9/25(月)、前から気になっていた関屋の喫茶店、カフェドモンプチに、初めて行くことができました。
僕はチェーン店よりも個人経営の喫茶店が好きなので、よく古町の喫茶店に行くのですが、関屋にもこんなにレトロで落ち着く喫茶店があったとは…また行こう。
ちなみにカフェドモンプチでは、先日ぺがさす荘で買った月乃光司さんの本「病気だよ!全員集合」を読んでいました。
月乃光司さんと様々な人達との対談集です。
僕自身も精神疾患の当事者で長年「こわれ者の祭典」にも携わってきた人間として、忘れてはいけないものがこの本にはあると思います。
そして、9/28(木)に、こわれ者の祭典の元メンバーの醍醐(ダイゴ)さんとトークをする前に読んでおきたかったという理由もありました。
僕自身も障害があり、ずっと「こわれ者の祭典」のスタッフだったこともあることから、当初は生きづらい人のためのトークイベントをやりたい気持ちがありました。
でもそれだけだとゲストもお客さんもトークテーマも「病気」や「生きづらさ」に限られて、イベントとして可能性が広まらないと思いったので、もっと視野を広げて幅広いゲストを呼びたい、そしてどんなゲストのことも肯定するトークイベントにしたいと思い始めたのが「月刊おはなし図鑑」でした。
でも、どんな人と話しても、当たり前だけれど悩みはあるわけで、それも受け止めて肯定できる、そんなトークイベントがしたいと思いました。
だから病気を全力で肯定する「こわれ者の祭典」よりももっと先にある、病気の有無のかかわらずすべての人を肯定する「月刊おはなし図鑑」がやりたかった。
おこがましいけれど、僕は「こわれ者の祭典」よりも先の時代に自分は進みたかった。
けれど、今もその根底にあるのは、どんな人の生き方も肯定したい気持ちで、それは「こわれ者の祭典」のスタッフの経験から学んだものです。
今ではよく多様性が大事と言われますが、多様性という言葉がこんなに使われる前から、多様性というテーマでトークイベントの活動をしてきたんだという自覚があります(何故なら多様性がないと僕も生きていけないから!)。
だから、「月刊おはなし図鑑」で毎月色々な人とトークをする中で、見た人も色んな生き方があるんだなあと感じてもらえたら嬉しいですね。
というわけで、9/28(木)の「月刊おはなし図鑑」で脳性マヒの醍醐(ダイゴ)さんとトークをする前に、気持ちをまとめることができて良かったです。
月乃光司さんの本を読み終わったら、今度は江口歩さんの「エグチズム」も読もう…(これもぺがさす荘で買った)
9/28(木)、トークイベント「月刊おはなし図鑑」第57回に、元脳性マヒブラザーズでタレントの醍醐(ダイゴ)さんが出演!
「【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第57回 ゲスト:醍醐(ダイゴ)さん(タレント、元脳性マヒブラザーズ)[9/28(木) 20:00 ぺがさす荘]」
本番までのカウントダウン!
本番3日前、9/25(木)、カフェドモンプチから。