざ上からまたスプレーでプシュゥー…って塗りなおしてですね、
それだけのために書き直したっていう、妙な話なんですよ。
返信する

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