わっおもしろい~パチリ!

ocnブログから引越して来ていったいどれほどたったのか?(^-^)  
       

能『桧垣』を観てのくりごと(⌒∇⌒)

2024-02-26 14:59:25 | 日記

苦手の北風が強く吹いています

工事中のビルの屋上には吹き流しが・・・

昨夜のEテレで 国立能楽堂40周年記念とて

能『桧垣』(金剛流)が放映されていました

想い起せば

伝統芸術振興会主催の講座に通ったのが1982年

直後の国立能楽堂の新設は期待に心躍る喜びでした

宝生能楽堂での銕仙会の会員になって40年余り

その間定期公演を見続けてその数400余り~~

『桧垣』は先代銕之丞氏(60/3/2)で拝見しました

老女物と呼ばれて最奥の秘曲!滅多に舞われない

なのにゲスな繰り言~m(__)m~

シテ方 金剛永謹氏の姿の美しさに見惚れつつ

字幕の文字を見ていたら・

「さも美しき紅顔の翡翠の鬘花萎れ 桂の眉も霜降りて

水に映る面影老粋 影沈んで

緑に見えし黒髪は土水の藻屑 塵芥」って

ヒドイ! そして遂には

「美しかった白拍子がなぜに老いて更に死して後

地獄の責め苦を受けなくちゃいけないの???

おごりのせいかつをしてたから?!」

修羅道に散った武将が苦しむのは解かるけど

ぁ~ 奇特な僧に救済されるから

いいけど・(⌒∇⌒)

 

◎追記 能楽鑑賞を楽しんでいた数十年を振り返る縁を

探るべく戸棚を開けて残してあった本を

引っ張り出しました

偶々 ”金剛家の秘宝展”のカタログ本が

1983年9月20日 とあります

そして「面」覧にあったのが

「桧垣」 ☝  ☟ 「小町」

昨夜の面は どちらかというと小町に近かった?

どちらも 老女です