久しぶりに、御嶽山をじっくりと味わおうと山での1泊を考えた。
1泊なら、時間に余裕ができる。
という事で、少し長めのコースを選択する。百間滝を眺めるコースだ。
当日の朝は、あいにくの雨模様、着く頃には止むはずと出発。
しかし、雨はやがて本降りになり高速道路では大雨、運転はかなり慎重になる。😅
下道に入るとだんだんと小降りになり、駐車場に着いたときは止んだ。
イエス!想定内!😁
駐車場には誰もいない(笑)。
簡易だが、清潔なトイレがあり、手洗いは綺麗な沢水がホースから出っぱなし。😄
バス停百間滝入口から遊歩道があり、渓谷美や滝を眺めながら散策できるので、
登山しない人でも楽しめる。
ガードレール脇を進むと遠くから滝の音が聞こえてくる。
なんともすごい音量である。
あれか!
『こもれびの滝』。
大雨のため「こもれび」という言葉からは、はるか遠くまるで白竜である。
豪瀑! (水量が多く、圧倒的な迫力のある滝の意)😅
動画だとこんな感じ。
なんという迫力!
次に訪れたのが、『不易の滝』。
ここも瀑布!と化していて、風圧と滝しぶきがすご過ぎて近寄れなかった。😅
さて、少し戻っていよいよ百間滝へと進む、黒沢登山口(百間滝入口)。
ここからは登山道となり百間滝まで片道2時間は掛かるのでのそれなりの装備が必要。
ここは御嶽山の麓、4合目。森が深い。
しかし『油木美林遊歩道』となっていて、歩きやすく整備されている。(感謝)
美林と言うだけあり、木々がキレイである。
日が射し始めた。苔が光る、緑が輝く。
キレイな沢と見えるが、実は登山道。大雨の後で沢と化している。
しばらくこんな道?沢?を行く。😂
刈り払い機がデポしてある、笹刈りありがとうございます!
青空が見え始めた。このまま晴れてくれるハズ。😊
登山口から2時間あまり、百間滝の碑が建っている。
大雨の後、滝がいくつか見えるが、百閒滝はこちら。ちと、遠い。
信者さんは、百閒滝で滝行するので近くまで行けるらしい、また機会を見つけて訪ねてみたい。
御嶽山と百間滝。こうやって見ると御嶽山の大きさを改めて感じる。
ここから、7合目までの道は楽しい。
チャワンダケ。食べられる。食べたことはないけど。😆
ゴゼンタチバナ。漢字だと「御前橘」。『御前』て何だろうと思って調べてみた。
白山の最高峰「御前峰」で初めて発見されたことに由来だと。
橘に似てないと思っていたら、赤い実がカラタチバナに似ているとか。分からんね~(笑)。
さらに調べる。カラタチバナ、別名ヒャクリョウ(百両)。ここまで来たらようやく察しがついた。
マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)の仲間である。割と身近な植物だったのね。😅
余談だが、小学生の頃クラスの名前が1組、2組ではなく、桜、梅など花の名前であった。
その中に橘というのがあって、どんな花なのかとずーっと気になっていた。
それがインターネット時代になり簡単に検索、野生の⁉ミカンの花だった。
ウン十年の謎が解消された(笑笑)。
あちこちに滝が見られる。さすが御嶽山!
と思っていたらこれは幻の滝だった。と言うのも翌日、ここを通った時はなかった。
大雨の時のみ現れるようだ。
岩・苔・樹 見事!😲
進むと水と岩の風光明媚な所に出る。ここも幻の場所(笑)。
7合目、ここまで誰にも会わず中の湯からの登山道に合流する。
そのまま登って8合目は女人堂に到着。白装束の信者さんがチラホラしかいない。
ここまで4時間あまり、昼休憩にする。
ここで事件⁈が起きるのだが、 ・・・・つづく
😎