としちゃんの今日のひと言

古希も過ぎ今年は72歳身体の軋み物忘れそして不整脈など沢山のお土産貰いましたがまだ何かありそう探してみましょうネ

雨乞岳思わぬ登山報告

2012-05-26 19:21:52 | 山歩き

5月24日木曜日平日だって言うのにこんなに沢山の人達と出掛けましたが、

ハプニングその1
新宿午前7時30分出発を見越し4時に目覚ましをセット、それなのに2時半過ぎに目覚、もう一眠りと横になるがなかなか寝つけず、ウトウトして目覚めたらまだ3時半。
諦めて起きたが首に激痛、右には少し動かせるが左には回せない(これはヤバイ)、だからって欠席するほどではない不安ではあるが「まっいいか」とお出かけ。

ハプニングその2
集合時間に余裕で新宿駅到着、しかしバスは7時35分予定より5分遅れで出発、ガイドさん(バスガイドではありません)から「今日は中央道集中工事のため高井戸~八王子間が1時間40分掛かるので関越道経由で行く?」と言ったような気がしたが、眠くてたまらず寝てしまいました。


目が覚めたら中央道の談合坂SA(トイレ休憩)未だに何処を走ったのか分かっていません、そして初狩PAで14人目の女性が乗車今日の参加者は男性6人と合わせて20人、ガイド(リーダーとサブリーダー)さんの総計22人でした。

 

小淵沢ICで一般道へここまで来ると自然が一杯、田植えの済んだ田圃、代掻き中の田圃そして道路脇や畦にはハルジオン、白ツメクサやたんぽぽの花などが盛り。
一方、森にはニセアカシアの白い花、桐の木の薄紫、山フジは長く垂れ下がって紫色の花、この時期『山はあっても山梨県』は花盛りそして目の前には雪をいただいた甲斐駒ヶ岳(初めてこの山を意識して見た)が迫ってきていました。


県道から登山口までは蔓や小枝が道路にせり出しておりバスの窓や車体を時々叩くほどに道幅が狭く、私など運転手の気分で対向車のないことを思わず祈っていました。

そして午前11頃に平久保池登山口に到着、予定より30分程度の遅れだったでしょうか?(私の推測)、大急ぎで身仕度と準備体操。


午前11時20分ルンルン気分で遊歩道(整備されている登山道)へ途端に前の方で「アケボノスミレ」の声、不意をつかれ慌てて撮した写真がこれですヨ見て下さい、情けない。

こっちもそうかな?  ?
手前の草が肝心の花を遮っていました残念でした(帰宅後インターネットでお姿を確認はしましたがネ)。


それからもマイズルソウ、フデリンドウ、スミレなど次々に足下に花が現れるのですが、隊列をなして進んでいるため自由に写真が撮れずジリジリしちゃいました(歩きながらの撮影はピンボケばかりでした)。

  

ハプニングその3
登り始めて暫くして男性参加者が後方への移動を希望、気にも留めなかったが次第に最後尾のサブリーダーと男性の二人が遅れ始めた

そして水場上では暫く待ったが姿が見えず、引き返したいと言い出しているよう(バスは既に下山口へ移動してしまったろうに

)、リーダーが後方へ迎えに行き同行。
ここからこの男性はリーダーの後ろについて進むことに、歩む速度が遅くなったためか登山者の間隔が狭まり若干歩き難さを感じつつそれでも頂上へ到着。


下りになっても事態は変わらず何度か立ち止まり進まず(最初は脹ら脛辺りがつっているようだ)塩分や水などを与えたり(もう~大

変)、最悪はホクギノ平付近?でとうとう太ももがつったのか動けなくなった、リーダー達が飲み薬や貼り薬などで対応私などはただ眺めているだけでした。
しかしさすがはプロ時間は予定より掛かったが、あれだけ前半からバテバテの人をどうにか下山させたのには驚き、と共に山は一歩間違えると大変なことになると痛感(体調管理の大切さ)、今年からこの仕事に就いたサブリーダ君には貴重な経験になったのではないでしょうか?私だってこの歳になっていい体験をさせていただきました)。

話をハプニングその3の前に戻しまして登山道を200mほど登った辺りから右側に八ヶ岳が見え高度を上げるにしたがって唐

松が邪魔で見にくくなりましたが、今度は左側に日向山更に甲斐駒ヶ岳が山頂到着までずっと眺めることが出来ました。

日向山と甲斐駒ヶ岳です

  

 

山頂へは14時20分大分遅れて到着、昼食を食べながら暫し休憩、周りの山そしていつものように登山証拠写真も撮し14時30分下山開始。
これが情け容赦のない200m強を一気に下る『源平の合戦のひよどりごえ』なみ?大腿部と膝と足のつま先でブレーキを掛けながらの

下り(走り出したら大変なことになりそうでした)。

下りきった唐松林のなかにマメザクラの花が咲いて待っていてくれました、ついでに唐松林もネ。

 

 

この先落葉樹林のなかにはトウゴクミツバツツジでしょうか?蕾と花も楽しませてくれました。

 

ここから先が長~いの長くないのって、もう信じられないくらい長く感じました。

しかし日が延びたとは言え18時ともなると林内は薄暗くなり始め、一寸不安に感じだした頃や~~と登山口に着きました(予定より1時間半程度の遅れ)。

帰りも高速道路の工事があるため今回はお楽しみの風呂・ビールはなしで約750円~800円の節約(私の場合)で21時30分新宿へ到着。

色々あり勉強になった一日でした。