一言で言うと大川隆法氏は優れた思想家であって救世主ではなく、地球神エルカンターレでもなかったということです。
地球神と言ったら、地球の神羅万象を司る神、つまり大自然を作り、保持し、人間や動植物に命を与え、生きることができる環境を整えてくれている計り知れない大きな存在です。
神人さんが言うように地球神は霊人ではない。まして人間ではない。もっと大きな存在です。大川隆法氏は自分は地球神だと主張していましたが、地球神が人間に生まれ変わることはありえないと思います。
1991年に大川隆法氏が地球神エルカンターレであると宣言した時に、なぜ私や多く会員達が信じてしまったかというとその理由はそれまでに大川氏の本を読み、講演会のテープを聞いて、生活や仕事で大小の奇跡を体験してたからです。
私も奇跡を体験しました。 入会前は転職を繰り返して挫折していましたが、大川隆法氏の思想を学び始めてからから1年後に仕事で奇跡のような事が次から次へと起こり始めて救われました。
光明思想の「常勝の法」と「成功の法」などの本は本当に名著だと、今でも思っています。
何をやってもうまくゆかない人、挫折した人、自信がない人、自殺願望が強い人はこれら本を何回でも繰り返し読んで心の中に取り入れると、現実が良い方に変わってゆきます。
私が幸福の科学に入会したのは1987年でしたが1991年にエルカンターレ宣言まではエルカンターレという名前は大川氏から一度も聞いたことはありませんでした。
幸福の科学のホームページには『1981年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。』となっていますが、全くの嘘です。1991年に突然に言い出したものです、これ以前に出版した本にも一切、出てきていません。
結論は大川隆法氏の霊言集を除く著作は素晴らしかったが、地球神ではなかった。純粋に思想家として生きていれば世界的な思想家となり、今でも生きていたと思います。
「人生の大学院」と称して勉強会のようなものから、1991年に急に宗教団体になり、金(かね)集め、人(ひと)集めに変貌してしまった事、それに従ってしまった事は残念に思います。
もっと言いたい事はありますが、今回はここらへんでやめておきます。