5/17(土)、STAY HOME MINI-THEATERで「SAVE THE CLUB NOON」
2013年の映画で、当時シネ・ウインドでも上映されていたけど、見逃していたのですが、このタイミングでSTAY HOME MINI-THEATERで上映されたから鑑賞しました。
予告編はこんな感じです。
大阪で数多くのミュージシャンに愛されてきた歴史あるクラブ、NOONが2012年、客がダンスを踊ることが風営法に抵触するという謎の理由で警察から摘発された問題を受け、色々なミュージシャンや関係者にインタビューしたドキュメンタリーです。
EGO-WRAPPIN'さん、TOKYO No.1 SOUL SETさん、七尾旅人さん、ハナレグミさん、いとうせいこうさん、等々、有名な人達も大勢出てきます。
踊ることまで規制する法律って何なんだ?そんなのは誰にでも当たり前にある自由じゃないのか?法律って何のためにあるんだ?こういう問題に表現者はどう向き合えばいいんだ?とか色々考えさせられました。
同時にライブシーンもたくさん登場して、ライブで踊るってやっぱり最高だよなとも思いました。
何よりみんなが愛する場所がなくなる危機感は今のこのタイミングで観ると他人事ではないというか、すごく重く感じました。
そしてこの問題は当時話題になっていたけど正直よく知らなかったので、初めてちゃんと知ることができて良かったです。
アフタートーク(監督とBuzzFeed Japanの人と映画にも登場したいとうせいこうさん)を見て知ったんだけど、あの映画が撮られた2012年から署名運動が始まり、2015年に風営法は少し改正されたそうです。
こういう、表現の場が規制されていく恐怖も、社会を変えていこうとする力も、今だからこそ刺さる映画で、敢えて今上映したのかなと思いました。