舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

新潟カルチャーの新たな可能性!「エンタメミックス新潟2021」に行ってきました!

2021-12-13 11:17:23 | Weblog


12/12(日)、朱鷺メッセで開催されたNAMARA主催の「エンタメミックス新潟2021」。





朱鷺メッセの中の3会場で、1時限目、2時限目、3時限目と、それぞれ3回のイベントが同時多発的に開催され、合計9回のイベントに新潟の様々な分野で活躍するアーティストやパフォーマー、タレントやスポーツ選手などが出演するという、NAMARA史上最大級の一大イベントです。



正直最初は、12月は忙しいし…と諦めかけていたのですが、前日に江口歩さんから連絡があったこともあり(前日ってあたりが本当に準備が忙しかったんだな…という)、せっかくの機会だしと行ってみたところ、想像以上に面白くて、一日堪能してきました。
色々感想を書いていく前に、まずはこれだけの大きなイベントを、コロナ禍という難しい状況の中で開催したNAMARAの皆さん、そして出演者の皆さん、本当にお疲れ様でした!



とはいえ、生活リズムが乱れがちな僕はこの日も寝坊してしまい、やっぱり無理か…と嘆きつつも、焦ってなんとか会場へ。
結果、オープニングだけは見逃してしまったものの、当日券を無事に購入することが出来、1時限目の「音楽の祭典」、2時限目の「メディアの祭典」、3時限目の「WELL-BEINGの祭典」を、無事に見ることが出来ました。





「音楽の祭典」が開催された第1会場は、Negiccoが15周年ワンマンライブをしたこともある、一番大きな展示ホールB。
出演者は、BSN「なじラテ。」などでもお馴染みの歌手のTSUNEIさんと、ソロ歌手としても活躍中のNegiccoのKaedeさん。

司会の森下英矢さんも言っていましたが、TSUNEIさんの歌声は本当に太陽みたいで、遅刻して凹んでいた僕もライブを見ているだけで元気が出ました。
TSUNEIさんは色んな学校でもライブをしているらしく、こういう人が新潟で活躍してくれるのは嬉しいなと思いました。

続くKaedeさんのライブは、爽やかなそよ風のような歌声が以前から本当に好きなんですが、コロナ禍になって初めてちゃんとライブを見られたこともあり、まさに心が浄化されるようでした。
アフタートークでは、長年Negiccoが一緒に活動してきたNAMARAの思い出や、新潟の好きなところを語る姿に、本当にかえぽはいい歌手だなあ…と思ったのでした。

また、ステージの脇にはNAMARAの金子ボボさんの大きな絵も展示され、見ているだけで楽しい気持ちになりました。
ボボさんの楽しい絵は、僕も絵を描く時の参考にさせていただいています。





2時限目は、第3会場で開催された「メディアの祭典」へ。
これは、ヤングキャベツの司会のもと、新潟のテレビやラジオで活躍する11組が順番に出てきて、出演者が入れ替わりながら対談形式でトークをしていく、というもの。

NAMARAの森下英矢さん→NSTの桶屋美圭さん→BSNの工藤淳之介さん→テレビディレクターのさとうまことさん→NAMARAのジャックポット→TeNYの堀俊彦さん→BSNラジオの石塚かおりさん→スーパー・ササダンゴ・マシンさん→NAMARAの出来心→UXの大角怜司さん→ラジオパーソナリティの遠藤麻理さん→再び森下さん…という順番でした。
本当にすべてのトークが面白かったので全部は書ききれないので、一番印象的だったササダンゴさんと出来心のトークについて書いていきます。

ササダンゴさんと出来心は、BSNラジオとFM新潟の同じ日曜深夜25時に裏番組同士でラジオに出演していることから、普段からお互いをよきライバルとして意識し合っている部分があったので、実は一番見たかった共演でした。
しかし実際にトークが始まったら、出来心が登場するや否や、ササダンゴさんが本当のプロレスのように容赦なく攻撃的なトークを炸裂させ、そこに20代の若手コンビの出来心が果敢にも立ち向かうというバトルが勃発し、本当にハラハラしながら見てしまいました。

僕はササダンゴさんのことはすごく好きな一方で、芸歴が長く多方面に才能のある方なのでどこか畏れている部分もあり、また僕は出来心とは年齢も近いことから思い入れもあるので、まるで自分が出来心と同じ立場に立たされてしまったかのように感情移入しながら見てしまいました。
でも、本当にササダンゴさんのプロレスという芸に、果敢にも挑戦していく出来心に本当に感動したので、僕も出来心を見習って頑張ろうと心から思いました。

それに、こうしてメディアの壁もジャンルの壁も飛び越えてタブーなきトークを繰り広げる人達を見ていたら、自分も普段の生活の中で色んな人達に勝手に壁を作って生きているなあ…などと気付かされ、そこから一歩を踏み出す勇気をもらったような気持ちになりました。
そんなわけで、メディアの祭典、僕は新潟のエンタメの可能性を本気で感じ、NAMARAの最も目指すものはこれだったのではとも思ったし、個人的にも2021年のベスト現場となりました。





最後は、第2会場(ここだけ無料)で開催された「WELL-BEINGの祭典」へ。
ここには、アラフォーアイドルのパシュミナさんが出るし、無料だし…くらいの軽い気持ちで入ったのですが、実際は癌患者の当事者としてYouTubeで情報発信しているヒダノマナミさん、障害者アートの町中での展示を普及するための活動をしている高橋亜紀さん、障害者雇用の支援活動をしている江口知美さん、そしてアルビレックス新潟レディースの石淵萌美選手と道上彩花選手のディスカッションが行われ、非常に興味深く見ました。

障害者アートは自分もやっているし、障害者雇用は自分にも他人事ではないし、また自分は癌患者ではないものの「患者じゃない人も癌について身近に考えてほしい」という言葉や、「女性アスリートは男性アスリートに比べてまだまだ待遇が悪い」などの男女の格差問題なども聞く中で、色んな問題を他人事にせずに自分の頭で考えることの大切さに気付かされました。
エンタメもいいけれど、こういう社会問題を扱ったディスカッションにもすごく興味があるので、本当に見られて良かったし、正直に言うと僕もいつかこういうイベントに出演したいと思ったほどでした(呼んでください江口さん!)。



というわけで、「エンタメミックス新潟2021」、一日で様々な新潟カルチャーと出会い、たくさんの楽しみや学びがあった、本当に充実した体験ができました。
あらためまして、企画したNAMARAの皆さん、出演者の皆さん、本当にお疲れ様でした!



こうして「エンタメミックス新潟2021」を満喫してしまったわけですが、本当に今の自分にとって出会うべきイベントだったんだなあと思いました。
というのも、僕は子供時代に新潟にあまりいい思い出がなく、新潟カルチャーにもまったく出会うことなく県外に進学したので、正直故郷である新潟にネガティブな感情を抱きながら30歳くらいまで生きてきたような実感があるんです。

そんな自分が自分の暮らす新潟を好きになれたのは、Negiccoをはじめとする音楽や、古町どんどんなどのイベント、シネ・ウインドや砂丘館など、様々な新潟カルチャーとの出会いがあったからでした。
新潟に帰って来てからのこの10年間、様々な新潟の面白さを発見しては、それをブログやSNSで発信し続けてきて、今では月刊ウインドに「新潟愛、かましたいの」なんて連載コラムを書かせていただくような人間になったわけです。

だから、もし今後、2022年以下も「エンタメミックス新潟」が開催されるとしたら、今度は出演できるような人間になれるように頑張りたいなと思いました。
というわけで、江口さん、本気でお願いします!来年あたり本気で営業に行かせてください!





そんなわけで、充実した一日を過ごし、帰ったら今週も日曜日のカレーも食べることができました!
いい日曜日でした!



さて、この先の僕の予定としては、12/17(金)、18(土)、19(日)に「カルチャーMIXフェスタ」に参加。
【お知らせ】カルチャーMIXフェスタ 合同作品展示会 Emotional Hearts 2021、参加します。(12/17(金)~19(日)、万代市民会館5F、入場無料)

その後、12/25(土)、26(日)には、「カルチャーMIXフェスタ2021」のトークイベントを開催します。
【お知らせ】ちひろBLUES「ちひろdeアート 2021」開催します!(12/25(土)、26(日)、トークイベント)



年末、自分なりのエンタメミックス新潟を頑張っていこうと思います!!
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