先日、G-festa2022 に参加した。
ガイドのフェスティバルでG-festa。山岳ガイドのフェスティバルである(笑)。
2006年から続いて今年で17年目。
雨予報の中、雨は降らないと信じて出発。I am 晴男(笑)。😄
NHKの百名山や、他の登山番組・雑誌などで見かけるガイドさんが10名ほどいる。
聞こえてくる会話は、先週ヒマラヤから戻ってきたばかりとか、やはりすごい面々である。😆
会場は岐阜県瑞浪市にある隠れ家的クライミングエリア。
クライマーに有名な瑞浪クライミングエリアではなく、ガイドさんとその仲間がひそかに開拓した所である。
参加者は、総勢20名ほど。東京、京都、神戸など遠くから見えてる方もいて皆さんリッチな方ばかり。
年齢層はやや高め、トップロープでのクライミングは落ちても確保してもらえるため、怪我をするリスクが低い。
同じ岩登りでもボルダリングは、ロープなしマットを敷くだけなので落ちると怪我をしやすい。
トップロープ:
ルートの一番上にある終了点にあらかじめロープが掛けられており、ビレイ(確保)してもらいながら安全に登ることのできるクライミングスタイル。
すでに各ガイドにレベルや経験などに応じてグループ分けされている。
自分は平岡ガイドの組で4名、内女性が3名。女性の参加者が多いのもロープクライミングの取り付きやすさを表している。
ロープがセットされている岩にそれぞれのグループが入る。ハーネスにロープを結んで、レッツ・クライミング!
この場所で最難と言われているところをガイドさんがデモンストレーションで登る。
動画でなく連続写真で(笑)。
ピンと張ったロープの先にビレイヤー(確保者)がいる。
クライマーにロープが繋がっているが、吊り上げてもらっている訳ではない。
高津ガイドは、日本山岳ガイド協会認定山岳ガイドで地元の方である。
ここからの1手が難しい。自分も挑戦したが登れなかった。😂
右手は小さな岩の結晶を掴んでいるだけで、左上にある指先がわずかにかかる所を目指す。
新しいクライミングシューズが効くらしい。😁
ジワリと登って行く。
核心を越えた。
慎重に登りきってゴール。👏
降りるときは、ビレイヤーに確保してもらいながらそのまま岩を降りて来る。
支点はこんな風。下を覗こうかと思ったが、落ちそうなのでやめた。で、写真が中途半端(笑)。
登ると見晴らしは良い。登攀中は岩と格闘。
同じ課題を挑戦中の参加者。
赤いジャケットの方が平岡ガイド。国際山岳ガイドでヒマラヤなど高所登山に強い。
後で同じ課題を登ってもらったけど、かなり苦戦していた。何々⁉、これってかなり難しいヤツじゃん!
岩登りは、身長が高いほど登れるというものでもなく、小柄でも登れたりするところが奥の深いところ。
結局、午前中いっぱい使っても誰も登れずに午前の部が終了。くやしい!😣
フェスティバルなので、お昼はおでんが振る舞われた。コーヒー、紅茶に手作りクッキーや、ミカンもある。😄
その他、メーカーのシューズを試し履きできる。今回はスカルパの新作ブースティックがあり、
新品で岩登りできるとあって人気だった。
この場では買えないけど、何足かは確実に売れそうな勢いだ(笑)。
自分も試したけど、正直違いがよく分からなかった。😅
午後からは、別の岩に登る。
最初のに比べると登りやすく、自分も登れた。
こういうう動きがカッコイイ!
フェスティバル最後は、お楽しみ抽選会。クライミング道具や、登山パンツなどが景品として当たる。
1番最後になった自分は、クライミングパンツをゲットした。😎
締めの挨拶は、テレビでもお馴染みの角谷ガイド。いい味出してる。😆
なかなか楽しいフェスティバルだった。
雨は降らないと信じていたが寒いだろうなと思っていたら、意外に寒くなくクライミングを楽しめた。
一流のガイドの方とお土産付きとあれば、参加費1万円は高くはないだろう。
ただ、他の参加者はすでにガイド登山をしているようで、ほとんど知り合いのような話し方だった。
例えば、剱岳のバリエーションルートを個人で登る力量がなくてもガイドがエスコートしてくれれば登れるのである。
もちろん、その費用は自分からするとかなり高額。ガイド登山は、自分には遠いな。😅
次は、岩登り講習会にしておこう(笑)。
切り株から新しい葉が育つ。モンゴリナラかな。
💖