あなたはどちら派?
私はエキセントリックでお気に入りの一枚を飾りたい派。
部屋に合わせる気もないし、岡本太郎の絵に合う部屋に住みたいとも思わないけれど、気分を高揚させたい時にはジッと見つめていたい。
絵とは違って、造形物は小物から大物まで、とてもお茶目で気分が楽しくなるものばかりだ。
庭に置いて眺めたり、生活用品として使ったり、身につけたりしたくなるものばかり。
絵画とは違う情熱で造ったのであろうか?
縄文土器に衝撃を受けた岡本太郎にとって、素手で土をこねくりまわす作業は、とても楽しかったに違いない。
その楽しさが、造形物の精神に宿っていると思う。
その分、絵画の中に感じるギラギラした狂気は少ないのかもしれないが、
私はどちらも好き。
湧いて来た創作意欲をもう少し溜めたあと、さて、どこにどうやってぶつけるか。