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6/5(金)、シネ・ウインドで「マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっ飛ばせ」を観てきました。
予告編はこんな感じです。
1960年代のロンドンの若者の文化や流行を、マイケル・ケインをナビゲーターに当時の貴重な映像やインタビューとともに振り返るドキュメンタリーです。
ビートルズもザ・フーもローリングストーンズも出てくるし、ツイッギーも出てくるので、それだけで見ていてあの時代はカッコいいなあ…と、テンションが上がりました。
若者のカウンターカルチャーが世界的に花開いた1960年代が個人的に大好きで憧れがあるんだけど、特にイギリスでは階級社会や各社社会が根強いから、そんな国でも若者達が大人達に抵抗して音楽やファッションで文化や流行を作っていったそうです。
中流階級出身のビートルズが売れたことがいかに大きなことだったのかも、初めてちゃんと実感することができました。
旧体制的な格差社会、階級社会に抵抗して大人達に眉をしかめられながらも自由を求めてロックンロールやファッションに熱狂していた当時の若者達の気持ち、すごく分かるんですよね。
確かザ・フーのロジャーの台詞だったと思うんだけど、冷戦時代になってキューバ危機が起きて、こんな時代ならやりたいことをやらないといけない思ったって台詞が胸に刺さりました。
僕は1960~70年代の文化や当時を描いた映画とかが本当に大好きで、観ると胸が熱くなって、よく分からないけど走り出したくなるような衝動に駆られます。
個人的に今年は当時のイギリスのモッズ文化を描いた「さらば青春の光」や、同じくイギリスで70年代の差別に抵抗したパンクロックを描いた「白い暴動」も観ていたので、その繋がりとかも楽しめました。
日本でも1960年代は学生運動やカウンターカルチャーが盛んだった時代だから、一昨年に観た若松孝二監督の青春映画「止められるか、俺たちを」や、今年観たドキュメンタリー「三島由紀夫vs東大全共闘」なんかと比べても面白いかも知れないですね。
やっぱり、この時代の文化に憧れがあるので、2020年になっても、こういう熱を持っていたいです。