12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

御所谷山 2025.1

2025-01-29 13:46:10 | 

御所谷山(ごしょがたにさん)って読むのかな?

初日の出を見た後、家でお酒飲みながらヤマップの地図を眺めていたら歩けそうな尾根を発見。
赤いマークがつかないので登山道ではないらしい。
まあ、里に近いし散歩がてら行ってみるかと翌日お昼ごろ出発。

 

展望台のところで休憩中の家族。そこにいた子供たちが『こんにちは』×3人とオウム返し(笑)。
それに気づいた母親が声をかけてくれる。
母親:『今から、観音岳まで行かれます?』
自分:『それは昨日終わりましたので、お寺の方に抜けるルートに行こうかと』
母親:『白米城の方ですね』
自分:『はい、分岐分かりますか?』
母親:『すぐに分かります』
自分:『ありがとうございます。行ってきます!』
母親:『お気をつけて!』

と話しながら、地図で見たルートとは違う話をしている(笑)。

 

初日の出」登山で登ったルート。
前日、暗闇の中を歩いたがヘッドランプだけでは分かりにくい。
おまけに『道迷い注意』と小さな札もある(笑)。

 

 

ひとつ目の分岐のここに来て、ふと考える。
先へ進めば母親との会話通りだ。これを上がれば地図で眺めていた方。

 

 

どちらも初めてコース。なら予定通り地図眺めのコースにしようと御所谷山の方へ。
御所谷山(ごしょたにやま?ごしょがたにさん?)490m。

 

 

天気は良いが、スタートが12時だったので暗くなる前に戻ってきたい。😁

 

 

地図では、頂上から延びる尾根道が、ふもとの集落まで伸びている。
すぐに急な下りに入る。道はあるが一般登山道ではないレベル(笑)。

ピンクテープあるけど・・・💦

 

 

だいぶ下りてきて振り返る。ここは林業関係の仕事道かな。

 

 

これは分かりやすい。😁

 

 

登山道ではなく仕事道感半端ない(笑)。
里に近くなると道が複数出てきて、惑わされる。登り返して沢を渡る。

 

 

出た!と思ったらなんと案内板があるではないか。 
ただ、『天ヶ城』って下りてきた道中にはなかったので、どこにある?(笑)。

 

 

ここからはしばらくロード歩きで、神社を目指す。

 

 

てくてく歩いて『横滝寺(おうりゅうじ)』に到着。山門目指して階段を上る。

 

 

市指定の有形文化財。江戸時代のものらしい。

 

 

解説をよく読むと堀坂山と関わりが深いことが分かる。

 

 

リスが1匹横切って行った。これは、桜の木かな?

 

 

実はかなり驚きだった。😮

 

 

よく生きているものだ。樹皮を通って栄養が運ばれているのだろう。
春、花が咲いたころにもう一度寄ってみたい。

 

 

この後は舗装道路を歩く。途中で二股になるので地図で確認するとショートカットできそうな山道がありそうだ。
しかし、このあたりと見当をつけたところは道ではなくどう見ても無理な薮。登り返す羽目になった(笑)。
しばらく行くともう一度山の中へ入れそうなところを発見。少し考えたが、夕方になるので今日は止めておこう。😁

 

本日の山歩き
距離:6.8㎞  時間:2時間50分(休憩20分)  標高差:のぼり / くだり:594 / 596 m


山歩だったな(笑)。今度はもう少し早めに出てしっかりと歩こう。
下りてきて15時だったので、海まで行ってみた。

 

 

カモメかな?飛んでいる。

 

2日間のんびりできた正月休みでした。😎

💖

 


観音岳・堀坂山・堀坂山(雌岳) 2025.1

2025-01-15 20:08:30 | 

2024年の初めに立てた計画。

 標語:計画と行動と健康😄
    計画はしたけど、最後まで達成できたかビミョー(笑)。
    健康は、COVID-19と風邪が1回ずつ。肩のリハビリ終了。病気より整形の方が長かった。
    指は相変わらず痛いけど。😓


 陶芸:ぐい吞みを作る。
    1月になって、焼いてみた。なかなか良い色合いに焼けて満足。😊
    

 

 

登山:大キレット予定
   雲ノ平に変更したけど、山行は素晴らしかった!

と言うところかな。

 

2025年は、陶芸活動を再開する!これが大きな目標だ。
登山は、年1のアルプス山行ができるように、体力と予算を確保!(笑)。 

 

さて、2025年1月も後半だ。
知人の息子(今年20歳)から、初日の出を見に行きたいと2年越しにお願いされていたので今年は行くことにした。😁
朝4時半集合。『夜中ですね』と言うので『早朝だ』と答える(笑)。

 

日の出は、7時ごろ。逆算して出発。昨年と同じ堀坂山だが、今年は反対周りで行く。
5時20分歩き始める。松阪の夜景。ブレてるけど💦

 

 

444ピーク。まだ暗い。

 

 

人と歩くときは、経験値を積むために前を歩いてもらうのが自分流だ。
今回も初めはそうしていたのだが、『(道は)こちらですか?』とたびたび聞かれるところに来た。
確認して『そうだ』と答えていたのだが、ヘッドランプでは、なかなか分かりにくい。
これは、初心者には無理と判断して、先頭を歩く。

樹木の間から、朝焼けが広がる。『間に合いますか?』と彼。『大丈夫!』と自分。

 

 

空が明るくなってきた。

 

 

コースタイム1時間40分のところ1時間20分で登ってきた。
普通について来れたので、さすが若い!
観音岳頂上。605m。

 

 

広くない頂上には、すでに夫婦と女性2人が日の出を待っている。すぐあとから男子2人組も上がってきた。
聞こえる会話からすると、女性達は去年もいた2人組のよう。
もうすぐ日の出だ。

 


2025年の初日の出。😍

 

 

山の上に雲がたなびいているので、一旦太陽は雲隠れ。
雲の上部が光っている。

 

 

そして、2度目の日の出。😁
こちらの方が初日の出らしく写真が撮れた(笑)。

 

 

海からの初日の出は見たことがあるらしいが、山からは初めてということで記念になったかな。
撮った写真を確認している?😊

 

 

『もう十分満足しました』という彼。
これで下山してしまうのはもったいないと鬼軍曹よろしく彼を堀坂山まで案内する(笑)。
堀坂峠までコースタイム45分だが、下りは早い。30分足らずで峠に降りてきた。

峠の駐車場は、昨年より車が少ないと思ったが、路駐している車があるのを見るとやはりいつも通りに多かったようだ。
さあ、峠からの.登りだ。ゆっくり歩いても50分もあれば着いてしまう。

 

 

すっかり明るくなって、歩きやすい。
地元の方は、家族連れで初日の出登山や元旦登山をしに来る堀坂山である。
なので、下山してくる子供たちによく会う。普段着に防寒着、スニーカーというスタイル。
たまに、ガチ登山装備の人がいるぐらい。自分もだけど(笑)。

5年ほど前、彼とその家族、もうひと家族を峠から案内したのだがすっかり忘れているようで、
こんなのどうやって上げたのですかと聞く。
聞かれても実はよく知らない。信仰の山であり、近くに神社や修験の山もあるので歴史はありそうだ。
今度調べてみよう。

 

 

確かに小さい山なのにいくつも大日如来の像がある。

 

 

ずいぶんと日が高くなった。

 

 

なんか良いなこの角度からの一枚。

 

 

35分で頂上到着。757m、堀坂山(ほっさかさん)。眠そうな目(笑)。

 

 

青空!5時20分から登り始めて現在8時40分。ここでたっぷり休憩。
お腹もすいたので軽く朝食。彼はおにぎり、自分はカップ麺小。食後のコーヒーを淹れてふたりで分け合う。
ゆっくりくつろいでいる内に、寝ている彼(笑)。

話によると4時半集合なので早く床に入ったそうだが、眠れずに時間ばかり過ぎ気が付けば3時。
そのままうとうと状態で起きだした始末。ほとんど寝ていないようだ。遠足前のワクワクか⁉🤣

 

 

ここで完全に寝てもらっては風邪をひくので、仮眠ぐらいで起こし下山開始。
コースタイム1時間45分だ。
山頂を後にして少し下りると雌岳がある。

 

 

外から見ると・・・。

 

 

どういう理由でここにあるのかは知らないが、悪天候時の避難場所になる。
この上に鎮座する祠がこちら。雌岳を守っているかのよう。

 

 

ここからは樹林帯の中、結構急な下りがある。

 

 

1時間10分余りで無事下山。
最後は膝が笑ってきたようだ。

本日の登山。
距離:8.2km 時間:5時間40分(休憩1時間40分) 標高差:のぼり / くだり:827 / 824 m

 

初心者にしては、素晴らしいタイムだ。
初日の出後のおまけはきつかったようだけど(笑)。
彼のことは赤ん坊のころから知っているので成長したと思うところだ。

2025年、良いスタートが切れた。
今年もよろしくお願いします!

💖

 


銚子ケ峰・一ノ峯 2024.11

2024-11-26 12:46:22 | 

10月も暖かい日が続く中、時々急激に寒くなる。体調管理に気を付けていたがそれでも風邪をひいた。😓
山に登れないほどではないので、比較的やさし目に『銚子ヶ峰』を選ぶ。
銚子ヶ峰は霊峰白山につながる山である。

前回の車中泊が調子良かったので、今回も車中泊にする。😁
暗闇の中、駐車場に着くと東屋の前でテント泊している人がいた。
他にも3~4台あるが寝ているのか、山に入っているのかは分からない。

とりあえず寝る前に缶ビールでゆっくり(笑)。
翌朝、晴れる予報だったけどうす曇りの空、6時40分スタート。

銚子ヶ峰登山口ではなく白山登山口。

 

 

石段が綺麗に整備されていて、さすが国立公園と思っていると杉の大木が凄い。

 

 

そして何やら特別天然記念物とある。

 

 

😲😲😲❕

あまりにも立派過ぎて言葉がない。帰りにもう一度通るのでその時じっくり観察しようと先に進む。

 

 

登り始めは紅葉が綺麗だ。日が差してないのが残念。

 

 

1時間50分ほどで、神鳩ノ宮避難小屋(かんばたのみやひなんごや)に到着。
木の板には『神鳩避難小屋』とあるが・・・。すでに冬支度になり中に入れない。
かなり高いところにハシゴと入り口があるけど、そこまで雪が積もるのね。😅

 

 

宮と言うだけあり、小さな祠があった。

 

 

しかしガスガスだな~。

 

 

ガスと言うより雲の中か(笑)。

 

 

下りて行く女性と母御石:ははごいしと読むらしい。何だろなと調べると伝説があった。
このルートが伝説のルートだと、あとから知った。さすが信仰の山である。

 

 

登ると見晴らしが良いのだが・・・。

 

 

晴れそうにないけど、雲の流れは速い。

 

 

あっ!青空だ!!

 

 

と思ったのもつかの間。再びガスいや雲の中。😣

 

 

ガスガスの頂上で1枚。銚子ヶ峰1810m。😆

 

 

先に到着しているご夫婦に聞かれる。『三ノ峰まで行かれますか?』
自分:『この雲の中、どうしますかね~』『なんか晴れそうにありませんね』
夫婦:『そうなんですよね』、『私たち下りますわ』
自分:『お気をつけて』

行動食を口に入れながら、少し考える。
まだ、9時半である。下りて市内観光でもするかと一瞬思ったが、計画通り一ノ峰までは行ってみよう。

 

 

振り返ると雲が薄くなってきて銚子ヶ峰が見えそうだ。
一度下ってから登り返す稜線の登山道が見える。

 

 

白いガスの中、赤い実が目をひく。

 

 

50分ほどで一ノ峰に到着。1839mある。白山の方に向かっているのだから銚子ヶ峯より標高は高くなる。

 

 

昼には早いけど、お昼にしよう。前回と同様即席ラーメンだ(笑)。
今回はウィンナーも持ってきた。焼くだけなのだが、これがなかなか美味い。
食後のコーヒーも淹れてゆっくりしていると次第に雲が流れ青空が見え始めた。

 

 

白山方面。光が当たっている!

 

 

おーっ、はっきり見えた! 別山である。

 

 

稜線に見えるのは、手前が二ノ峰、奥に三ノ峰だ。
登山口からだと三ノ峰までの往復は15.7㎞、休憩なしで10時間はかかる。

 

 

さて下山だ。振り返ると銚子ヶ峰。ササが光って綺麗だ。

 

 

銚子ヶ峰から延びる稜線の先は、雪の季節に人気の願教寺山か。

 

 

さらに笹が光る。完全に晴れてきた。

 

 

雲ノ平のような湿原。うえ田・笠場湿原。沢屋が遡上してくるルートらしい。山遊びの幅は広い。😆

 

 

道標木が倒れていた。

 

 

葉は全部落ちて、独特の景色。

 

 

アップにすると樹々がモコモコしていて面白い。

 

 

晴れて雲の色はグレーから白に変わった。

 

 

行きはガスの中登った道。晴れればこんな道だったのだ(笑)。

 

 

秋晴れだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登山口に近い方が紅葉盛り。

 

 

石徹白(いとしろ)大杉まで戻って来た。右に人がいるよ。

 

 

あまりのも大きいので写真の撮り方が分からない(笑)。共生で別の木も生えている。

 

 

自分との比較、ストックも広げた。少しは分かるだろうかこの大樹!

 

 

最後に動画。😁

 

 

帰り道、神社に寄った。『白山中居神社』(はくさんちゅうきょじんじゃ)と読む。ナカイではない(笑)。

 

 

杉が立派なので入ってみると、伊勢神宮並みの大木だ。

 

 

さらに奥に進むと。凄い!

 

 

2本並ぶ隣も、凄い!

 

 

近くに滝もあった。『長走りの滝』である。前日までに降った雨の影響で水量が多い。他の動画を見ると穏やかな流れ。😆
滝に恵まれているのかいないのか、なぜか大雨の後の激流に会うことが多い気がする(笑)。

 

 

本日の山行
距離:12.1km  時間:8時間40分(休憩1時間15分)  累積標高差:のぼり / くだり 1212 / 1211 m

昼休憩を短縮すれば三ノ峰まで往復できたか。
縦走の時は昼食は行動食で済ますが、日帰りの場合はのんびりお昼を楽しむのもいい。

 

もうすぐ12月。冬遊び、今シーズンどれくらいできるだろうか。
体調管理をしっかり、それと最近さぼっているトレーニングを再開しよう。😎

 

💖

 

 


荒島岳 2024.10

2024-11-11 15:47:17 | 

充実の山旅からしばらくたち、膝の調子も戻って来た。
昔体育の日は、今スポーツの日。いつ変わった?(笑)

 

日帰りもしくは車中泊ぐらいで行ける山を探す。この時はまだ、紅葉は高山か北日本での話。
あまり紅葉は期待できないが、行ったことのない山は、『荒島岳』に決定。
瀬戸から2時間少しで行けるのだが、余裕をみて車中泊にする。

荒島岳に登るコースは四方からあるが、一つは地図で見る限り鬼のような林道を車で登る(笑)。
実質3コースか。その中で人の少なさそうな中出コースを選択する。中出は「なかんで」と読む。地名の読みは難しい。😓

車中泊のおかげで、登り始めが6時15分と自分にとっては早い(笑)。
ここもクマ注意看板。

 

 

きれいなトイレと沢水が常時流されていて便利。
ベンチの前には足湯ならぬ足水。降りて来た時に使ったね(笑)。

 

 

いざ、中出コース。狙い通り?登山者が少ない。😁

 

 

杉林を進む。

 

 

ん⁉ どこへ行くのだ?

 

 

ブナ林に入る。葉が生き生きと緑である。

 

 

朝の木漏れ日がキレイ。

 

 

高度が上がると葉が黄色くなり始めた。なんかいい雰囲気。

 

 

シラヤマギクではなく、シロヨメナかな~。

 

 

九頭竜ダム湖が見える。と思ったら真名川ダムらしい。😅

 

 

出発して半分少し来た。登山道中ではなく、左側へ樹々の中を登っていくと突然視界が開ける。
小荒島岳、1186mだ。正面が荒島岳。

 

 

ここからの見晴らしは最高である。本日も日本晴れ!

 

 

アップにすると、白山連峰が良く分かる。

 

 

東に目を移せば、薄いシルエットは御嶽山!

 

 

分岐合流地点。勝原から登ると小荒島岳まで40~50分の往復になる。
荒島岳までは、
まだ距離がある(笑)。

 

 

2つ目の分岐。登山距離は一番短いが、そこまで上がってくる林道が『4DW通行可』ってどんな道(笑)。

 

 

標高の割には、急登が続く。

 

 

木々の合間から大野の町を望む。

 

 

標識だけの前荒島岳を通過。ペットボトルの持ち主は、登山道を整備中。ご苦労さまです!

 

 

最後の急登に団体さんの列。

 

 

中荒島岳も標識のみ。見晴らしは良い。しかし、頂上まで412mってなかなか細かいね(笑)。

 

 

白山再び。

 

 

 

荒島岳に到着するも、先ほどの大勢のグループが休憩中でゆっくりできる所がない。
東へ延びるもう一つの登山道へ少し入ってみるが、座れそうなところはないので引き返す。😅
頂上に人影が見える。

 

 

元気が良い中高年層のグループは、間もなく下山して行ったので静かになった(笑)。
まだ11時前だが朝が早かったのでお腹ペコペコだ。ラーメンを作る!
前日に作ったゆで卵、もう少し茹でても良かったか。🤣
乾燥野菜も入れて出来上がり。山でのインスタントラーメンは美味い!

 

 

食後のコーヒーは甘いスティックタイプを選ぶ。
太陽サンサンで眩しいので背を向けていると背中が暑いくらいだ。

荒島岳(1523m)。白山をバックに記念の1枚。

 

 

祠(ほこら)がある。白山信仰の流れかな。

 

 

大野市は田畑が多いね。

 

 

 

ドローンが先ほどから飛んでいる。個人撮影とは違う感じと思っていたが、下山するとなるほど理解した。
福井テレビは、瀬戸では見れないね~(笑)。

 

 

登りで見た急登を下りで見ると標高差が良く分かる。
お助けロープを使ってコケないように降りる。

 

 

 

日を浴びてキレイ。

 

 

無事下山。
距離 : 約12㎞ 時間 : 8時間20分(休憩1時間20分) 累積標高差 : のぼり / くだり 1340 / 1337 m

なかなかの急登がしんどいが晴天なら頂上からの眺めが良くて素晴らしい。
雪山も結構登られているので、冬に挑戦してみたい気もする。ガスると迷いそうだ。
福井県唯一の百名山とのこと。後から知ったが、深田久弥も中出コースから登ったらしい。

登山道を整備している方々に感謝。
機会があれば他のコースからも登って見たい山である。

 

💖

 

 


ワリモ岳・祖父岳 完結編 2024.9

2024-10-30 11:37:25 | 

4日目の朝である。
夜から早朝にかけて冷え込んだ。朝、起きると肌寒い。

 


お湯を沸かしてスティックのカフェオレを淹れる。温かさにホッとする。😊
朝食はシリアルと行動食で済ませる。


今日は早出必須。結露でびしょ濡れのフライシートを大雑把にタオルで拭いてビニール袋に押し込む。
テントの設営と撤収が早くなりたいものだ。まだ雨天時の経験はないけど悪天候に必要な技術だ。

ザックを背負ったのが6時6分、予定通りだ。
最後にトイレによってさあ出発だ。
木道に上がった次の瞬間、『滑る!!』なんと霜が降りている。

 

あの下って来た木道がツルツルである。
これはヤバい!こんなところでコケて怪我でもしようなら下山できない。
凹凹になっているところに登山靴のゴムを効かせて一歩一歩慎重に登ってゆく。
なんとか分岐まで登りきったところで、一息つく。

あとから登ってきた女性が、開口一番『滑りませんでした?』。『かなりヤバかったですね~💦』
この会話、山荘からこちら側に向かってくる人とすれ違うたびに何度か繰り返される(笑)。
前日までとは全く違う冷え込みだった。一気に秋が深まった感じである。

 

山荘の横を抜けて、雲ノ平中央を行く。太陽を背にしているので振り返り朝日を浴びる。

 

 

あれは、笠ヶ岳か!すると手前の山が黒部五郎岳だな。

 

 

チングルマの綿毛が光って綺麗だが、写真にとるとフレア(画面にカブリやムラが出る現象)気味。

 

 

工夫して撮ってみるが、スマホでは限界ね。😅

 

 

ハイマツと岩と山並みの雰囲気に、奥日本庭園と名が付いたのだろう。

 

 

雲ひとつない日本晴れの下、何度も見てしまう笠ヶ岳。😁

 

 

栂の林にアラスカ庭園と名が付けられた。名付けた本人のアラスカのイメージらしいが(笑)。

 

 

そうして森の中の木道へと吸い込まれていく。
見通しはなく、ハイマツや針葉樹に囲まれて歩いて行く。自分がどこを歩いているのか上空から見てみたいものだ。

 

 

ここからは樹林帯の中、薬師沢小屋までの下りだ。
これがまた黒い岩に苔がびっしりとすごい道。かなりの急坂で普通に滑る。下りに使うと事故が多いと聞いていた道だ。
登って来ると急登となり、『まだありますか?』と聞かれること数回。
『あとひと登りです』はもう少しと言う気分になるが、『あとふた登りぐらいあります』だとげんなりする(笑)。
登っても下ってもハードな道だ。

 

 

ストック持ってこけたら最悪骨折するよと思うのだが、この滑る岩場でストックを仕舞わない人がいる。
両手を使えば、岩や木の枝を掴むことができて安全だし、スピードは断然速いのだが。
捻じれたハシゴまで来た。ここは3点指示で確実に下りる。

 

 

薬師沢小屋まで戻って来た。冬支度でテラスを解体していた。
ここまで3時間50分だ。まだ先は長い、しばし休憩。ポカリスエットを頂く。登山者が多く休憩している。

 

 

さあ、再び森の中へ。それにしても青空が気持ち良い!

 

 

ワリモ岳や水晶岳が遠くなった。あんなところまで行ってきたのね。🤣

 


2日目に渡った鉄の橋を超え、降りてきた最後の急登がしんどい。😫
やっと抜け出た。3日ぶりの太郎小屋が見えてほっとする。

 

 

ここまでくれば一安心、あとは下るだけ。

 

 

薬師沢小屋から約2時間半で到着。午後1時。おなかがすいたので腹ごしらえをする。
名物の太郎ラーメン。行者ニンニクが入っていて、疲労回復効果を期待する。山でのラーメンは何よりだね。😁

 

 

スープも飲み干したら、なんとクレイジークライマーが現れた(笑)。

 

 

登り返しが終わったので、下るだけと言ってもまだ距離7.5㎞、3時間半は掛かる。
気を引き締めて下山開始。

 

 

行きは見えなかった富山の町が見えた。

 

 

太郎平からのこちら側は雲が多くなってきた。

 

 

気持ちの良い、秋の空。

 

 

見晴らしの良いところを過ぎると、あとは黙々と下ってゆく。
だんだんと膝にきているのが分かる。あと少しだと自分を励ます(笑)。

今回は見かけなかったけど、遠くからなら野生の熊を見てみたい。😁

 

 

無事下山。

本日の行程
距離:15.4km 時間:10時間45分(休憩1時間半含む) 累積標高差:のぼり / くだり 627 / 1836 m

太郎平からは3時間15分ほどで下山できた。雲ノ平からの登り返しと長時間の下りで右ひざがちょっとヤバい。😓
筋肉痛と違和感が3日間ほど残ったけど大丈夫。
雲ノ平と日本一行きにくい秘湯、高天原温泉は充実の山旅だった。危険な個所は少ないが山が深いので体力はいるね。
しかしもっと時間が欲しいと思うところである。数日掛けてのんびりと過ごしたい山々がたくさん。

 

4日間の行程
距離:約43.5km  時間:33時間(休憩含む) 累積標高:のぼりくだり 3348 / 3347m


裏銀座の縦走にも憧れるが、これはさらに日数がいる。😅
スリリングな山も良いけどこんな山も良い。日本の山々は深くて広い。さて、次はどこへ行こうか・・・。

 

 

雷鳥に出会える確率が高い気がする😆

 

 

💖