バンクシー展
気になっていたので時間を見つけて旧ボストン美術館まで足を運ぶ。当日はかなりの雨だったけど人多し。
事前予約必要で人数制限あり。美術と言うよりファッション感覚か若い人が多かった。
写真OK、スナップショットを何枚か。
皆さんご存じ。『ガール・ウィズ・バルーン』🙂
解説によるとロンドン、サウス・バンクの階段下に描かれたのが最初。
のちに誰かが『いつだって希望はある』(THERE IS ALWAYS HOPE)と書いて意味が深まり人気が出たらしい。
その実物を写真に撮ったものがアマゾンなどで買える(笑)。
これは版画。ストリートから販売用に2004年から制作開始。サザビーズの1枚も同じ。
バンクシーの中でもかなり人気の作品。
感想は、まあ、こんな風な展示になるだろうな(笑)。
ストリートアートなのでやむを得ない。
入って最初に目にする電話ボックス。
アトリエの雰囲気。
スクリーンに色々映し出される。
実際の壁を持ってくるわけにはいかないので写真を大きく伸ばしている。
解説は、QRコードを読み込みイヤホンで聞くことができる。
イヤホン無かったので、聞かずにそのままで。
図録の解説とたぶん同じ。
こんな事業⁈もしているんだと初めて知った。
イスラエルとパレスチナン壁の間際に建つホテル。現地のアーティストに展示場所の提供にもなっている。
なんか良い。🙂
『ノー・ボール・ゲーム』(球技禁止)
球技禁止の看板をボール?に見立てて遊ぶ。😁
絵の隣の人は、会場のお客さん。
風刺といたずら(面白さ)の同居。
時代々々に風刺画家はいるし、モナ・リザに髭を描く面白さなんてこともある。
そいううのを今の時代にマッチした仕方で表現しているのがバンクシー。
覆面と言うのもいい味出してる。
マルセル・デュシャンのようなコンセプチュアルアートよりは分かりやすい。
なにせ落書きで世界が、経済が動くのである。
NHK・BSで放送した
「指名手配:バンクシー 正体不明のアーティストを追え」Banksy Most Wanted(2020年 フランス)
を見ると理解しやすいかも。
表現の仕方、ストリートアートの反響などが興味深い。番組後半バンクシーが誰かと言う流れになるのだが。
自分にとって、バンクシーが誰かと言うのはあまり関心がない。
作者不詳でも別に構わない。
美術、芸術の役割の一端ををちゃんと担っているとは思う。
図録も購入した。ちと高い気もするけど(笑)。
名古屋での展示は5月31日まで、そのあと福岡へ。
カメラ下げていたら、スイッチが動画になっていていつの間にか撮れていた。
偶然なのだが、ちょっとストリート風⁈なのでアップ。😁