としちゃんの今日のひと言

古希も過ぎ今年は72歳身体の軋み物忘れそして不整脈など沢山のお土産貰いましたがまだ何かありそう探してみましょうネ

赤岳登頂ならず・・・

2014-08-11 15:22:29 | 山歩き

土曜日午前2時飛行機の爆音(迷惑騒音)で目覚める(折角早寝したのに)。

気を取り直し再度寝込んだが午前3時右手人差し指第2関節そばと手の甲を蚊に刺されまたまた目覚める。

軟膏のカユミ止めを塗り午前4時まで籐の椅子でウトウト目覚ましの音を合図に本当に起床。

待望の八ヶ岳の主峰赤岳登山に出かける準備天気予報では台風接近を伝えているので(何処まで行けるかナ~?)。

 

浦賀駅までは土曜日は始発バスがいつもより遅いため重い荷物を背と手に30分ちょっとかかって汗だくで(雨は降っていないのでバンザーイ・でも京急さん土曜休日も平日同様始発バス早く走らせてヨ~「お願い」)。

新宿駅へは7時ちょっと前に到着7時18分の特急あずさで茅野駅まで、最近は電車を利用しての旅を楽しむことも皆無朝も早いことと台風接近の気象庁のPRが行き届いている所為か車内はガラガラ車窓からの景色を眺めたり居眠りをしたりの繰り返しで約2時間半。

駅前からタクシー2台に便乗美濃戸口を目指す駅前は祭りの準備で活気を呈していたが八ヶ岳の方は異様な雲(山容は一面濃い灰色の雲に遮られイヤ~ナ予感)、案の定20分ほど走りそろそろ目的地って辺りからフロントガラスにポツリポツリ(駅を離れ夏本番でかきいれどきの筈の別荘地周辺も多分気象庁のPRの所為でひっそり)。

10時40分美濃戸口登山口を出発標高差約840mの行者小屋へ、雨はほとんど止んでいたので合羽はマダマダでもこの林道のダラダラ長いこといささか閉口の2時間20分でした(美濃戸口から先の林道部分は車の走行が可能そうではあるが我が愛車などでは腹をこすって無事帰ってこられそうもなさそう?)。

登山口付近で

 

林道わきのホタルブクロと

 

北沢の橋を渡っていよいよ本格的な登山道ここから行者小屋までの標高差は約400m沢沿いの昼なお暗い森や時々橋で沢を越え対岸の岩が沢へ下り傾斜の道など気の抜けない道そして間もなく赤岳鉱泉に到着、登山路脇の広場では野営の為のテントの準備中の若者台(風接近で夜は降雨確実なのにって余計な心配?)。

橋から沢を覗く翌日は濁流に変貌してました         チ~サナ花

 

コバナノイチヤクソウ          苔

 

ここでの休憩中ガスが湧きだしてきそうな状態取りあえずザックカバーを付け行者小屋に向け森の中の急登に午後3時過ぎだって言うのに夕方のように暗く険しい道へ。

流石に言葉を発する元気もソロソロなくなって来た頃この日の最高点にしかし周囲はガスって遠くの方は見えず、その先少し下った先に山小屋発見意外に大きく頑丈そうな建物。

 

山小屋到着後リーダーが得た情報によると『台風はまだ四国辺りで明日は平地でも風速20m山頂付近では風速30mとか』これを聞いて「ここまでか~」って実はホッと。

その晩の雨風の凄かったことでも諦めきったせいか夜中にトイレに起きることもなく熟睡。

一泊して知ったこと

 ①見かけた通り風にビクともせず床はきしんだりせずすきま風も気にならない建物でした

 ②夕食も朝食もご飯がとても美味しくみんな腹いっぱい食べたようです勿論小生も(山小屋らしからぬお味と感じました)

 ③山小屋の皆さんには申し訳ありませんが空いていたのが最高に有り難かったです(聞くところによると台風接近の為この日のキャンセル100人以上とか?気象庁のお蔭でしょうかネ~)

 ④下界では暑い暑いって言ってますが山小屋では朝晩石油ヒーターが欠かせないんですね、違和感を感じつつストーブから離れられませんでした

 

日曜日は午前5時前起床美味しい朝食をまたまた腹いっぱい食べ午前6時半に土砂降りのなか山小屋を出発、前日汗水たらして上った道をひたすら美濃戸口へ、この日は高山植物も逆巻く濁流の撮影も封印安全に下ることだけを念頭に必死で歩きました(JRの運休を懸念して)。

林道に入ってからは緊張感を解けドット疲れが出で美濃戸口が遠かったこと林道の途中では一瞬薄日もさしましたが最後まで横殴りの雨さらされました(白山に続いて登山靴の中は水浸し合羽の腕の部分に何故か雨漏れ?いずれも10年近い使用持ち主同様ガタがきたよう ⇒  今週は買い替えを考えてお店に行って情報収集でも?って考えてます)。

午前10時過ぎ茅野駅近くの健康ランド?で朝風呂に浸かり12時ちょっと前の特急あずさで帰京、家には午後4時過ぎに到着『夏山小屋一泊豪華旅』は無事終了したのです 。

急いで帰宅して大成功でした夜には猛烈な雨風今朝も確か強い風雨まったく未練がましい台風、強風で洗濯物が外に干せませんホントに迷惑な台風でした。

 

赤岳はソロでの挑戦は無理そうなので再度連れて行ってもらうことを思案中・・・・・・・・・・。