狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

風連湖の公魚釣り

2013年02月17日 | 道東紹介
2月17日、7時に友人と出発しました。約30分、風連湖につきました。前回は駐車場を探しましたが、車のまま氷上へ乗り入れます。スケートリンクと異なり、かなりでこぼこの湖面です。皆さんはそれぞれテントを立て、釣り始めていました。
するとまだテントの無いところで停車しました。なぜここをポイントにしたのか分かりません。尋ねると教えてくれました。写真のような割れ目(溝)が続いている場所だったのです。
3センチほどの割れ目が続いているのです。自然現象ですがこの割れ目が釣りのポイントとは信じられません。友人は先輩から聞き実行しているそうです。諏訪湖の御神渡り(?)に似た現象です。とにかく氷に穴をあけ準備を行います。ドリルは電動ですからスイスイです。それから4時間、途中で友人が加わりました。残念ながら貧果でした。しかし楽しい一日となりました。
現場で沖漬けにした公魚は帰宅後干物にしました。皆様もこの季節ぜひ道東へ来て遊んでください。無料のお土産も期待できます。



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ハンターが絶滅する

2013年02月14日 | 狩猟と銃
2月14日、NHKのクローズアップ現代で狩猟が取り上げられた。テレビの前で釘付けになって拝見した。
結論から言うと、ネットで収集した情報を映像化した、それが印象である。

1、新人の講習会にたくさん集まっていた。殆どはサバゲーの子供たちである。モデルガンの限界を実銃で超えたい若者だ。免許を取得すれば銃の改造、実銃でのサバゲーなど今までにない事案が発生するだろう。。
2、准教授がライフルを撃つのにストックを交叉してやっていた。使用せずに撃てないのか。力がないのでこの方法であろうが、本の知識を見せているだけである。知人は600メーターを立射する。
3、マタギの集団に女が入っていた。笑止千万と思ったが「日曜マタギ」のようだ。
4、京都の猟師?が出演していたが、自己の考えがない。いろんな人の意見を述べているだけである。猪鹿庁はブログの題名だ。番組の始めに出演した会長曰く「絶滅危惧団体です」その通りだ。
5、NHKらしい内容であった。物事の本質からは目を背けている。銃所持における警察の対応はどうなっているか、何も取り上げていなかった。ただし警察も事件が発生すると「何か対策」を打たねばならない、だから規則を強め、刀狩ならぬ銃狩りに血道を上げてきた。警察の仕事に害獣駆除はない。
6、30分で問題を深く取り上げるのは無理かもしれない。それなら1点を絞り取材し、全体を表現すればよい。
7、400年以上の歴史で日本人は銃の無い世界にいる。ジビエも楽しまず、一汁一采を理想としてきた。猪肉などは「薬喰い」と称し、生活の裏メニューであった。
8、田畑や山林が荒らされても原因を人間に求める。問題点をあやふやにするだけである。生息数の管理調整は少数意見だ。増えすぎた種は殺せばよい。


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蒸気機関車の焚火給油

2013年02月14日 | 内地の紹介
蒸気機関車のブログを拝見していたが、嘘と想像若しくは鵜呑みがあまりにも多いので驚いた。そうであろう、実際に乗務していた職員は70歳前後である。ブログなんて用はない。
今回は的を絞り「焚火給油」のみを書いてみた。他のブログでは「焚火給油」の言葉がない。蒸気機関車の缶焚きの方法である。機関助士の最大の仕事だ。学園で「焚火給油」の授業を半年間みっちりと教えられる。理論と実技である。卒業すると機関区に帰り仕込まれる。各機関区には模型の運転室がありここで投炭訓練をする。焚口にショベルをぶっつけて手は血だらけである。何トンかは忘れたが片手で投げ入れる。ワンスコである。写真はその様子だ。
もっと足を踏ん張り、腰を落とすべきだが本人はわからない。走行中であれば運転室へばら撒いて缶の中へ石炭は入らない。投炭順序は決まっている。基本は10の場所である。左端の手前が1で、右が2だ。3は左奥、4が右奥、5が左手前少し中心(投炭口)そして右。7が左横、8は右横、9と10は奥の中心である。
石炭は負圧で奥に持っていかれるので、手前にしっかり叩き付ける。。ショベルは投げいける瞬間に裏返す。こうしないと火床に届かず、アーチ管の上へ吸い込まれる。
実乗務となると運転室は非情に揺れる。腰でバランスを取るが初めは立っているだけで精一杯、仕事にならない。見習いの初期では言われたら石炭を投げ入れる。「やめ」と言われるまで投げ続ける。信号確認は関係ない、少し慣れてきてからだ。運転室内へばら撒いていた石炭が少なくなり、信号も確認できるようになると半人前だ。その頃には眉毛や手の毛は焼けてひどいものだ。石炭の燃えきりそうな所へ投炭する。肉眼で燃え盛る火を見るが、ショベルで少し炎を隠すと見やすい。だがこれも、慣れれば見なくても解かる。それよりもクリンカを作らないように注意しなければならない。不完全燃焼の石炭が結合して塊になる。すると火力が落ちる。これはポカ(長い鉄棒)で一番奥の落とし火格子より落とす。手早くやらなければポカが溶けてくる。
乗り継ぎ前には走行中に「缶換え」をする。石炭の灰を落とすのだ。火格子を揺すり機関車下の灰箱に落とす。そのままでは赤熱するから水を流し入れる。熱気と蒸気、煙でひどいものだ。停車すると灰箱を開け、線路へドカッっと落とした。だがきちっと火床整理してないと、次の機関助士に叱られる。先輩だと乗ってこない。

通票の授受をさせてもらう。通過列車は怖い。右手で手すりを掴み左手でデンデンムシに掛ける。失敗し通票を紛失、破損すれば責任事故なので必死である。腕で通票を受け取る。失敗すると腕に青痣ができる。恥ずかしいから報告しない。駅がカーブしているとなかなか見えず、瞬間で渡す。雪が吹き付ける中でこの作業をすると「えらかった」よ。

運転中にタバコを吸えるようになったら一人前である。
教導機関士はこのような青二才を指導して一人前にせねばならない。大変な仕事であった。もし、見習いが責任事故を発生させても、見習いは責任を問われない。すべて教導機関士が責任を負う。
だからその時の絆は死ぬまでだ。国鉄一家であった。



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密漁の看板

2013年02月12日 | 道東紹介
別海町から海へ行くと写真の看板があります。

反面教師と言うのか、この辺には密漁者が来るのですね。貝など資源が豊かだ、とも言えますね。
さて、密漁者にお会いしたことはありませんが、どこの人なのでしょう。
1、青森県など内地の人
2、北海道でこの土地以外の人
3、地元の人
4、外国人
5、ヤクザ

全くわかりません。大潮の日、我々も子供の時は近所の浜へ行き潮干狩を楽しみました。しかし、現在では漁協が囲い込み一切入れません。有料の浜もありますが片手に乗るほどしか取れません。
資源の減少により漁業者が大変なのは理解できます。しかし枯渇するまで取ったのは子供ではありません。
季語には「浜遊び」や「潮干狩り」があります。まもなく現実味のない言葉だけの世界になるではと心配します。漁業者独占の海に国民の理解は得られず、船舶港などの整備はどーぞ勝手に、となるでしょう。
しいては北方領土問題も漁業者の漁業権じゃないか、と白けますね。

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おだいとう白鳥祭り

2013年02月10日 | 道東紹介
別海町で今日、第45回おだいとう白鳥祭りが開催されました。イベントや海産物の安売りがあるので出かけました。途中の道はアイスバーンになっていましたが樹氷が美しく、思わずわき見運転となります。

さて約1時間で会場に到着しました。もう並び始めています。
ねらい目はホタテガイです。約2キロで6個か7個入っています。500円です。ホタテ貝は手のひらよりも大きく、貝柱も7cmぐらいあります。金を払い交換券をもらいました。12時から交換です。それまでは会場の散歩、いやうまい物を探します。あった!ホタテ貝を串にして焼いていました。
値段はあえて書きません。知れば来年殺到するからです。都市から業者が来て買い占めるかも。
楽しい半日でした。


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