6.19厚生労働省交渉
全国の労働基準監督署、旅行会社・添乗員派
遣会社に、ぞくぞく是正勧告指導!
一昨年の私たち全国一般東京東部労組による旅行綜研に対する三田労働基準監督署への申告から端を発した一連の労働基準監督署の是正勧告・指導は、下記のように続いて出されています。
それぞれ、「みなし労働」の禁止、時間外割増賃金、早朝深夜手当、休日労働手当、精算・打合せの時間給、就業規則、有給休暇、休憩時間、定期健康診断の実施の付与が勧告・指導されました。また、派遣先に対しても、添乗労働時間の管理が義務づけています。
2006年 9月 東京三田労基署 旅行総研
2006年10月 東京中央労基署 ダイヤモンドシステム
2006年11月 東京新宿労基署 クラブツーリズム
2007年 8月 大阪天満労基署 添乗員派遣会社4社
2007年 8月 大阪天満・大阪西労基署 JTB・読売・阪急交通社
2007年10月 東京三田労基署 阪急トラベルサポート
2007年10月 東京三田労基署 阪急交通社
2008年 1月 大阪労働局 JTB・読売・阪急交通社
この他にもハローワークと社会保険事務所からも、それぞれ雇用保険、社会保険未加入についての是正の行政指導を受けています。
しかし、これほどの行政指導を受けても、旅行業界と添乗員派遣業界は、労働基準法違反を是正しようとしていません。とりわけ「偽装みなし労働」を頑として強行し添乗員の超長時間労働と残業代未払いを平然と続けています。
「刑事処分も視野に入れて厳しく対応していく」
と厚生労働省
私たち全国一般東京東部労組は、6月19日の全労協の厚生労働省交渉の席上、一連の労基署の是正勧告に従わない旅行業界と派遣会社に対して、厚生労働省が厳しい姿勢で望むべきであるとあらためて求めました。厚生労働省は「刑事処分も視野に入れて厳しく対応していく」と答えました。世論の高まりこそが、行政の厳しい対応を実現させる道です。私たちは一層声をあげていかなければなりません。
全国の添乗員の皆さん!
これからも一緒に声をあげていきましょう。
こちら、全労連・奈労連一般労組のただの組合員です、少しでも組合活動の手助けをと思いブログを立ち上げました。
あまりにもすばらしい活動なので”労働相談センター・スタッフより”と記載して、記事を引用しています。
ご迷惑であれば直ちに削除します、事後になりましたが宜しく御願いします。
いつも「引用」して頂いて光栄です。
これからもよろしくお願いします。
旅行会社・添乗員派遣会社は、厚労省が厳しい対応をしてこないとたかをくくってるんでしょう。完全になめきってますよね。でも厚労省だってそんなに甘くないでしょう。「自分達の言う事を聞かないとは何事だ」って、内心は怒り心頭なんじゃない?旅行会社さん達、グッドウィルみたいになっても知りませんよ。
JISC社学生タリフ・アシスタントさんの相談内容!
○ これまでもJTB LOOK添乗員無しツアーのトランスファーみなし労働時間は2時間でした。空港1時間,ホテル1時間,手配された車に乗っている時間は車内にビデオが設置されているという事で労働時間に計算されない。ところがビデオが動かない等,ほとんどの場合アシスタント自身が車内で案内をしています。
○ この度はJALPAK I'll,AVAはこれまで3時間計算であったにもかかわらず。2時間計算になりました。JTB LOOK同様手取り15€です。
○ しかし,これからは再度見習いをしてJISCの試験に合格すれば,添乗員付きの仕事が倍(手取り30€)のタリフになる可能性ができました。
業界の常識は,添乗員付きツアーは業務を分担するので添乗員無しツアーよりタリフは当然安くなる事,そして支店直接手配アシスタントのタリフについて
JTB 添乗員無し(7名以下)タリフ約5倍
添乗員付き タリフ約1,5倍
(マイク=アシスタント)
JALPAK添乗員無し タリフ 約4倍
添乗員付き タリフ約1,4倍
(マイク=添乗員)
JISCという会社が旅行会社のタイトルを掲げながら,会社自体が旅行サービス業務の基本的な認識を持たず,日本語ガイド・アシスタント派遣,そして,会社の利潤の大半は学生アシスタントの叩き売りによるものである事,ガイド手配手数料2%。ただでさえ不明のアシスタント手配手数料は学生タリフは数十%に及んでいるであろう事を説明しました。
彼らも多くの添乗員さん同様理不尽なクレーム,タリフの数倍に及ぶ弁償金等々,全て仕方の無い事だと思っていました。「ただしミール・クーポンのクレームだけは売り上げ優先です。」この一言は,今の業界の勤務評価の基準を象徴しています。
この方は,JISC社から一般旅行業務知識に関する教育を受けていない事が一番の疑問であり不安であった様子です。
JTBとJALPAKのサービスの違いは
「JBはオプション ミールクーポン お土産販売が重点!JPはそれを目立たぬ様に行う事!」一般旅行業務知識を持たないアシスタントが個人の経験だけで後輩指導を行うJISC社の実態は,アシスタント全体の地位や誇りまでを傷つけています。
この職業で生計を立てていたJTB,JALPAK直接手配のアシスタントの仕事(特に添乗員無しツアー)が失われ,更に添乗員付きツアーの仕事も失なわれる現状も説明しました。
この方は初めてこの業界の裏を知り,自分達が裏の世界に閉じ込められている事,私の説明が信じられない様子でした。
このブログを紹介し,学生タリフの仲間と話合い,自分達の職業は現地案内員では無く現地案内および送迎員であること,バスに同乗している時間も,書類チェック及び書き込みの時間,空港に行く時間全て実質労働時間である事を仲間同士認識して,労基署に相談に行く事!
これが実質的にタリフ及び労働条件向上の正当な手段である事を説明しました。
もう、時間稼ぎするのは、止めるべきだと思います。
同じ交通社で働き、次の時代、次の世代の人達に、こうして恥をさらし続けて行くより、明け渡してあげたらどうですか?
旅行会社が作る激安ツアーの根底には、計り知れないほどの現地での苦労や負担があります。それを参加するお客さんは、アタリマエ!と考えている傾向がこの頃では見受けられます。
個々の要望や要求ばかり強くなっていく客層
それに加えての過酷な会社からの強制労働は、深夜早朝に関わらなければ、16~7時間は1日分の日当でまかなうというありさま
昔は、もう少し添乗という仕事に対して誇りが持てました。
そこまでボロ雑巾のような扱いもされてこなかったし、お客さんからも感謝されることが多かった。
でも、私はもう疲れました・・・
出発前に添乗員がしなければならない対客電話も、個人的な時間をずいぶんと搾取されていると思います。
引継ぎ時間内につながらなかったらそれでいいじゃないですか
なぜ?あえて家に持ち帰ってまでさせられないといけないのでしょう??
電話をかければ長い時間捕まってしまい、それこそ飛行機の席を通路にとか、バスの席は前にとか、お客は勝手なことばかり一方的に捲くし立てるし・・・
会社はそんな私たちを決して守ってくれようとはしないし、すべて現地任せなところさえあります。
要は、クレームさえ持ち帰らなかったらいいみたいな・・
この精神的負担をどんなとこで解消したら良いのやら・・
・アンケートの人的評価欄の廃止。(人権侵害)
・ESG、ノーガイドの廃止。(過剰サービスが多い のになぜこれだけ無サービス?)
・労働対価の支払い。(最低賃金法違反)
・1日の労働時間の規制。(残業代未払い)
世の中の労働者の最低条件ですよ!!
*最低賃金法も違反。
いったいどうなってんの? 旅行業界って?
奴隷扱いではすみませんよ!!
企業として条件を満たしていません。