元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

各紙の軽減税率論から見る「民主主義の死」・マスコミは、増税ありきの「政府の番犬」

2015-12-03 17:29:51 | 日記

◆インボイス導入へ 各紙の軽減税率論から見る「民主主義の死」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10569

政府は、2017年4月の消費税率10%への増税と同時に、一部の品目に軽減税率を設ける方針を示している。

こうした中、自民党は1日、事業者が仕入れた商品ごとの税額などを記す「インボイス(税額票)」の導入を決めた。

これにより、通常税率か軽減税率かを見分けられるようになる。今後の議論は、軽減税率を適用する品目や、その穴埋め財源に焦点が絞られるという。朝日新聞(2日付電子版)が報じた。


◎いつの間にか増税ありき

しかし、立ち止まって考えてほしい。

8%に引き上げた消費増税のダメージが今も尾を引き、消費増税をするか否かの議論が十分でないにもかかわらず、いつの間にか、増税を前提にした軽減税率の導入が政府内で決められている。

こうした政府の動きをチェックすべきは、マスコミであるはずだ。米ジャーナリストのウォルター・リップマンが「新聞は政府の、ではなく、民主主義の番犬だ」と言ったように、マスコミには、民主主義を守るために権力を監視する役割がある。


◎大手紙は軒並み、軽減税率を支持

だが、大手紙の軽減税率に関する論調を見れば、その役割を果たしているとは言えない。これは、最近の社説のタイトルを見るだけで一目瞭然だ。

・「軽減税率 不正が横行しない制度設計に」(11月28日付読売新聞)
・「軽減税率導入 社会保障を忘れるな」(10月16日付朝日新聞)
・「軽減税率の議論で忘れてならないこと」(10月25日付日本経済新聞)
・「消費税と軽減税率 『欧州型』で制度安定を」(10月29日付毎日新聞)
・「軽減税率 『緩和』実感できる制度に」(10月26日付産経新聞)

いずれも、軽減税率は必要であり、増税もやむを得ないという前提に立っている。

紙面には、「欧州の多くの国は『知識には課税しない』との原則で新聞・書籍も軽減税率の対象にしてきた。

日本でも導入が望ましい」(毎日新聞)という、あからさまな政府への"談合交渉"まで書かれている。もはやマスコミは、増税ありきの「政府の番犬」ではないか。

マスコミが権力にすり寄れば、正しい情報が与えられない国民は判断を誤ってしまう。それは、「民主主義の死」に近づくことを意味する。国民は、政府が静かに進める消費増税や、マスコミの論調に目を光らせないといけない。(山本慧)

【関連記事】
2016年1月号記事 2016年 日本経済 - 家計を苦しめるアベノミクス 〜焦る安倍首相〜
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2015年12月1日付本欄 「マイナンバー制度は違憲」弁護士ら全国で訴訟 リスクがありすぎる制度
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10564

2015年11月26日付本欄 「最低賃金1000円」を政府が指示 賃上げするとリストラや倒産が起きる
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10542

2015年11月18日付本欄 安倍政権の法人税議論 なぜ増税論者が経済ブレーンなのか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=10471

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