湾岸沿いのタワマンに何度かお邪魔したことがありました。
交通機関や並行して造られたスーパーへのアクセスや、地下駐車場から雨に濡れずエレベーターに乗れるのでとても便利!
そして、眺望抜群!
でも、窓は開けられません。
お伺いしたお宅は、高層階にあったからなのか、ものすごい風が吹き込んでくるらしく、細めに開けられるだけの構造になっていました。
そして、夏は暑い。
そして、景色はすぐに飽きてしまったそうです。
プラス面とマイナス面があるのは世の常。
住む人の感覚によって変わるものでもありますし、客観的に見て損得だけで住んでいる事を云々言うのは良くないでしょう。
でもひとつ気になることがあります。
お祭りってあるのかな?
そこに住んでいる人たちが、住んでいる街を大切に思う気持ちを柱にしたお祭りって必要ですよね。
神社が無くたってお祭りはできます。
仕事でお世話になっている八王子の巨大マンション群にはお祭りがありました。
子供達の遊ぶ声が響く作りになっていたからです。
先日お邪魔した港北ニュータウンにあるマンションも、窓を開けておけば、子供たちの遊ぶ声や鳥のさえずる声や風が木々をゆらす音が聞こえてくる、人と自然を感じる素敵なマンションでした。
タワマンにはそれが無いところが多いですよね。
雑多な音が聞こえてこない、、、。
そりゃ隣や上階の生活音はいらないです。
でもね、鳥の声や風が木々を揺らす音、子供達が歓声を上げて遊ぶ弾んだ声は、聴きたいものです。
それが、お祭りにつながると、私は思うのです。
聞こえなくても、お祭りはできる?
できると私は思います。
何を柱にして?
住人同士の挨拶から始まる、繋がりが柱になると思います。
人が集まるところには、無色のモニュメントが必要です。
トーテムポールより『ハチ公』、
餃子ビーナスより『河童』ですよ(^○^)
土地に伝わる昔話から、無色に近いモニュメントを作れば、多くの人がわだかまりなく集まれるんじゃないかな?
ま、素人の勝手なお話でありました。