12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

黒部峡谷鉄道

2020-11-26 11:06:06 | 

行ってみたい山、トレイルの一つに黒部峡谷下ノ廊下、水平歩道がある。

時々、滑落死亡事故が起こるところ。絶景である。

 

瀬戸からどのくらいの距離感か紅葉を見がてら出かけてみた。

黒部峡谷鉄道、宇奈月駅まで車でおよそ300km、4時間かかる。

休憩入れると5時間コース。遠い(笑)。

ひたすら高速道路を走り、宇奈月駅に到着。予約もできるが当日券でトロッコ電車の切符を購入。

 

 

コロナ対策で定員の半分ぐらい。しかし朝9時の列車は人まばら。特にオープン車両はなおさら(笑)。

1号車(先頭)だったので後ろを眺めるとずーっと車両が伸びている。

リラックス車両は窓付き。予約が多かったようである。

 

 

黒部川水系、発電所建設のための資材運搬用鉄道なので、ダムや関連施設を紅葉の中に見る。

 

 

車内アナウンスは富山県出身の室井滋。オープン車両は時折声がかき消される(笑)。

お城風の建物で洒落ている。

 

 

深い緑の水と紅葉。天気良い!

 

 

ダムができたため猿の移動を補助する猿橋が色々と。渡っているサルを見かけた。

 

 

カーブのたびに車輪が軋む。レール幅が狭くカーブが急なため。

 

 

綺麗だけど、オープン車両はやはり寒い。帽子、ダウンジャケット、手袋にカイロと完全防寒。

下はカッパもはいた。おばさんはダウンコートだった。正解!

 

 

まあ、よく建設したものだ。

 

 

後ろを見ると、長~い。

 

 

雪をかぶった高山を見る。

 

 

この駅で、すれ違いの為スイッチバック。

 

 

ディーゼルではなく、電車。

 

 

この長い列車が終着の欅平駅に到着。動画も少し長い(笑)。

1号車。ホームの一番端に着くので改札まで結構な距離。

 

 

駅を降りて歩き出す。

紅葉も最後かな。携帯にワイドレンズ付けたので画角周辺が変。

 

 

安全のためコンクリートで固められている人喰岩。

 

 

サルが岩の間をジャンプするという猿飛岩。奥まで行けず通行止め、残念。

 

 

川と紅葉と青空が気持ち良い。気温10℃くらいはあるので列車と違い歩くと温まる。

 

 

真っ白な頂き。

 

 

岩が見事だったけど、写真がいまいち。

 

 

この山は?

 

 

光が入れば最高ね。

 

 

300mほどのトンネルを抜けると・・・。

 

 

祖母谷(ばばだに)温泉。観光でここまで来れる。この先は登山となる。白馬岳に通じる。

 

 

見上げると光に透ける葉っぱがキレイ。

 

 

営業の終わった湯舟は、寂しい。

 

 

ちょっとロックバランシング。丸石が浮いているようなシュールな絵。

 

 

あの頂は?

 

 

小屋から奥に入っていくと源泉がある。河原から湯気が立ち上る。

 

 

温泉が流れ込んでいるので、渓谷の川にしては温かい。

 

 

流れてくる温泉は100℃近い、石で囲いを作り川の水と混ぜて足湯を楽しむ。

しかし、源泉はせき止めた上方に流れてくるので常に足を動かいてないと熱い(笑)。

 

 

良いね。こちらが白馬岳か?

 

 

こちらは?

 

 

晩秋の谷はあまり日が差し込まない。

 

 

歴史を感じる。デザインが良い。

 

 

こういう絵を撮ってみたかった(笑)。

 

 

記念撮影用。この前方に団体客用の台がある。

 

 

さあ、帰ろう。ここから瀬戸までまた5時間あまり・・・😂

 

 

祖母谷(ばばだに)温泉から白馬岳へも欅平から水平歩道~下ノ廊下~黒部ダムへも行ける。どちらかと言うと温泉に下りてくるほうが一般的かな。

問題は車の場合、どう動くのがベストかだ。どこかに停めて電車やバス・タクシーなどで移動することになる。登山計画と移動計画を練らないと。あと、縦走するなら体力と日数の確保。休みを取るハードルが一番高い(笑)。

 


歌詠み 16

2020-11-13 19:56:17 | 歌詠み

秋が深まってきた。久々に歌詠み。

創作活動開始、一首だけ。(笑)。

 

 

 

時満ちて はじけるザクロ 朝日浴び 粒立つ果実 君を思いて

 

 

 

ジョギング途中のザクロ(柘榴)が見事になった。

思わず写真を撮ると印象的な絵になり一首詠みたくなった。

しかしなんとも苦心した。😂

 


第73回 瀬戸市美術展

2020-11-05 09:55:53 | 陶磁

先日、第73回瀬戸市美術展が開かれた。

この美術展、各部門の大賞と市長賞に選ばれた人は2年間、無審査で出品できる。

前回、陶芸部門で大賞を頂いたので、今回出品されますかという内容の案内が来た。

せっかくなので出品することにした。

しかし、無審査だから適当に出品したと言われないようにと逆にプレッシャーが(笑)。

 

 

『炭化破れ花器』

 

 

破れ方は作為と無作為の組み合わせ。

ある程度破ってから、全体をほんの少し変形させる。これで本焼きしたらひびが入ることは計算済み。

ただ、どのように入るかは窯まかせ。出たとこ勝負。

運よく立てにスッと切れたお陰で故意に破った部分よりカッコよく見える(笑)。

 

焼き方は、炭化焼成。『還元落とし』とも言う。

電気窯にガス(バナーの炎)を入れて還元を掛ける。1250℃で焼成した後冷却に入る。

冷却中もガスを入れて800℃切るところまで還元する。すると、本体に炭素が入り込む(炭化)。

電気窯の便利なところは冷却スピードをプログラムできるところだ。

ガス窯だと温度を下げながら還元をかけ続ける微妙な調整が必要になり技術が必要。

一酸化炭素中毒にも気を付けなければならない。

 

 

焼き方はそうなのだが、色合いの方はひと手間かける。

本体に2種類の化粧土をリズムよく付けて素焼きする。

その後アルミナ釉1~2種類を刷毛で塗る。

このアルミナ釉は窯の温度では溶けないようにしてある。

なので焼成後、ワイヤーブラシやサンドペーパーできれいに取り除く。

すると下から作品のような色合いが生まれる。

 

難しいのは毎回同じ雰囲気に出ないところ。

釉薬の調整と焼成の兼ね合いは、いつも難しい仕事でどの陶芸家も苦労している所である。

 

受付で名前を言うと、借用書と言うものを受け取った。初めての経験。

 

チラッと見えたオブジェがなかなか立派。大賞候補だなと思って搬入を終えた。

会期中に見に行くとホントに大賞を取っていた。

来年は伝統の仕事にしようかな。完成度の高い作品を目指そう。