12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

再び轆轤から

2016-10-25 20:35:06 | 陶磁

前2回、焼成が不調に終わったので再び轆轤引きから。

 

サイズはまあこんなものか。

手前は中が広く奥は深い感じ。トンボは使っていない。揃いすぎてもつまらないので大体で。(笑)

 

ただ半磁器の土なので高台周りの削りが大変。

ところで、以前「釉薬を作る」で記した『スゴイ事』とはこれ。分かるかな?

 

新しい釉薬!?

 

いえ、失敗作。(悲)

 

同じ釉薬なのに2重掛け効果のような雰囲気。

うまく使いこなせれば新しい表現になるかもしれないが・・・

 

道は遠い・・・。(苦笑)

やや広めの鉢も挽いた。

 

彫りが楽しみだ。


秋深し?!

2016-10-21 10:28:41 | 日記

10月も後半というのに半袖でいられる気候。

季節感がピンとこない。

空も、夏と秋が混ざってる。

 

栗きんとんを食し少し秋を感じたものの、今ひとつ秋を感じない理由が分かった。

ここ数日でやっと香ってきた金木犀。

 

例年より2週間ぐらい遅い気がする。

子どものころは金木犀の良いにおいぐらいにしか思っていなかったが、年齢が進むとその香りに秋を感じるようになる(笑)。

 

ひし形紋様が特徴。

 

ここの剪定はちゃんと後処理がしてある。

 

切り口から腐っていく木も多い。

昔からある言葉に『桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿』というのがある。

桜は切ってそのままにしておくとそこから腐って木全体がダメになってしまう。

逆に梅は、回復力が早く切った周りから小枝が沢山伸びて枝振りがよくなり見栄えや収穫につながるというもの。

 

また栗の木は、固く腐りにくいので大きく成長させ材木とするが、栗を収穫しようとする場合はあまり上へ延ばさず、

横に枝が広がるように剪定をする。(ちなみに栗の木の灰は栗灰と言い天然の灰は高価である)

昔も今も山里で暮らしている人の知恵は深い。

 


本焼き

2016-10-18 21:20:14 | 陶磁

さていよいよ本焼き。

ガス窯をいっぱいにする量がないので電気窯で焼成する。

 

スカット窯で弱還元焼成。

スカット窯で還元をする場合、さやを使ってもみ殻やおがくずを入れて焼成するように書かれている。

しかしそれでは普通の還元ができないのでアレンジしてある。

いつかサイトの方に詳しく記そうと思うが今はご覧の通り。(笑)

 

マイコン電気窯の良いところはなんといっても温度が順調に上がっていくところ。

ガスの調整をしてグラフを記入すれば、次の設定温度でアラームが鳴るまで自由だ。(笑)

という事でこの時とばかり、雑用をする。

こちら。

 

近くで剪定され捨てられていた桜を拾ってきた。

冬に備えて薪割りだ。(笑)

 

節のあるところは毎回苦労する。

一冬過ごすには、まだまだ足りない。これからあちこちで剪定が始まるのでどこかで頂けることを期待して。

田舎の特権だ。(笑)

 

そして作品が焼きあがった。

 

ピンホールが残念だが、まあまあかな。

アップ。

 

外側を彫ったもの。うまく写真が取れていないが。

 

うーむ。

 

悪くはないが、手間暇かけた割には普通だ。

もう一度轆轤挽いて彫って素焼き釉掛け2回の本焼きだ!

時間はいつもない。

ガンバ!

 

 


釉薬を作る

2016-10-11 09:38:48 | 陶磁

少なくなった釉薬を作ることにした。

釉薬は市販のモノを使うこともあるし原料から作ることもある。その中間もある。

中間?

中間とは市販のものに手を加えること。

それぞれにメリット、デメリットがある。

 

市販のモノは何より質が安定している。しかし値段が高い。また誰でも同じになるので個性は出にくい。

原料から作る場合、それぞれの原料をそろえたり、ミルなどの道具がいる。

さらに焼成実験を繰り返し自分が求めるものに仕上げていく手間がかかる。

それが自分の釉薬になった場合は個性となる。

 

今回は中間。(笑)

購入した青磁釉は自分の焼きたい温度で焼くとよく溶けて流れやすい。

なので、硅石を少し加えて流れ過ぎを抑えている。

 

ミルで2~3日回したあとバケツへ。

市販のモノなのでそうミルを回すこともないのだが、硅石分とよくなじむようによく擂る(する)というのも重要。

いい感じ。

 

ただこれが後々、スゴイ事になるのだが…

さて、釉薬作りは後が大変。

特にポットミルは重いし洗うのも大変なのである。

以前、大量に釉薬を作ろうと大きいポットミルを使ったことがある。

ところが、ポットミル+アルミナボール+原料+水=いのっちぎり重い という事になった。

それ以来、中型のもので2回、3回作るようにしている。(大笑)

 

産地である瀬戸には釉薬屋さんも何軒かある。

トップクラスの陶芸家で、自分の色を出すため釉薬屋さんと共同で開発して安定供給してもらっている作家さんも少なくない。

市販でも、自作でも釉薬は釉薬である。

最終的にいい作品ができればどちらでもOKだと思う。

 


キャラと元岩巣

2016-10-06 09:02:25 | 日記

9月は雨ばかり、台風も何個か来た。

その合間の晴れた日を狙って久しぶりの山散歩。

 

いつもの元岩巣コース。見晴らし台へ。

 

すでに山栗がなっている。

 

連日の雨であちらこちらにキノコが出ている。

 

 

キャラ、ゆっくり散歩。

 

オッと、雨で流されたか。

 

キノコ、きのこ。

シロオニタケかな。毒あり。

 

キレイな紫。ムラサキホウキタケ。こちらは食べられる。

 

元岩巣で休憩。

 

 

ちょっと薄曇りになってきた。岩巣山へ行きたいという年配女性に会った。

時々岩巣山を探す人に会うがチョト入り口が分かりにくい。ただ眺めはこちらの方が良い。

 

帰りは、雨が多かったから水量あるだろうと思い滝へ行く。正解。いつか滝の上を調べてみたい。

 

チョットした滝なのだが、瀬戸ではこれを大滝と呼ぶ。瀬戸では一番大きいけど。(笑)

瀬戸人は大げさな表現が好きなのかもしれない。

瀬戸弁で「いのっちぎり」というのがある。思い切りとかすごく集中してという意味だが語源は、命の限り。面白い。

キャラは離れて休憩。

 

沢には喜んで入るけど、滝はパスらしい。(笑)

 

久しぶりの山散歩はいい汗かけた。

しかしここ何か月か持久力系の運動をしていないのを実感。

山へ行くのが一番だが、とりあえずはジョグからか。(笑)