12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

G-festa2023に参加!

2023-11-29 17:23:26 | 

昨年に引き続き今年もG-festaに参加した。

昨年の様子はこちら → G-festa2022

 

前日の土曜日に雨が降り冷え込んだので、翌日どうなるかと思ったが天候は回復してクライミング日和となった。

東海環状自動車道から見える御嶽山は真っ白、すっかり雪山だ。

この日はWRC(FIA 世界ラリー選手権)が恵那である。そのためか、いつもより3倍くらい交通量が多い。😁

 

フェスティバル駐車場には、すでに数台車が止まっている。

今回の参加者は皆さんリピーターなのか、いつもは案内役のガイドさんが立っているのだが誰もいない。

会場に入ると昨年同様のセッティング。試し履きが出来るのでシューズが減っている。ワンコは別ね(笑)。

 

 

見晴らし最高!

 

 

雲の隙間から見える中央アルプスも真っ白。

 

 

角谷会長の挨拶もそこそこにグループに分かれてそれぞれの岩へ。

来春発売されるスカルパの新作が試し履きできると聞いて、ジェネレーターを借りる。(参考:グッボル)

 

 

各ガイドに4~5人ほどのグループになって岩へ向かう。新井健二ガイド、須藤邦彦ガイドのグループになった。自分の他ミドル女性が3名。

トップロープで登るので途中で失敗しても地面まで落ちることはないため、女性も多い。

トップロープ:あらかじめ課題の最上部にロープで支点を作って両端を垂らし、片方をクライマーに、片方をビレーヤー(確保者)に結ぶもの。

最初は優しめの岩で。ただし、前日の雨の影響で滑る滑る(笑)。

 

 

次の岩へ行く。ワンコと参加の女性。苦戦中!

 

 

ワンコ、実におとなしい。

参加者のクライマーには反応しなかったのに、登山者が現れたら少し唸る。違う人種が来たと思ったか(笑)。

 

 

自分もこの岩に、借りた新しい靴で挑戦したが、シューズの選択ミス。滑りまくった。もう少し柔らかめのシューズの方が適していた。

単に、実力不足かもしれないが・・・😅

撮ってもらった写真。青空に黄色の紅葉がキレイだが、岩しか見ていない(笑)。時間かかって何とかゴール!💦

 

 

この岩は、手掛かりがあったので自分もすんなり登れた。😎

 

 

午前中が終わり、おでんを頂く🍢。差し入れのお菓子とコーヒーも。どれも美味しい!😁

昼からは岩が乾きだしたので良かった。

最初に登った上部の岩へ行く。ここに3つルートがあり、2つは楽勝で1つ少し戸惑ったが登れた。

最後は少し前傾斜(オーバーハング)のある岩へ。ここまではすんなり登れる。問題はここからだ。

立ち上がると岩が手前に傾斜しているので、背を反らす形になる。それでいて持てるホールドがビミョーで何より足場がありそうでないのだ。

 

 

ヘルメットがずれたので、この後外した。岩の上に這い上がることを、マントルを返すと言う。

左足を岩の上にあげるもコケや落ち葉で滑り踏ん張りがきかない。

何度か落ちた。トップロープなので宙ぶらりん(笑)。ビレイヤーは大事である。

 

何度も繰り返すうちに腕が疲れてくる。上がれそうで上がれないのを数分⁉格闘したか。

最後何とかマントル返しに成功、這い上がれた。写真で見ると簡単そうに見えるのだが・・・💦

 

 

同じ岩を登る女性。左手は岩のわずかなでっぱりに指がかかるが、右手は掛かるところがない。

足を上げたくても、もう一段体が上がらないと足がかからない。そこに苦労している。この後、マントル返しに成功!

 

 

このフェスティバルは、お祭り気分なのだが、岩に取り付けば皆さん真剣。

実力勝負。登れるか否かだ。

自分の場合、手掛かり(ホールド)があれば持つことが出来るのであまり問題はない。

しかしホールドがなく岩の結晶ぐらいしか摘まむものがないスラブ(垂直より奥に岩が倒れている)は、

なかなか難しくいつも苦戦する。

 

まだまだだな。😅

もっと岩に慣れなければと思い、ギア類は持っているので現在ロープの購入を検討中。

クライミングは面白い!

 

💖

 


南木曽岳 2023.10

2023-11-15 10:57:20 | 

今年は紅葉の始まりがが遅かった分、高山では紅葉する前に暑さで枯れてしまったという話を聞く。

しかし、これを書き始めたころ阿曽原小屋周辺の紅葉が見ごろとのこと。

実は欅平駅からの水平歩道往復を計画していたのだが、急きょ仕事になってしまいキャンセル。😭

残念だが、来年に期待したい!

 

さて、水平歩道に行けなかった分、1日フリーな時間ができたので日帰り登山を計画。

近場で紅葉を楽しめる所と考え、久しぶりに『木曽三岳』の一つ南木曽岳(なぎそだけ)を選択。(あと2つは御嶽山と木曽駒ケ岳)

土日は駐車場がいっぱいになるので、平日でも早めに出かけるつもりが寝坊した(笑)。

しかし、平日とあってか7時半着も1番乗り。すぐにもう1台来た車は、山梨ナンバーだ。😳

そのほか工事関係者と思われる車が数台ゲートの中へ入っていく。

準備を整えて出発!

 

 

15分ほど林道を歩いて行くと標識に当たる。蘭は、あららぎと読むのね。😀

 

 

そして登山道の矢印方向を見ると、なんと巨大な堰の工事! 砂防ダム(高さ7m以上)か砂防堰堤(さぼうえんてい)か。

 

 

登山道は右側へ入っていく。上から眺めると、昔の堰が見えるのでそれの補強と追加のようだ。

 

 

山を歩くと、時々このようなコンクリート建造物を見かけ残念な気持ちになることがある。

しかし自然が一番とも言ってられない状況もある。

南木曽岳のふもと南木曽町には、『蛇抜け(じゃぬけ)』という言葉がある。土石流のことらしい。

昔から土石流災害にあってきたため、それを防ぐのが堰堤の役割というわけだ。土砂災害警戒区域の住人には必要な工事。

そのまま山の中へ進む。日差しはまだ上の方にしか当たらないが紅葉は見ごろだ。

 

 

光が入ったらさぞかし奇麗だろうな。

 

 

二つ目の標識。右からの下山道との分岐だ。南木曽岳は一方通行になっている。

 

 

青空が良い。しかしまだ樹々に光が届かない。こういう写真には光が欲しい。😅

 

 

金時の洞窟。金時って金太郎のことか⁉これも全国にあるみたいだ。伝説人は各地に現れる(笑)。

 

 

大岩の下が空洞になっている。特に何もなかったが、梅雨時など奥に沢水が流れることもあるようだ。

 

 

大岩の下から見上げた1枚。少し光が入って来てなかなかキレイ!

 

 

木道と言うかハシゴ道が多い。

 

 

雪深いところでもあるので傷みが激しいが、意外に丈夫。

 

 

ようやく日差しが入り始めた。日差しに透ける葉が秋を演出。

 

 

 

 

登山道には、木の説明がある。木曽五木の一つ高野槇。

木曽五木とは、ヒノキ、サワラ、アスナロ(ヒバ)、ネズコ(クロベ)、コウヤマキで建材として優れている。

江戸時代に伐採が進みすぎ、直轄の尾張藩が建材に適していたこの五木を伐採禁止にしたのである。

現在はそのおかげで木曽の名産品となっている。😎

ちなみに高野山に多くあるので高野槇とか。

 

 

その葉っぱ。

 

 

空が開けたところで、立派な階段木道が現れる。

ここ左側にワイヤーが張ってあり、鎖もある登山ルートである。

あまりにも木道が立派で登山道と標識もあるので皆さんそちらを歩かれるが、

ちょっとした岩登りを楽しめるのは左側ルート。同じところに出る。もちろん左を進む(笑)。

 

 

キノコ発見。スギヒラタケ?昔は食べていたらしいが現在は食用不可となっている。今がシーズンのようで所々で見かけた。

 

 

かぶと岩の説明。ここからは木と説明板が邪魔で見えないが、少し進んだところから見やすい。

 

 

あれか!?

 

 

う~ん秋晴れ!

 

 

ここから笹の中へ。標高が上がり、まだ十分に日光が入っていないので、朝露が冷たい(笑)。

 

 

抜けると頂上である。

 

 

南木曽岳の標高は調べると、1677mと1679mとふたつ出てくる。どうも三角点と最高標高点の違いらしい。

国土地理院によると現在は1679mとなっている。

興味深いことに、三角点の移動や地殻変動などで標高改定が随時更新されているのだ。

大体+1mが多いが、中には-2mと言うのもある。

驚きは高田大岳1559mで+7mとは地元の人もびっくりだろう。😲 山は生きている!

 

 

見晴らしの岩に登るが、御嶽山は完全に雲の中。

 

 

雲がなければこんな感じ。(参考:ぶらり山旅より)

 

 

御嶽山の見守り地蔵さん。愛らしい。

 

 

避難小屋の赤い屋根が見えた。

 

 

泊まってみたくなるほど中は広々でキレイ。

 

 

小屋の隣にはトイレもある。

 

 

頂上からの眺めは中央アルプスから北アルプスまで見渡せるところだが、この日は雲の中。

 

 

こちらも。(参考:ぶらり山旅)

 

 

山座同定の看板。

 

 

ここの見晴らしで、お昼休憩。と言ってもスタートから2時間半もあれば余裕で着くのでまだ10時。

しかし小腹がすいたので、カップ麺(小)を頂く。後から到着した隣のソロ女性は数個入りのパンでエネルギー補給している。

コーヒーも入れてゆっくりタイム。☕

その後は肉眼でもなんとか見えるが、双眼鏡出して北アルプスの常念岳を見る。穂高は雲の中だ。

駐車場で一緒だったおじさんと山の話(笑)。双六岳に登ったとのこと。雪をかぶったそれが少し見えてる。

 

 

1時間ほどのんびりして、下山開始。

水場って書いてあるが、この時期に水はない。

 

 

かなりの崖だけど崩落した?😅

 

 

摩利支天に立ち寄る。『摩利支天』てよく聞くけどよく知らない。調べたら深みにはまりそうだった(笑)。

ごくごく簡単に解説。仏教の守護神の一人。女神だけど男になっているものも多い。

起源は古代インド神話の女神ウシャスで陽炎や日の光が神格化された神。

陽炎の揺らめく自在さからくる神通力を戦国武将が信仰していたとのこと。それが山岳信仰に入ってきたのか!?

 

 

摩利支天からの眺め。南アルプス方面だが・・・。広がる雲が陽炎ではないが自在だ(笑)。

 

 

20分ほど下ると、もう一つの見晴らし場に出る。

 

 

アップすると先ほどの、摩利支天の岩群。

 

 

動画を撮ってみた。見晴らしはホント良い。

 

 

さて、ここからは急な下りが続く。ハシゴにロープ。

 

 

これ、急な下りで後ろ向きに下りて来たのだが、目の錯覚か写真だと平面に見える(笑)。

 

 

立派な木は、アスナロかな。

 

 

光がないけど、紅葉が良い感じ。😃

 

 

一瞬、光が入った! オオカメノキの赤さが際立つ。

 

 

続く階段。折れそうで折れないが折れているところもある(笑)。

踏み外さないように気を付ける。3年前、摩利支天からの急な下りで滑落し亡くなっている。

どんな山でも滑落すればケガ、死亡ということがあるので気は抜けない。特に下りは。

 

 

この辺りの紅葉が最盛期だな。

 

 

苔むした倒木が雰囲気ある。

 

 

願わくは光が・・・(笑)。

 

 

駐車場の前に寄り道して、滝を見に行く。

こちらが女滝。この時期は水量が少ないが、コーヒー用に汲んできた。

はじめこちらがその険しさから男滝かと思っていたが、違ったようだ。😅

 

 

そして、こちらが男滝。水量が豊富なら見え方が違うのかな~。

 

 

無事下山。

日本三百名山で木曽三岳の南木曽岳。無雪期のコースは距離も時間もお手頃である。晴れれば眺望もよい。

急な下りは、北アルプス用に練習する人もいるようだ。

歩いた距離、寄り道入れて:6.8km。時間:6時間(お昼1時間もいた笑)

積雪期も登れるのだが、あの急な下りはどんなものか。😁

もうすぐ冬が来る。雪山も楽しみだ。

 

麓にある観音堂の大杉。

 

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