『テオ・ヤンセン展』を見てきました。
展覧会も終盤、平日に行けば空いているかと思いきや駐車場はいっぱい。
運よく1台抜けたところに入れた。
まずはエントランスに巨大な作品。
これが動くのかと思うと、ワクワクする。
ホームセンターで買ってきたパイプを加工して作るらしい。
この構造物、動いてなんぼという作品なので、来館者が自分で動かせる作品がある。
自分も動かしてみた。意外に軽い。風で動くのだからこの軽さかと実感。
また動きが面白い。前の方の様子を撮ってみた。
その他、部品の展示、これも触れるものがある。
スケッチ。
そして圧巻は、ヤンセンのスタッフによる実演。
かなり大きい作品をコンプレッサーを使い空気をためて、実際に動かしてくれる。
これが自然の砂浜で動くのを見てみたい。
思ったのだが、夏休みの自由工作を大人になっても続けている感じである。
材料がホームセンターで買えるというのもいい。
もちろん、あれだけの巨大な作品になるとかなりの工学的頭脳と精密な制作技術が要求される。
それが出来上がると興味深い作品となり、芸術となる。
絵画でも、音楽でも最初の一歩はそんな始まりだったかなと思う。