6.30天満社会保険事務所
アピール行動
病気になっても傷病手当もでない添乗員
会社は違法行為をやめて希望する添乗員の社会保険加入をすぐに行え!
天満社会保険事務所は、添乗員の社会保険加入を認めなさい!
阪急トラベルサポートの不当な加入条件「9年勤続・年間180日」を
直ちに、やめさせてください。
悪いのは天満や!添乗員に社会保険を!(1)
<天満社会保険事務所の不当な判断>
阪急トラベルサポートが一方的に定めた社会保険加入資格「勤続9年かつ年間180日勤務」の是正を求めてきましたが会社が応じなかったため、やむなく私たちは一人の組合員について3月27日、会社東京支店所轄の港社会保険事務所を通じて資格確認請求を行いました。
しかし、天満社会保険事務所が下した判断は「加入資格なし」。それもいわゆる「4分の3要件」を画一的に当てはめたもので、当該組合員に詳しい事情を聴くこともなく一方的に判断したものでした。
また、私たちが聞き及んだ天満事務所の「判断基準」は以下の通りでした。
・そもそも「登録型」という雇用形態であり、ツアーごとに契約が切れている
・どんなに労働時間が長かろうと、8時間を超える分の労働時間については「単なる
超過時間」であって考慮に値しない
・添乗業務の前後に必ずある「打ち合わせ・清算業務」については「併せて1日」=「それぞれ0.5日」とカウントした
<天満事務所へアピール行動>
このような添乗員の実態とかけはなれた判断に抗議するため、また、添乗員の社会保険加入を求めて、6月30日大阪、天満社会保険事務所アピール行動が行われました。
東京からのHTS支部代表団と東部労組本部役員10名の天満社会保険事務所アピール行動に、大阪全労協や全国一般、ゼネラルユニオン、全港湾、全日建連帯、港合同田中機械、きょうとユニオン、大阪全労協、自立労連、大阪教育合同等々、大阪の代表40数名の仲間が急遽駆けつけて支援してくださいました。
所前に抗議のシュプレヒコール「添乗員の気持ちが分かっていないのは、天満や!」「添乗員を怒らせているのは、天満や!」が響き渡りました。
天満事務所は当初、交渉に応じることさえ拒んでいましたが、最終的には申し入れ団との交渉に応じることになりました。
<「4分の3要件」の矛盾を追及>
天満事務所が当該組合員に「適用」した「4分の3要件」は矛盾に満ちたものでした。交渉団はそれを追及。最終的には「資格なし」決定を当該組合員に通知することをさせませんでした。添乗員の怒り、大阪の仲間の怒りがそれをさせなかったのです!
また、会社の不当な条件「9年勤続・年間180日」についても、「指導する」と言明しました。
天満社会保険事務所は阪急トラベルサポートの不当な加入条件
「9年勤続・年間180日」を直ちにやめさせてください。
阪急トラベルサポートは希望者をただちに社会保険に加入させてください!
今回の抗議行動やこれまで行ってきたアピール行動などの1つ1つが公の場や世間に注目や取組みを促してきたと思います。
そして1つ1つに添乗員たちの労働実態を周知させる結果となってきています。
今回は大阪ということで、東京から来られる人数にも限りがありました。
けれど、私たちの状況を理解してくださる大阪の仲間の方々のおかげで、思いをぶつけて帰ることができました。
関西風味のシュプレヒコール「天満や~!」は、力強かったです。
本当にありがとうございました!
タイミングがあえば参加します!
添乗員が提起した待遇改善問題をよく知っておりました。
確実にみんなの努力は浸透しつつあります。
このようにそのつど集まり、皆で自分達の主張を続けるのは根気がいるが
もしやらなければここまでもこれなかったはずです。
皆で力をあわせようではありませんか!