12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

今日のひとこと

2025-02-20 10:43:10 | 日記

先日の今日のひとこと、『初めて買ったCDは?』の問いにブログを書いてる多くの人が「レコードなら」と書いているのが面白い。
ブログスタッフは若い人が多いのか、レコードにピンとこないのだろう。
しかし、ブログ執筆の年齢層はおそらく高め、なので「レコードなら」となる訳だ(笑)。
お店でアルファベットや五十音順に重ねて立っているレコードを持ち上げ、ジャケット見て確認した後落とすとトンと音がする。
客が数人いれば、あちこちでトン、トトンと響いてまるで小太鼓のようなあの風情をCD世代は知らない。
自分もレコード世代。
ただレコードプレイヤーを持っていなかったためエアチェックのテープ世代でもある。😁

 

当時の愛読雑誌は、FM fan(共同通信社)。音楽聞くならFMだけどラジオが好き。
BCL(Broadcast Listening)やっていたくらいだから。
BCL:狭義では、海外からの日本語放送を短波を受信できるラジオを使って聞くというマニアックな趣味(笑)。

 

さて当時、クラシック系の友人から現代音楽を享受された。高橋悠治や林光、戸島美喜夫、シェーンベルク、ジョン・ケージ等々、テープを30本ぐらい聴いているうちに、三善晃の不協和音がカッコイイと思えるようになった(笑)。ちなみに坂本龍一も前衛的な現代音楽を作曲している。

そんな中で聴いたのが武満徹の『ノベンバーステップス』。

 

 

1967年、ニューヨーク・フィルハーモニック125周年記念委嘱作品である。友人に勧められて初めて聴いたとき、これは衝撃的だった。
一発でハマった。プレイヤーが付いたミニコンポを手に入れたとき最初に買ったレコードだ。
オーケストラと尺八・琵琶の競演。当時としてはかなりの前衛音楽。あのバーンスタインが涙したと言う。
尺八のブオーッて強くて低い音色やかすれるような高音の音の出し方も、尺八と琵琶を合わせたのも武満が初だったとか。

 

😃

 

CDに関しては、初めて世に出回った時、テープの巻き戻しがいらない!
これは画期的で、巻き戻し、早送りがないというのはとても楽だった(笑)。
車のキーレスでロックの開閉ができるのと似ている楽しさがあった。🤣

 

クラシック系のほかにジャズ系の友達がいて、彼からはマイルス・デイヴィス、ソニーロリンズ、ロンカーター、チャールズミンガス他、近藤等則、渡辺貞夫、山下洋輔等々これまたテープを何本ももらった。

最初、ジャズがよく分からなかった。理論的にどうのこうのというのではなく。洋楽のロックやポップスを聴いていた自分には、トリオのドラム、ベース、ピアノの音がバラバラに聞こえてシンフォニーのようにまとまって聞こえてこなかったのである。
しかしそれも聞き続けているうちに、スイングしている感じや個別のソロを楽しめるようになってきた。

 

初めて買ったCDは、『Waltz For Debby』:ビル・エヴァンスである。 😎

 

これビル・エヴァンスを知っている人に話すとオシャレ~と返事が帰ってくる(笑)。
確かこの時はチャールズミンガスも同時に買ったと記憶しているが、
初めて買ったCDは、ビル・エヴァンスと答えるようにしている(爆笑)。

 

 

クラシック系の友人は、作曲家志望だったのでもちろんクラシックも多く紹介してくれた。
しかし時代に偏りがあり古典、印象派、近代は聴いたのだがいわゆるロマン派はあまり聴いていない。リストは聴くけど(笑)。
バロックのバッハは、以前から好きだった。


その後聞く音楽は多岐にわたる。
美術浪人時代は、徹夜で模写しながら山下達郎の『メロディーズ』を繰り返し聴いていた。
ニューミュージックと呼ばれるところも割と好みである。大瀧詠一、オフコースや荒井由実、中島みゆきなど。
民謡もいい。伝統のものから異端児と呼ばれる伊藤多喜男も面白い。
ワールドミュージックは、クンビア、フラメンコ、カントリー、ブルーズ、フォルクローレ等々。
変わり種は、清水ミチコ、伊武雅刀、杉ちゃん&鉄平(スギテツ)、斎藤晴彦など(笑)。

 

余談だが、初めてウォークマンが世に出たとき、使ってみたことがある。
感想は、風の音やイヤホンコードの擦れる音が気になって歩きながらは、パスと思った。
電車ならありだなと。その後、イヤホン漏れの音が社会問題になってくるのだが。
今はコードレスで、密着型イヤホンなので昔よりは音は良いのだろうけど・・・。
高級オーディオは、少しあこがれるが車と同じで上を見たらきりがない。
こんな会話がある。

A君:君はそんなひどい音でよく音楽を聞いているな。

B君:そちらは、音楽よりオーディオが好きなんだね。

また、

夫:君はクラシックが好きという割には、モーツァルトとベートーヴェンの区別もつかないのか。

妻:あなたは音楽より分類が好きなのね。

 

そう音楽の楽しみ方は人それぞれである。
演歌が好きならそれでいいし、アイドル好きに音楽性がどうのこうの言っても始まらない。
ダンスミュージックは、踊るための音楽。民謡はもともと労働歌の一面もる。

ワクワク、ドキドキと琴線に触れるものとの出会いが楽しみである。
普段は、車の中で聴くのが多いけど、たまにはコンサートにも行きたいものだ。

 

💖

 


衆議院内閣委員会

2025-02-16 12:28:37 | 日記

それなりに生きていると政治が生活に深く関わっていることが分かってくる。

普段は、県や市町村の役所対応にいろいろ思うのだが、行政が動くのは法律があってのこと。

その法律をつくるのが国会。

憲法では「国会は国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」と定めている。

 

 

毎回選挙には行くのだが、この地域、どこの政党も重要視していなくて、選ぶのに困ってしまう。そう言う所多いだろうけど。(笑)

たまに見る国会中継で『あ、この人は、真に政治家だと』

どの政党にも属していないので、党利に左右されない。与党・野党の両方に面と向かって厳しい質問をする。

と少し推しの政治家。😁

 

緒方 林太郎(おがた りんたろう)・無所属(有志の会)

自分の生活とはほとんど関係ない時もあるが、質問内容は的確である。

 

 

ちなみにNHKの解説はこちら。 

     

103万の壁って?106万、130万も…違いは?年収の壁を詳しく | NHK

【NHK】パートやアルバイトで働く人たちが、手取り収入が減ることを懸念して、働く時間をみずから調整する“制約”とされる、いわゆる「…

NHKニュース

 

 

 

福岡の人なので、選挙で応援はできないが(笑)、頑張っていただきたい。😀

ずーっと、山に行けないなあ。休みが取れるのはいつの日か。

まあ、頑張るしかないのだ!

💖

 


芸術鑑賞

2024-12-18 21:20:14 | 日記

11月は、山行の日程が取れたのは1日のみ。
あとは隙間時間を見つけて美術館や映画館などへ出向いた(笑)。
最近のものから。

 

 

『山本芳翠・ルドン展』は岐阜県美術館へ。岐阜市までは有料道路を使っても1時間少しかかる。
岐阜県美術館は初めてだ。駐車場はどこだと施設をぐるりと一周すると道一本はさんで図書館と併用だった(笑)。
広々とした敷地が気持ち良い。美術館はこうありたいと思う。絵を見るだけならビルの中でも良い気がするが、実は広い芝生や樹木がある広い空間が芸術の余韻も広げてくれる気がする。

中に入るとこれが受付け?と、こじんまりとしたブースでチケットを販売している。
最初、展示室入り口が分かりにくかったのは、通路の端の方にありガラス張りの自動ドアだったから。

 

 

山本芳翠(やまもとほうすい)の名は知らなかったが、明治時代の画家で黒田清輝らと同じ世代だ。
有名な絵は見たことがあるのをなんとなく思い出した。
見事なデッサン力と西洋画を完全にマスターしている。

『裸婦』

 

オディロン・ルドンはご存じの方も多いだろう。
ちょっと精神的に病んだ絵が多いが、晩年のパステル画はやはり素晴らしい。

『沼の花、悲し気な人間の顔』

 

何を描いてもしっかりしているのは、確実なデッサン力によるものだ。
花の絵がとても奇麗なのだが、テーブルをしっかり描いてないのでなんとなく浮遊感を感じるものが多い。
こちらの絵はまだ花瓶の重量感を感じる。

良い展覧会だった。

『野の花の花瓶』

 

『相国寺展』(しょうこくじ)は、愛知県美術館で開催された。
こちらは、名古屋の中心にあるので駐車場代が1500円ほどかかった。😅

 


会場に入って驚くのはすごい数の人、ひと、ヒト。平日とあって高齢者が多い。
時々、美術学生風の若い人もちらほら見える。
会場は、重文クラスの作品とあって照明が暗め。説明文も顔を近づけないと読めないのは老眼のせい?(笑)。


丸山応挙(まるやまおうきょ)や伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)と聞いてピンとくる人は、美術好きか鑑定団を見ている人だろう(笑)。
普段は、それぞれのお寺にある襖絵などが一堂に並ぶのはなかなかないことである。
伊藤若冲と言えば、ニワトリや孔雀などの色鮮やかな作品が見事だ。

『群鶏図』

 

しかし水墨画も相当なものである。

『猿猴捕月図』

 


そして絵だけでなく『書』が凄く見ごたえ十分で、絵よりも書に見入ってしまった(笑)。

『瓢箪・牡丹図』

 


丸山応挙は、なんと言っても『龍』だ。そして、ここまで墨を自在に扱えるのかと言う技量。余白の活かし方も絶妙だ。

 『雲龍図』

 

『相国寺展』を、はじめ『そうこくじ?』と呼んでたほどの知識のなさ。西園寺(さいおんじ)、鹿苑寺(ろくおんじ)・慈照寺(じしょうじ)と聞いて金閣寺・銀閣寺とすぐに言えない程度の歴史認識。😅
もっと歴史を勉強しておけば作品だけでなくそれにまつわる物語も楽しめたのだろう。
ちなみに相国寺は、禅宗のひとつ臨済宗の本山である。室町幕府三代将軍・足利義満(1358~1408)がキーパーソン。
その後、相国寺は時代の中で芸術家を育ててきた。美術に関心がない人でも室町時代の『雪舟(1420~1506?)』は聞いたことがあるだろう。
雪舟からの流れで、江戸時代中期~後期の伊藤若冲(1716~1800)や丸山応挙(1733~1795)に繋がるのである。

愛知県の次は、東京藝術大学大学美術館で 2025 年3月29日~5月25日で開幕する。

 

 

最後に映画の話。
エミー賞史上最多18部門を制覇の『SHOGUN 将軍』を鑑賞。1980年に放映されたものをリメイクしたもの。
全6話のドラマ(フィクション)の第1話と第2話を期間限定で映画館での公開。

 

これをテレビドラマで作ったのかと言う驚き。映画でも十二分に通用するクオリティーだった。
しかしアメリカらしいと思うのは音楽で盛り上げるのは良いのだが、鳴りっぱなしと言うのが少し気になった。
日本ならここはサイレントだよなと言う場面でも重低音が響く(笑)。

 

映像やカット割り、話の展開などは面白い。しかしこれも歴史に疎い自分には楽しさが半減する。
「五大老」や「五奉行」が分かっていればフィクションでももっと楽しめるだろうに残念。😅
歴史を知らないと映画も楽しめないね。欧米の映画だとキリスト教が基になっていたりするのと同じだ。

 

続きを見たくなったが、この後は「Disney+」(ディズニープラス)でねと言う流れ(笑)。
家の小さなテレビより映画館の方が断然良いのだが。

 

知人が作ってくれました。😆

 

 

そんなこんなで、もう12月も後半へ。山へは行けず。
工房周りの紅葉も見ごろから終盤へ。

 

 

 

季節は変わりゆく。人も変わる。
本質を抑えていれば、見かけの変化は楽しめる。
一所懸命なものは形を変えても残る。

 

If Winter comes, can Spring be far behind ?
パーシー・ビッシ・シェリー

 

冬来たりなば春遠からじ

 

💖

 

 


桜、サクラ、さくら 2024年

2024-04-13 19:46:09 | 日記

4月である。卯月、植月(うつき、うゑつき)とも言うらしい。

卯の花が咲く頃とか、田植えを始める頃とか言うのだが、それってどちらも5月初旬ごろじゃない⁉

と思ったのだが、和名の月名は旧暦なので、田植えや卯の花の時期と一致するのである。😁

 

さて、瀬戸もここ数日桜が満開である。

この文章を書き終える頃は、葉桜になりつつあるかも(笑)。

毎年楽しみにしている近所の桜の木。
 
咲き始めのころ。

 
 
 
近づいて。
 
 
 
 

数日後、大雨が降った後の青空。気持ちいい!

 

 

 

山あいの町、瀬戸の風情が好きである。

 

 

満開になった!

 

 

 桜の木の影に、散った花びらが・・・

 

 

 水たまりに敷き詰められた、花びら。

 

 

桜ソメイヨシノの花を観察していると、最初は薄いピンク色。日が経つにつれ色が濃くなっていくようだ。

特に中心部は、次第に赤く染まっていく。

 
 

そして隣から若葉が出てきて、花びらが散る。

 これは、2022年の満開時。天気と満開のタイミングが良かった。 😁

 
 
 
日本の桜は海外でもかなり有名らしい。
 
オランダのチューリップ、イギリスのバラみたいなものかな。😊
 
桜が終わると初夏だね。
 
💖

のんびり

2023-05-06 19:15:07 | 日記

4月の終わりごろ工房の片隅にあるツツジかサツキが花を咲かせた。

赤ではなく白い花が気に入っている。

 

 

調べてみると、ツツジらしい。葉っぱの大きさが4~5㎝とサツキの2~3㎝より大きいことで判断。

白は突然変異のモノを園芸用に改良したと出ていた。

それゆえに赤に戻りやすいのか、時々ピンクのラインが入る花が咲く。

純白をキープしたいのでそれは切り花にする。😊

 

 

さて、完全オフの日が1カ月ぶりに巡ってきた。猿投山に登っても午後から仕事なのだ(笑)。

この日は、岐阜県の八百津(やおつ)にいる知人の陶芸家宅に遊びに行った。

食事に呼ばれて、陶芸のことやそれぞれ近況報告などして楽しい時間を過ごすのを毎年楽しみにしている。

しかし昨年は、タイミングが合わず今回2年ぶりの訪問となった。

 

5月のさわやかな風に新緑がキレイだ。

居間からの眺め。

 

 

薪窯の煙突がちらっと見える。

少し前に初窯だったらしい、温度は上がり1320℃以上と焼き締め具合は良かったのだが緋色を出したかったのが今一つで、

もう一度焼き直すと話されていた。もちろん新作も。

薪窯は、窯の特徴が分かるまではコントロールが難しい。

 

 

ところで美味しい食事とお酒は、なんと写真を撮るのを忘れてしまった(笑)。

アユの開き一夜干しを炭火でじっくりと焼く。その間に蕨(わらび)のおひたしを頂く美味。

お肉も美味しい、ピーマンは丸ごと焼くと種まで食べられる。

そうこうするうちにアユが焼けた。う~ん、地酒の『花ざかり』がすすむ。😆

 

 

その後、柴犬のふーちゃんを連れて腹ごなしの散歩へ。

のんびり田舎道。

 

 

在来種のたんぽぽ。隣の茶色いのは、イガガヤツリに似ているけどカヤツリグサは種類が多くお手上げ。😩

 

 

これ、『ザイフリボクだと思うんだけど』と示された花。

ネットは便利である。すぐにそれだと確認できた。ピントを上部の花に合わせればよかった。😅

 

 

ザイフリボクは、ウィキペディアによると白く細長い花弁の形が、武士が戦陣を指揮するときに振るう采配に見立てたことから

采振ざいふぼく」と名付けられているそうな。

別名が「シデザクラ」。細長く白い花弁を、しめ縄につける細長い紙片『四手』に例えたものであるとのこと。

シデコブシのシデも同じか⁉😲

 

 

散歩から戻ると、蕨(わらび)採り。無尽蔵と言うぐらい生えている。コゴミも。

大量に採れたね~。これもピントが・・・スマホカメラ調子良くないこの頃・・・😫

 

 

美味しく楽しい時間は、あっという間に過ぎて帰宅したのである。

大量に採れた蕨は、今、毎晩の酒のあて(肴・さかな)になっている。日本酒が足らない(笑)。😂

 

 

次の完全フリーは6月の終わりごろかな。

そろそろ、作陶始めないとやばいよやばいよ~。😅

 

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