12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

飛騨頂上・摩利支天山 後編 2024.6

2024-06-21 00:07:32 | 

翌日かなり早い時間から皆さん動き始める。

そんなに早くどこへ行くのだろうと思いながら布団の中。😎

日の出が4時半ごろ。そこでぎりぎり起きだしたと言うより飲みすぎて用を足しにトイレへ立った(笑)。

間に合いそうなので日の出を見に行く。

スマホを手に取りサンダルで外に出る。テラスに積もった雪を手で払おうとしたらカチコチでびくともしない。

昨日降り積もった雪がすべて氷になっている。

 

靴にするか一瞬考えたが、チェーンスパイクも出さないと意味がない。そのあたりなら大丈夫と慎重に歩き出す。

三ノ池を見下ろす。まだ光が入ってない黎明時間。

 

 

小高くなっている所から日の出方向を眺める。すごい雲海!

 

 

足元を見ると、ライチョウの足跡か。これも凍っている。

 

 

池の氷は半分以下になっている。

これに太陽の光が入ればあの透き通るアクアマリンのようなブルーが見られると思うとわくわくする。

 

 

日の出だ。

頭を出した山々がまるで島のよう。雲海とはよく言ったものだ。

 

 

飛騨頂上がオレンジ色に染まる、今日が始まると思う。

 

 

振り返るとうっすらと雪をかぶった御嶽山が、朝日を浴びて美しい。一番奥に剣ヶ峰が見える。

 

 
動画で。

 

 

薄手のダウンでは風が冷たい。小屋に戻ろう。

コーヒーを淹れてゆっくりしていると、昨日予約したアップルパイがこれまた薪ストーブで焼きあがってきた。

800円也。もちろん美味しく、贅沢感まで味わう。😋

 

 

かなり早い時間に、動き出した人はすでに摩利支天まで行ってきた人もいるようだ。

チェーンスパイクがよく効いたらしい。ちょっとのんびりしすぎたかな。

まあ、大丈夫。今から摩利支天まで行こう。

すでに早朝下から登ってきている登山者もいる。朝一で会合のために山を下りたいっちゃんが、スタッフに連絡している模様。

すでに50~60人とすれ違ったと!

今日は小屋は営業しない日なので、宿泊者だけの対応になるとスタッフ。休業中の看板を出していた。

 

さて、摩利支天目指して出発。五ノ池も良い感じ。😀

 
 

三ノ池に光が入るのを期待するが、雲も上がってきて太陽を遮る。あのブルーが見られない。😢 

深緑色から紺色の三ノ池。

 

 

雨の前日に登った景色。剣ヶ峰方面。

参考:MUさん

 

 

それが一晩でこの景色に変わった。こちら側の空はスカイブルー!

 

 

夏空のような空と雲。朝一で登って来た若者のパーティー。

 

 

摩利支天へと向かう途中。先にいた女性が静かに『雷鳥です!』と。

おーカッコイイ。もっとアップで撮りたいと思いスマホを操作。そして!

 

 

・・・・・。

 

 

先ほどの雷鳥が降りてきた。

 

 

着地。目の上が赤いのが雄

 

 

摩利支天までの道も雪と岩のミックス。ここは慎重に歩く。

 

 

あちこちにライチョウがいて、楽しい。🤩

 

 

摩利支天山頂は、2959m。60㎝のピッケルを持って行った。

皆さんストックである。このルートはストックを短めにしないと使いにくい。

また岩を掴みたいところでは邪魔になっている。『ここヤバい』とか『怖い、怖い』と話しているパーティーがいる。

 

 

頂上は狭いので譲り、あとから来た5名ほどのパーティーにお願いされ写真を撮ってあげた。

さあ、戻ろう。すれ違ったり、後ろからついてきたりとそこそこの往来。

『あ、絵になる』と思いワンショット。どなたか存じませんがありがとうございます。😆

 

 

五の池小屋を臨む。こちら側は相変わらず濃い雲が湧き続けている。

 

 

ここも写真をお借りした。天候いかんでここまで変化するこの時期の標高3000m近く。油断禁物。

参考:スルメさん

 

 

帰り道も雷鳥に会う。こちらは雌。

『ねえねえ』

 

 

『ン、何でしょう?』と言ったかどうかは定かではないがすぐ足元にいたので、そんな気分(笑)。

 

 

鳥の首は真後ろにも向く。360度、見渡せて便利(笑)。

 

 

再び三ノ池を撮る。今日はスルメさんのような写真は撮れないね、残念。

代わりに雪景色とたくさん雷鳥に会えた。😁

いったん小屋に戻ってから、プラティパス(水筒)を何個かサブザックに詰めて三の池に下りる。

 

 

ここで、ピッケルが役に立つ。そう積もった雪のおかげで、尻セードができるのだ。

カッパを履いているので防水は大丈夫。

ストックを付いて慎重に下りている目の前で滑り台のごとくサーっと降りていく。爽快!😆

三ノ池。

 

 

近寄って、氷を見ると空の雲が反射して錯覚を起こす。

 

 

今シーズンの雪と氷が、三ノ池を満たしていく。数千年、数万年変わらない自然の営み。

 

 

青空が見えると劇的なイメージに何かを思う。

 

 

池に落ちないところまで行き、プラティパスに池の水を汲む、雪解けの清らかな水。

御嶽山信仰の人にとっては御神水。大事に思って頂く。

 

 

ありがとうね。五の池小屋。いっちゃん。また来るね!

 

 

飛騨頂上に寄る、さあ下山だ。

 

 

雨上がり花がキレイに咲いている。紫が目を引くショウジョウバカマ。
 
 
 
 
イワカガミの群生。

 
 
 

そして雨の時は気づかなかった半透明のサンカヨウ。条件がそろうとガラス細工のように透明になる。『親愛の情』と言う花言葉を持つ。

この山旅の締めくくりとなった気がした。

 
 
半部と少し降りたところで、会合終わって登り返すいっちゃんに出会った。
記念に1枚(笑)。

 
 
今回の御嶽山は、荷物多めにしてアルプスを歩くためのトレーニング要素もありつつ旧友との再会的な気分も味わい充実した山旅となった。
 
日帰りできる山を宿泊してみたりすると、また違った味わいを登山に付加できる。
 
先鋭的なアルパインクライミングに憧憬の眼差しをもって拍手を送るけど、己の実力にあった登山も人生を豊かにする。
 
山も自然も地球のもの。😀
 
 
💖
 
 

飛騨頂上・摩利支天山 前編 2024.6

2024-06-17 17:10:19 | 

今年の目標の一つに、『御嶽山のドラゴンアイを見る』がある。

あのアクアマリンのような透き通るブルー。写真を見るたびに、ぜひ行きたいと思っていた。

都合がついたのは6月。

YAMAPの写真を見ると池の氷がだんだんと小さくなっていく・・・間に合うか⁉

 

計画を練る。天気予報は、都合のつく日が雨、翌日が晴れ予報。

飛騨頂上に着く濁河温泉の登山口は瀬戸から3時間余り。

皆さん車中泊するぐらいの感じで駐車場に入るようで、広くなった駐車場はいつもいっぱいである。

それで日帰り登山して、帰り道の3時間も考えると『う~ん』となる。

 

しばし考えた。

雨なら登山者は(車も)少ないはず、その日は五の池小屋に泊まろう。

小屋泊ならいつもの早起きで大丈夫だ。9時に登り始めれば昼過ぎには着くだろう。後はのんびりだ。

そして翌日、ドラゴンアイを楽しんで、摩利支天や三の池を一周したりと遊べるではないか。

下山も早めで帰宅も早い。よしよしとニヤケル。😁

 

その前に五の池小屋の予約だ。今時、飛び入りで泊まれる小屋はほとんどない。

テントでさえ予約が必要なところが多い。

サイトで確認すると、ぎり空いているではないか。早速電話して予約完了。

雨なのにそんなにいっぱいなのだろうかと少し不思議に思うが、自分だって行くのだ(笑)。

その後サイトを確認すると、また空きが出ていたので、キャンセルする人もいることが分かる。

 

当日、瀬戸はまだ降っていない。高速に乗ると進む方角にスゴイ雨雲が見える。やっぱり雨だな(笑)。

駐車場に着くと、今日の登山客か、これから降りて来る人のかは分からないが10台ほど車が止まっている。

雨の中準備して出発!

 

 

見事に雨。💧

 

 

樹林帯の中だから雨はそれほどだろうと思っていたが、足元が川のよう。

ただ、岩は雨が泥を洗い流してくれて、溶岩質のざらついた表面が意外に滑らない。😁

 

 

しかし木道は滑りやすく、ステップの土はぬかるんでいる。😅

 

 

いつもよりかなり慎重に足を運ぶ。やっと7合目。

 

 

苔むした大岩がオブジェのよう。

 

 

ジョーズ岩に到着。ジョーズ知らない世代もいるだろうね~(笑)。

 

 

本家。1975年作、スピルバーグ監督の傑作のひとつ。

効果音楽は50年近くたった今でもいろんな番組で使われている。😆

 

 

まだ2時間少しある。

 

 

コースタイムは、3時間半から余裕見て4時間ほど。この状態でどれくらいになるかな~。

階段も慎重に。

 

 

対岸の沢の音が響く。白竜か(笑)。

 

 

岩が多くなってきた。

 

 

ペイント蛙は・・・

 

 

蛙岩の上(笑)。

 

 

避難小屋で小休止。

 

 

雨に滴るバイカオウレン。綺麗だ。早春の花だが、標高が高いのでまだ咲いている

ちなみに花は黄色い部分、花びらに見える白いところは萼(がく)である。

 

 

雨のやむ気配はない。

 

 

8合目に到着寸前に雷が瞬間的に真上で鳴る。

ゴロゴロ鳴らず瞬間的にドーンと来たので焦った。『ヤバい!』と思って身構えたがそれ1度きりだった。😅

 

 

行者さんが上から降りてきた。『上は雪ですよ!』と言う。五の池小屋前は5㎝ほど積もっていると。

前日までは登山道に雪は全くなかったようで、驚いた様子だった。

話しているうちにここも雨からみぞれに変わってきた。😲

 

 

森林限界に来た、あとひと登りだ。ナンバー32は頂上までのカウントダウン。

約100mごとに振ってある。頂上はナンバー42。あと1㎞ね。😆

 

 

トラバースひとつ目。キックステップでチェーンスパイク出さずに慎重に横切る。

 

 

ここは落ちたら止まらない。が、先ほどよりステップが平ら。

 

 

抜けるといよいよ最後の登り。ジグザグジグザクと進む、降り始めの雪なので岩とのミックスだが特に問題なし。

 

 

完全に保護色!😲

 

 

風速10m近い中を羽毛を膨らませて歩くつがい。良いね~。😍

 

 

 

余裕の4時間よりさらに30分かかって、ようやく五の池小屋に到着。😂

雪雲に覆われて視界無し。

 

 

中に入ると登山者が多いのにビックリ⁉ 乾燥室で、カッパやら靴を脱いで小屋のサンダルに履き替える。

受付けを済ましてザックを指定された寝床に運ぶ。乾いた服に着替えてやっと人心地を取り戻す。

一休みして、広間へ。ほっこり空間である。

 

 

外は雪で視界もなく、することがない。小屋には数冊本があるほか何もない。

乾燥室へ行って乾き具合見たり、持参した安ウィスキーをお湯割りにしてまったり過ごす。

夕飯となる。これが山の上とは思えない豪華な食事なのだ。グラタンは薪ストーブでオーブン使用。

 

 

メインはお肉。柔らかく煮込んでありソースも美味。

 

 

デザートまである。😍

 

 

食後は、宿泊者専用のラウンジでゆったり過ごす

 

 

こちらにもお洒落な薪ストーブ。

 

 

外はホワイトアウト。

 

 

そうこうするうちに、これまた宿泊者限定でピザが出る。

調理に特化したイタリア製の薪ストーブ。上部で薪を焚いた熱が下に回ってから煙突に抜けるという優れもの。

ヤカンを置いてある表面温度は400℃にもなるそうだ。気になるお値段だが、現在は物価高もあり99万円するらしい。

 

 

いっちゃんこと小屋番の市川さん。ピザを焼き上げる。

火加減の習得に時間がかかったそうだが、今では見事に使いこなして美味しい料理を作る。😆

 

 

夕食後なので一切れずつ宿泊者に振舞われる。

 

 

五の池小屋には常連さんも多く、小屋の料理や雰囲気を目当てに登山する者も多い。

スタッフに何度目ですかと聞かれて、2度目と答えたが、それは新しい小屋になってからの話。

最初に来たのは26年前。こんなお洒落な山小屋ではなく、本当に小屋だった(笑)。

お客さんも少なく、いっちゃんと紙パックの焼酎を飲みながら談笑したことをこちらはよく覚えている。

小屋番いっちゃんはそんな昔のこと覚えていないだろうけど。

御嶽山にはそれからも何度か登っているが、五の池小屋には寄らずにいたので今回いっちゃんと話せてよかった。

早い夜が更けていく。

 

 

さて、明日は無事晴れてくれるかな~。

 

 💖
 

美濃加茂の岩場 2024.5

2024-05-13 21:58:13 | 

大型連休も関係なく仕事している一人である(笑)。ただ連休最後の月曜日に休みをとった。

天気は微妙だが、岩登りに行く計画だ。

これまでに、岩でのボルダリングやトップロープでの岩登りはしていたが、今回はマルチピッチ。

マルチピッチとは、2~3人で一組となり(今回は2人)でリード(先頭)とフォロー(2番手)を繰り返して登るシステム。

ロープの長さ(50~60m)を1ピッチとし、10回繰り返せば10ピッチと言うことになる。

フォロー(2番手)は、リード(先頭)が登っている間ビレイ(確保)して、リードが終了点に着くと今度はリードが上からフォローをビレイする。

 

支点に繋がっているトップロープだと登りに失敗しても気軽にロープにぶら下がっていられるが、

リードになると途中の支点から支点までの距離が長いとロープを掛けるまでは落ちられない緊張感がある。😨

 

マルチピッチは初めてである。必要な技術を習得するために、プロガイドに講習を受ける。

まずは懸垂下降。消防などがビルの上から降りて来るアレである。

こちらで講習を受けた。前日の雨が残って岩は滑るのだが、懸垂下降なのでまあ何とか(笑)。

 

 

降りること自体は難しくない。降りる体勢になるまでの道具のセットを間違わずに手早くセットできるようにする。

間違えると数メートル下の地面まで墜落する。懸垂下降の事故は少なくない。

その他、自己確保のロープワークなど最低限のことは身に付けねばならない。

 

さて、当日天気は曇り。雨は持ちそうだ。

車を止めて岩山を見上げる。

 

 

林を抜けて最初の岩の取り付き、1ピッチ目。

ここは、アプローチシューズや登山靴でも登れるぐらいだが、練習もかねてロープを出す。😁

 

 

ロープが付くとこんな感じ。最初に登る人(トップ)が、支点を作りながらロープを引く。

登ったら上で自己確保しながら、次に登る人(フォロー)を確保する。

 

 

2ピッチ、3ピッチ目と順調に登る。

足元に見えるのは支点用のボルトと残置ロープ。高度感はそこそこある。

 

 

マルチピッチは10数年ぶりと言うザイルパートナー。色々忘れてると最初話していたが少しずつ戻ってきたようだ。

 

 

さて、ここから約25mの懸垂下降である。練習の成果を出すときだ(笑)。

 

 

4ピッチ目がなかなかだった。直登ルートはグレードが上がる。

逆相スラブを一段登った所から左にトラバースする。最初は見えていたトップが見えなくなる。

あとはロープの張り具合を見てロープを出す。核心部分を超えれば声で応答する。

リードしてもらったらフォローは道具を回収しなければならない。

登りながら思う、ここをトラバースしたのか、なかなか悪いな。踏ん張って道具を回収。自分もだが道具も落とせない。😓

 

 

そのあと5ピッチ目、今回のルートで核心となるグレード5.9を登った。

オーバーハングしているところで、ムーブ(体の使い方)を考えた。😎

 
 
GORO8 さんより参考動画。
 
 
 

で登り返したら、先ほど登ったところからわずか数メートルのところへ出た(笑)。

対岸の岩山も凄そう。

 

 

7ピッチ目。パラっと雨が来るが何とかまだ大丈夫。

 

 

8ピッチ目、岩の正面ルートはグレード5.11ある。

ザックを背負ってなくても、落ちずに登れるか微妙だ。まずはトップロープで遊んでみたい(笑)。

 

 

でこの横面が5.8~5.9となっていてこちら側を登る。楽しい!

 

 

山の緑が元気!曇り空でクライミング日和。ピーカンだと直射日光と岩も熱を持ち汗で手が滑る。

 

 

9ピッチ目5.5はリードをする。途中のボルトにクイックドローをかけてロープを通すまでは落ちられない。

やさしいルートでも油断禁物。😅

 

 

最後の懸垂下降。随分慣れた。

 

 

ラスト10ピッチ目。ここを登ればゴールだ。

 

 

抜けてゴール!

 

 

初のマルチピッチ一度も落ちずに登りきれたー!😆

 

 

久々に一句読んでみる。

 登攀の ロープが繋ぐ 岩の上 眼下に望む 緑の田面 

 

 

ここから少し山を歩き。ゆっくりできる場所へ移動。

この岩場、高木山の一角にある。高木山は遊歩道が整備されていて、天気の良い日にのんびり歩いてみたい。

 

 

帰りは山道を下りながら、岩場の下見。

 

 

なかなかの迫力だ。

 

 

人と比べての大きさ。何本もルートがある。

週末は賑わっているようだ。

 

 

無事下山。

いやあ、楽しかった。途中の逆相スラブとそれに続く5.9のルートを登っているときは、

これが続くと最後まで無理かもと思ったが、あとは差ほどでもなく登れた。やさしいところはリードも経験でき良かった。

少しずつ経験積めば中級ぐらいの岩は登れるかな。

それにしても8000mの高所登山を、それもソロで。そんな登山家の技術と精神力はケタ違いに凄いと思うのである。

 

💖

 

 


スキー練習

2024-03-30 17:38:19 | 

今シーズン4回目のスキーは、木曽福島スキー場へ行く。

年末年始まだ雪が不十分だったころ、リフトで上がってリフトで降りて来るスキー場とか、コースが一つぐらいしかオープンしてなかったりとか、もろ暖冬だった(笑)。

今年に入ってまとまった雪が降った時は、木曽駒ケ岳へ雪山登山に行った。それから1カ月の間、また暖くなり雪が融け、寒波が来て再び雪が積もったり・・・。

そのあたりでナントカ休みを調整して4回目のスキーに漕ぎつけたのである(笑)。

この日は町民デーで、町内の人は無料滑走できるらしい!そのためか駐車場が満杯。

 

 

 

軽バン1台ぐらいは入るスペース見つけて駐車する。その後隣に普通車が入っていて少し驚いた。

駐車場は、チケット売り場から少し上部。準備をしたら軽く滑っていく。

さあ準備良し。ファミリーゲレンデで慣らし滑りから(笑)。少し慣らした後、もう一つ上のリフトへ。

以前はこの中級⁈ぐらいの斜面で転んでいたのだが、とりあえずはコケ無いで滑れるようになった。😁

 

 
 
 
今日は、実に天気が良い!                                
 
御嶽山が見事。
 
 
 
 
ここも、以前は滑れなかったので林道から回っていたところ。
 
かっこよくは滑れないが半分横滑りで転ばず降りられるようになった。😊
 
スキーヤーしかいないのがここの売り。(ボード禁止)
 
 
 
 
早めにお昼休憩してから、最上部まで上がってみた。傾斜が一番急な所。
 
ここは、ほぼ横滑りで降りた(笑)。
 
中央アルプスが見える。
 
 
 
 
もちろん御嶽山も。
 
 
 
 
山並みが幾重にも重なる。
 
下の方にゲレンデが見える。かなり高いところにいる。
 
 
 
 
この日は、バッジテストがあり。1級2級に皆さん挑戦していた。
 
2級の合格率は3割ぐらい。1級は1割少しとなかなかに厳しい。🤔
 
 
 
 
午後になっても、快晴のまま。👍
 
 
 
 
中央アルプス。地図によると、手前から木曽駒ケ岳、三ノ沢岳、檜尾岳、熊沢岳、東川岳、空木岳と並ぶのだが、
 
見えている範囲がどこまでなのか良く分からない。😅
 
 
 
 
何度見ても見飽きない御嶽山(笑)。
 
今年は、ドラゴンアイを見に行きたい。
 
 
 
 
コケ無くなったけど、滑りはこれぐらいのレベル。
 
もっと通わないと上手くならないね~。
 
 
 
 
あと1回、できれば2回滑りに行けるかな~。
 
白馬辺りまで行けば、まだまだ滑れる。しかしそこまでの気合は、山ほどにはないのでぼちぼちね(笑)。
 
数日前、並んで電線にとまっている2羽の燕を見かけた。
 
春来たり。
 
💖
 
 

中岳・木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳) 2024.2

2024-02-27 21:06:35 | 

昨年に引き続き、今シーズン最初の雪山登山は木曽駒ケ岳を計画する。

天気予報では、雪のち晴れ。どうなるかなとも思いつつ、晴れ男なので大丈夫でしょうと床に就く。

しかし、起きると小雨が降っている!そのうち高気圧に入るはずと出発する。😁

 

ロープウェイを使う木曽駒ケ岳登山は、マイカー規制で菅の台バスセンターからだ。瀬戸からざっと130km、1時間30分とグーグルマップ。

サービスエリアでの朝食、駐車場ついてからの準備等考えて、始発のバスに乗るために家を5時に出る。

時々思うのだが、前泊しない日帰り登山は家を出るのがとても早い。時には4時出とか、3時出とかになると車中泊か迷う(笑)。

登山している人ってほとんど寝不足だよなぁ。

行動中は気が張っているので差ほどだが、お昼食べてゆっくりしていると眠くなる(笑)。


さて駐車場に入るところで目にしたのは、ベンチにずらっと並んだザック。あらま始発バスに乗るための順番取りか。

準備を整えてバスの時間に並ぶと、バス停からはみ出て最後尾(笑)。

前方におそろいの赤と黄色ツートンのジャケットのグループがいる。どこかのクラブ、山岳会かなと思っていると

背中に『遭対協』の文字、腕には『NAGANO POLICE』のワッペンが見えた。混同してしまうのだが、遭対協は長野県山岳遭難防止対策協会で通称:遭対協。

民間組織で山小屋関係者やガイド、市町村職員などで構成されている。一方警察組織として長野県警察山岳遭難救助隊がある。遭難に対しては官民協働の歴史がある。

昨年は見かけなかったので、登山者が集中する土日祝には入るのかもしれない。

バスは、始発には人数が多すぎて乗れなかったが臨時便が間もなく出たので良かった。😊

 

朝早いロープウェイの中はほとんど登山者、数名の観光客と写真愛好家がいる。

山に登らないならそんなに早く出かけなくても十分楽しめる。😄

登山者は、駅を降りて準備を始める。12本爪のアイゼン、オバーグローブ、ゴーグルかサングラス、ヘルメット。

その登山者等に声掛けをする救助隊の隊員たち。準備できた者から次々に出発していく。

冬用スパッツのファスナーが上手く入らず手間取り、外へ出たら思った以上に風が強くてオーバージャケットを取り出したりしているうちに最後の出発になった(笑)。

 

この景色サイコー!!
キラキラしているのはダイアモンドダスト⁉



既にありの行列(笑)。



トレースはしっかりついている。
木曽駒ブルーが素晴らしい!



天気良し!



時より吹く強い風。



カールを登りきったところで、宝剣岳を望む。



伊那前岳方面。昨年より雪がある。



さて、木曽駒ケ岳目指して歩く。
だいぶ登ってきて振り返る。宝剣岳と奥に中央アルプスの山々が良いね~。😎




東側には南アルプスが連なる。




今いる中岳から一度下って登り返せば頂上だ。




ほどなく到着。




頂上からの眺め。御嶽山は雲の中。



富士山が見える。昨年はなっかた雪が今年はあるね。




山頂に立つ木曽駒ケ岳神社。この山には信州、木曽、伊奈と3つ神社がある。
そのうち山頂には2つの社殿がある。木曽側にあるのがこちらで、もう一つ伊那側にあるのが伊那駒ヶ岳神社である。
そして、ロープウェイ千畳敷駅すぐ出たところにあるのが信州駒ケ岳神社。
神社をいう場合、駒ケ岳でなく駒ケ嶽と書く場合もあるようだ。御朱印は駒ケ岳となっているのでどちらもありかな(笑)。




エビの尻尾(シッポ)が見事。




風が強いと行動食をかじるぐらいで終わることもあるが、今日はさほど風もなく天気も良い、お昼はカップ麺を食し温まる。コーヒーも入れた。😁
たっぷり休憩して下山だ。降りてきて振り返る。まあまあの高低差。登るときはこれ登るのかと思うが、歩いていれば着くのだ。体力はそれなりにいるけど。




下山方向にそびえる宝剣岳。良い感じに撮れた。😎



双眼鏡で覗くと、トレースが見える。



あの斜面で滑ったら、この世とサヨナラね。



さて、千畳敷カールへ降りる。昨年は、凍った所と腐った雪のミックスでかなり緊張して下ったのだが果たして今年は・・・入ると雪が深くモフモフ!
午後からでも、パウダースノー状態がキープされてて安心だ。これだけモフモフだと滑落する前に雪に埋まるぐらいだ。
少し緩くなった斜面で尻セード(お尻で雪斜面を滑ること、スピードコントロールは必要)で楽しい!
さらに斜面が緩くなったところで立ち上がり歩く。スキーしてる人はいなかったが山スキーが十分可能だ。




駅に到着して、一息入れる。
左側のトレースは夏道ルート。信州駒ケ岳神社から延びるルートはバリエーションルート。




記念撮影、宝剣岳には登ってないけどね(笑)。



無事下山。
頂上では桂小場 からのクラシックルートで登ってきている人もいた。
味わいありそうだな。
今回はピストンでゆっくり登山。初級者に優しい雪山だが、天候が崩れると完全にホワイトアウトになる。
隊員の話では、カールの降り口間違えて救助した例もあるとのこと。油断は禁物。
今年は暖冬だが、この日の木曽駒ケ岳はサイコーだった。😆
駅のある建物の中から見る富士山と南アルプス。


先週の長雨で、雪の解けた山も多い。スキー場も閉じたりして。昨年登った伊吹山は完全に溶けて夏道が見えている。先日は落石があり1人が亡くなっている。自然相手の遊びに慎重さは必要である。特に雪シーズンはいつもより慎重でないと、と毎度思うのである。

今シーズンもう1回ぐらい登れるかそれともスキーかと休める日と天気サイトを眺めながら悩ましい(笑)。
昨年のブログはこちら

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