さて、2日目の朝ゆっくり虫喰岩を観察した後向かったのは、日本一の河川:『ぶつぶつ川』。
なにが日本一なのか?
その長さである。湧水が水源で長さ13.5m!逆に長いのは信濃川367㎞(新潟県)。27185分の1🤣
ちなみに『ぶつぶつ』は湧水の『ふつふつ』が訛ったものと言われている。
湧水なので飲める、試しに飲んでみた。いつもは山で沢水を飲むのだがここのはどうなのか。
『沢水とは違う!』
すぐそばが海という事もあるのか、塩分ではないがミネラル⁈を感じる。
お昼は海の幸を頂く。人気店らしいのだが、前回も今回もすんなり席に座れた。ラッキー!😄
これにダシをたっぷりかけて食べる。マグロだ!(笑)
市場へ行ってみる。黄色いポスト発見!
幸せの黄色いポストと言うらしい。ポストの赤は、イギリスにならって目立つようにしたものだ。
ただ赤でなければならないという決まりはないそうで、ご当地ポストが全国にはあるらしい。
そう言えば前回、八咫(やた)ポストは真っ黒だった(笑)。
昨今は四角いポストが多いので昔ながらの丸形は味があって良いと思うところだ。
次に目指すジオパークはこちら。
熊野古道の一部、高野坂。王子ヶ浜の遠景が一望できる。
マリンブルーと言うより、透明感のある深い浅葱色が太平洋に広がり打ち付ける白波との風情が人の心を引き付ける。
そしてアカウミガメの産卵場でもある。
もちろん、海岸にも降りてみた。人がいない(笑)。2日目も快晴で気持ち良い!
この眺望を乗客に見せるため列車が速度を落として通り過ぎていく。
堤防の際には、打ち上げられた流木がたくさん。
趣のあるもの拾ってネットで売り小遣い稼ぎする人もいるって話。分からなくもない。😄
次は『神倉山のゴトビキ岩』へ。
看板は出ているけど、ナビがないと分かりにくい場所にある。特に駐車場が(笑)。
いきなりの急な石段である。自然石で組み上げられた階段は全部で538段ある。
普段歩いてない人には結構な坂道である。
登り切って少し進むと、大きな岩が見えてくる。
これが『ゴトビキ岩』、テレビではドローンで上空から撮影していたのだが、下から見上げるしかない。😆
参拝者が続々と登ってくる人気のスポットである。
人がいないとこんな感じ。
『ゴトビキ』とは変わった響きの言葉だと思ったら、ヒキガエルをあらわす新宮の方言だった。
これも火山活動の名残で1500万年前~1400万年前の話。
角度を変えて。
岩もすごいのだが、ここからの眺めがなんとも素晴らしい!
傍らにリンドウがひっそりと咲いていた。
2日目の旅は、ここから山の方へ向かう。
棚田のオーナーを岐阜県恵那市でしていたことがあり、是非とも見ておきたかったのが『丸山千枚田』である。
2時間弱の道のり。すでに収穫は終わっている、なんと細かい段々田んぼ!
夕暮れが迫っている。
この日は、これで終了。温泉に事欠かない和歌山は、旅する者には有難い。
足湯のある道の駅『十津川郷』で車中泊。そう広くない駐車場は、続々と車が入って来てすぐにいっぱいになった。
夜はキャンプ飯とビールで、ゆっくりしながら明日の予定を考える。
最終日も晴れてくれることを願って寝袋に入った。