狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

古写真など

2018年07月22日 | その他

写真を整理し始めた。

大部分は父母が所持していた写真だ。記念写真には全く面識のない人々が写っている。

父母にとっては記憶にある人々であろうが、分からない。

写した時期も、どのような集合であったかもわからないが、恐ろしくまじめな顔で写っている。

父の遺品には戦友との写真も多い。多分父と思われる若者が戦友と写っている。

この人たちの両親にとっては貴重な一葉であろうが、兵たちの眼差しは遠くを見ている。

そして彼らの名前も故郷も分からない。

戦後の写真は私の入学から始まっている。

雪の朝の写真からだ。確か二眼レフの写真機で父は勤務先の息子から借りてきた。

貴重なフイルムを惜しげもなく消費して、学芸会の写真もあった。

段ボール箱に入っていた古写真は変色し、塊りになっていた。

庶民の記録はこうして処分される。

この次は私の工作を処分する予定だ。

小学校からの絵や絵日記も残っている。残していても、子供たちが迷惑するだけであろうから処分する。

70年ほどの人生も蜜柑箱数個にまとめられ、煙となる。


町長候補者の母

2018年07月21日 | スピーカーズ・コーナー

我町の町長は健康を理由に出馬しないと発表した。

すると候補者が現れて運動している。役場の職員であったが退職し、運動に専念しているようだ。

今朝はその母親が親類の者とやって来た。

「宜しくお願いします」と頭を下げたが、これって事前運動ではないの???

「選挙ですか、分かりました。また息子さんには政策を聞かせて下さい」と私は名前を告げて答えた。


カジノ法案で期待する事

2018年07月21日 | スピーカーズ・コーナー

とうとうカジノ法案が参議院を通過し、成立した。

これに対して真面目な首長が「カジノ拒否県」の宣言をして欲しい。

目つきの卑しい知事や首相に対して、堂々とした態度で宣言してほしい。

そして既存の公営ギャンブルはパチンコ、宝籤まで含めて5年以内に県内から撤廃してほしい。

 

野田聖子総務相も「女の浅知恵」を暴露した。目新しい事を言っているが、中身は老練利権政治家だ。

我々が退任させることは出来ないが、「その程度か」と軽蔑の眼で見よう。彼女の選挙区民は冷笑しよう。

おおよそ、選良のする事ではない。

安倍昭惠さんは、彼女に比べれば幼稚園の遊戯のような行動である。

その程度の行動であるが、流す毒は官界までと計り知れない。


戦後の世代として

2018年07月15日 | スピーカーズ・コーナー

昭和23年生まれだから、まさに戦後世代である。

最近は団塊の世代とも言われているが、数値的な団塊よりも戦後世代が良く表現されている。

古い記憶は生々しい戦後であった。父は軍隊の外套を着て職場に行った。

昼飯を薩摩芋で済ませる家庭があった。同級生の家は満州からの引揚者だった。

米軍からの払い下げ兵舎(かまぼこ型)に複数家族と住んでいた。

学校に給食はなく、弁当を持参できない子供は市町村から支給される弁当を職員室で食べていた。学校では「海人草の汁」を飲み回虫駆除をした。野球ではグローブのある児が内野を守り、ない児は外野だった。靴は傷めるのを嫌い、裸足でプレーした。

 

そして東京オリンピックや大阪万博があった。復帰前の沖縄に行ったが、アメリカ世の沖縄で、コザの夜空には銃声が響いていた。ベトナム戦争の激しかった時期で、巨大な爆撃機が嘉手納基地より飛び立っていた。沖縄人民党なんて泥臭い名前の党が「首切り反対」の看板を立てていた。基地労働者の首切り反対で、基地の存在を認めない党が反対しているのだ。

そしてイラクへもサモアへも世界中へ自衛隊が行く世の中になった。他国の軍が来ても進駐軍と呼び変える日本と違い、絶対に受け入れられない。

周辺国には核武装をして威嚇する国が出てきた。その国の民は飢えに苦しんでいるという。

戦後世代として「反戦平和」、絶対の平和を欣求するドン・キホーテである。


TVアナウサーのヘルメット

2018年07月13日 | スピーカーズ・コーナー

TVアナウサー諸氏、暑い毎日、仕事とは言え現場中継ご苦労様です。

ヘルメット着用は警察からの指示なのですか?

もう関係ないと思われるのに、いつまでヘルメットを被っているのですか?

カンカン照り、暑い最中に雨具を着用していたバカもいた。

 

トイレで避難民が困っている、近くのコンビニへ行っている、と報道していた。

画面で見ると周辺は田圃である。ここに溝を掘ってトイレにすれば良い。女子も小便ならば立ってすればよいのです。昔の百姓女は皆そうしていた。家まで帰って用を足していては野良仕事にならないのだ。

大便ならば土を被せればよい。よい肥料になります。

街の中の泥には大量の糞尿が含まれている。これからは悪臭でスザマシイ事態になる。

日常のルールは忘れて、泥は海や川に捨てるべきだ。原発の汚染水でも海に流したではないか。

頭の固い役人では乗り切れないね。

(蛇足)

避難指示、避難勧告なんて役人の逃げ口上は廃止すべきである。ぼんやりとした表現で命令の発信者を悟られないようにしている。役人は沢山の情報を持っているが、判断力は別である。設定値を超えるか否かで判断しているから、現場の堤防を濁流が越えていても避難しろとは言わない。数値が全てである。対策が後手に回っても「設定値を再検討します」で責任を回避するのだ。「避難命令」これで良い。その前には「避難準備」である。最後は「命令解除」だ。

そして住民もスマホばかり見ていないで、空を見て周囲を見て、自分で判断する事である。考える事、判断の出来ない国民程愚かな住民はない。