舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

うちらも春の勲章もらおうぜ。

2019-05-21 00:27:20 | Weblog


最近、自分の考え方が少しずつ変わっていっているのを感じているので、記録する意味でも書いていこうと思います。
と言うのも、僕は、つい最近まで演劇に対して否定的だったり本気で嫌ったりしていたのですが、最近その時期を抜け出せたような気がしているのです。



まあ、詳しいことは4月のこの記事に書いてあるのですが、要は、新潟演劇がどうして嫌いなのかを考え続けたら、そんなに嫌う必要もないなと思えたということです。
おいてきぼりひたすら解らなくて気が付くのがいつも遅いんだ。



一時期は存在を否定するくらい嫌いになっていたものについて、どうして嫌いなのかを本気で2~3年くらい考え続けていたら、わざわざ嫌う必要はないな、という非常に平和な結論に達してしまって、僕は今すごく感動してるんです。
いや、たとえ嫌いだとしても、彼らは彼ら、自分は自分と思えば考えればいい、無視したりほっとけばいいわけで、わざわざ存在を否定する必要はないわけです。

これ、要するに、「人を否定してはいけない」っていう当たり前の結論であって、そんなこと頭ではずっと分かっているつもりだったんですが、頭でわかっていてもついつい嫌いなものを否定したくなってしまうのが人間なんだなあ、と気付かされたりしました。
そして、そのことを悩み続けた結果、ただの知識じゃなくてちゃんと自分の経験に基づく気持ちとしてそう思えるようになれたことに感動しているわけなんですけど、あまりに当たり前の結論すぎて笑えてきますね。



それとほぼ同時に、今まではまったく考えたことがなかった人生の目標なものを新たに持つこともできたのですが、詳しいことは5月のこの記事に書いてあります。
どうせこのまま一生無職で終わりそうなら、いっそのこと目標に向かって生きてみようという自分なりの現実的な選択肢について。



4年前に演劇をやめた直後に新しい目標を見つけてそこに向かって頑張っていければ良かったのですが、そこまで辿り着くことがなかなかできなかったので、過去の演劇にずっと囚われていたのが、ここ数年間の自分だったと思うんですよ。
つまり、演劇をやめたことで自分がやってきた演劇を客観視することが出来て、その結果、過去に自分が関わってきた演劇の問題点に気付くことはできたものの、それを反面教師にしようにも、自分が何をすればいいかを見つけていないから、何をすればいいか分からず、その結果としてただただ不満を溜め込んでいたんだと思うんですよね。

それが、「本を書きたい」という新しい目標ができたことで、自分の過去の失敗や後悔を活かして頑張れる新しいステップに、やっと進んでいくことが出来たんだと思うんですよね。
演劇をやめてから4年、というか、大学を卒業してからは10年という、本当にここまで辿り着くまで長い道のりだったなあと思うのですが、やっと人生のスタートラインに立てたような気もしています。





5/19(日)、そんなことをダラダラと考えてしまったりもしましたが、この日は日曜日だったのでカレーを食べてすべてが丸く収まりました。
まあ、演劇に限らず、色んなものに興味を持つわりにはすぐ諦める人間なのですが、今年は一箱古本市と新潟コミティアで本を売ることを目標にしたいと思います。



その2日後の5/21(火)、友人が唐突に「うちらも春の勲章もらおうぜ」と連絡してきました。
春の勲章ってよく分からなかったので調べてみたのですが、国家または社会に対する功労者を対象に毎年春の時期に国から送られる勲章のことらしいです。

そんな、日本に貢献した選ばれた人しかもらうことのできない勲章を、「今度遊びに行こうぜ」くらいの軽すぎるノリで言ってきたのがめちゃくちゃ面白かったので、こういうノリは積極的に取り入れていきたいと思います。
いや、でももしかしたら、ようやく人生のスタートラインに立てた僕が、このあとめちゃくちゃ活躍していく可能性もあると思うので、本当にもらえるかも知れませんね…





全然関係ないんですけど、柴田聡子さんの「ワンコロメーター」のMVに出てくる犬が、僕の頭の中に住んでいるぽちに物凄く似ているので毎日見てしまうんですよね…
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