東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

文化人アピール 阪急トラベルサポートの酷すぎる人権侵害

2009年09月18日 10時17分55秒 | 添乗員・旅行業界

まっとうな異議申し立てが、
通らない社会であり、時代であることは感じていたが・・・。
こんなにも、“わかり易い”弾圧があるとは!
酷すぎる人権侵害であると同時に
私たちの知る権利(知らせる権利)
取材権への侵略でもある。
<落合 恵子(作家、『週刊金曜日』編集委員)>

阪急トラベルサポートは、多くの文化人・著名人の「アピール」に謙虚に耳を傾けて、塩田さんへの不当なアサイン停止をただちに撤回しなさい!

阪急交通社をはじめとする全ての旅行業界は、今こそ添乗員の過酷な労働実態を抜本的に改善すべきです。

****************************************************

あらたに寄せられた賛同人氏名とアピールを紹介します。

五百蔵 洋一(弁護士)
「私も今、会社批判をして解雇されたJAM組合員の事件を担当しております。
また、ずいぶん昔になりましたが、東京東部労組の大久保製壜所事件の中で、ルポライターの高杉晋吾氏が組合員から聞いた劣悪な労働条件を書いた記事で高杉氏が会社から訴えられた裁判を思い出しました。その裁判は会社が途中不利なことが明らかになった時点で取り下げを求めましたが当方は取り下げを拒否し、会社は請求放棄という奇手に出て終了しました。東部労組の皆さんご存じのように大久保製壜所事件は勝利しました。頑張って下さい。」

植松 恵樹(多摩一般労働組合書記長)
労働者、労働組合の権利を侵害する企業に対する闘いを支持します。

魚住 昭(ジャーナリスト)

岡本 厚(雑誌「世界」編集長)

折口 晴夫(現代を問う会)
 内部告発であれ、労働組合による取り組みによってであれ、外部に閉ざされた情報が公開されることには大きな意義があります。それは、100名を越える犠牲者を出したJR西日本の悲惨な〝事故〟にみられる、内部欠陥を事故発生前に是正するきっかけとなるからです。
 内部からの情報発信を閉ざすのは愚かな行為であり、取り返しのつかない〝人災〟をもたらす危険性があります。塩田さんの発言を〝名誉を傷つける〟ものとしか捉えられないようでは、安全な旅行を提供することもおぼつかないのではないでしょうか。

加瀬 勉(三里塚一坪土地共有化委員会代表)
事業認定による土地収用、成田治安立法による弾圧。先祖伝来の土地は強奪されて滑走路の下に、多くの集落は廃墟となり、騒音地獄の出現、この世の中で民主主義の名のつくすべての諸権利は国策、非国民、過激派の名の下に抹殺され続けてきた。三十有余年の我々の戦いは人間として生きることへの雄叫びであった。
塩田さんに対する表現の自由にたいする言論弾圧、不当解雇、首切りは民主主義への挑戦であり、塩田さんの生命を直接侵害し脅かすものである。我々の意志が決して奪うことができないものであることを彼等に示してやろうではないか。人間として生きることは戦いである、戦いなくして我々は生きてゆくことはできない。
民主主義は我々のこの戦いの中で生まれ育ち発展する。ともに頑張ろう。

加藤 晋介(弁護士)
正規労働者より、更に弱い立場にある派遣労働者に「日常割当拒否」という「事実上の解雇」で口を塞ごうとするなど言語道断です。あらゆる法的措置を講じると共に、阪急交通社不利用キャンペーンをはるなど、あらゆる手段で非常識な会社に対抗していくべきです。

斎藤 貴男(ジャーナリスト)
こんなやり方が許されるなら、誰も何も言えなくされてしまう。企業の論理が言論表現の自由、いや一人ひとりの人間の思いに優先されるような社会にだけはしてはならない。昨今の企業経営者の勘違いぶりは常軌を逸してるが、これは極めつきだ。自らを神様だとでも考えているのではないか。

撤回させよう。人間が人間であるために――。

佐藤 昭夫(早稲田大学名誉教授)
経営者の間違い、弱点を指摘してくれる労働者こそ、長期的に経営者の宝です。
目先の利益だけを追う経営は、いずれ破綻の運命にあることを思い知ることになるでしょう。

杉下 芳松(国鉄労働者)
取材に応じたら解雇されるという、とんでもないことが起きているなんて、信じられません。
労働者が労働条件改善を求めるのは当然のことであって、それを認めない会社にこそ非があるのは間違いありません。
企業の社会的責任が追及され解雇が撤回されることを望みます。

田中 一紀(宇都宮地区労顧問)
「取材に応じたから」解雇とは不当解雇もはなはだしい。解雇権の乱用、言論封殺、人権侵害を、勝手、気まま、自由、不法行為を大手を振ってまかり通そうとする企業経営者の社会的責任放棄、社会的責任を何とも思っていない、とんでもない悪事である事を絶対に許してはならない。

寺島 アキ子(脚本家・劇作家)
「取材に応じたら解雇」とはひどい話ですね。
塩田さん頑張って下さい。

寺間 誠治(全労連組織局長)
法治国家でありえない不当な解雇です。ジャーナリストと労働組合が一体となって「阪急トラベル」を包囲するたたかいが必要だと思います。

中野 京子(丸木美術館専従)
この頃というか、8月は、よく戦時中の話を聞くことが多く、軍にさからえば、必ず処分される・・・ということを、いやという程見聞きしています。
「阪急トラベルサポート」の件は、「えっ、どこの国の話・・・今戦時中?」というようなことでしたが、日本が着々と戦時体制に入っているんだなと、阪急トラベルサポート以外でも似たようなことを聞きます。
ひとつひとつこだわっていかないと、”これぐらい、まっいいか”といっていると、大変なことになってしまうということを、前に許した戦争と同じになってしまうということを、肝に銘じておかなければならないと思います。
マスコミも、決してとり上げないこと、知らなければ、全く知らないで過ぎ去りますが、気付いた時には、、もうとり返しがつかないのです。
何年か前に朝日新聞に載った”茶色の朝”というフランスの人の書いた詩集が、端的に表わしてします。

名古屋 哲一(首切りを撤回させた「元、郵政4.28ネット」)
ボクは「言論人」ではありませんが、むかしむかし小学生のときに言論弾圧はとても悪いことだと、教わりました。
阪急のオエライさんたちは、小学校をご卒業なさったんでしょうか?

富士谷 あつ子(評論家)
登録型派遣というシステムの危なさに、改めて驚きと怒りを感じます。
それにもまして、マスコミに取材されただけで事実上の雇い止めという言論の自由の封殺は、見過ごしてはならないこと。こういう例は、他にもあるはずで共闘が必要ですね。

布施 哲也 (清瀬市議会議員・官製プア研究会)
企業の存在理由は、利潤追求だけではないはずだ。阪急トラベルのフィランソロピーはどうなったといいたい。このことが知られれば知られるほど、阪急トラベルに負担となることを知るべきだ。

前田 裕晤(協同センター・労働情報代表、全労協副議長)
「阪急トラベルサポート」が、いかに添乗員を搾取している実態暴露に恐怖し、派遣労働の過酷さを隠そうとしているのかが判ります。
添乗員を人間とは見ず、収奪の歯車の存在が、自己主張をする事は許さないと言うのが本音でしょう。
社会的責任を持たない企業には、その責任を取らせる迄追及して行く必要があると考えます。

丸山 義彰(国労釧路闘争団事務局次長)
憲法11条・13条・19条・21条・28条を無視し、違反し、働く者の表現の自由・個人の自由及び尊重・良心の自由・人間として、労働者としての権利を脅かし、剥奪するものであり、断じて許されません。
その上に事実上の「解雇」も当然として許すことが出来ません。「組合つぶし」「不当解雇」に勝利するため「友」に闘いましょう。私達もJR採用差別事件の納得のいく解決を求め闘います!!

武藤 一羊(評論家・ピープルズプラン研究所)
いつのまにか日本社会から労働者の権利という考え、常識が砂漠に川が吸い込まれるように消えていったような気がします。地下には水脈があるはずです。
塩田さんの告発は、いま地下水脈にうがたれつつあるいくつかの噴泉のひとつであるので、砂漠化を必要とする阪急という大会社が、予防的にそれをつぶそうとしているのだと思います。
塩田さんを心から応援し、阪急交通に強く抗議します。この井戸つぶしをゆるさず、地下水がドッと吹き出て、砂漠が沃野に変わることを願いつつ。

そのほかに、寄せられたコメントは以下の通りです。
http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=420  

コメント (25)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【速報】メトロコマースが契... | トップ | 労働相談 月末の退職日繰り... »
最新の画像もっと見る

25 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (o.m.)
2009-09-18 17:40:34
フランスで日本の旅行業界の仕事をしていた私達現地係員はフランスでは一粒の砂位の存在です。
15年来、正式雇用を目指して、労働組合加入 労基署通い、不当解雇をはじめ、偽装下請け、使い捨て人材派遣に至るまで、労働裁判所、最高裁までが、「日本の旅行会社が行っている事は違法である」と、私達の主張を認めたにも関わらず、日本の旅行会社は、フランスの判決に従わず、15年前200名前後の正式雇用の権利を持っていた私達は、今年度はJTB1名のアシスタントを残し、解雇あるいは 劣悪な偽装下請け違法日本語ガイド・アシスタント派遣会社に所属する以外に仕事の道は閉ざされました。
裁判闘争はただでさえエネルギーを要します。私達にはそれに付け加えて、言語の問題、仏法廷では理解困難な日本企業の前近代的労務管理という背景もあり、ここに簡潔に書く事は難しい位 心身共に疲労困憊させられます。2004年8月、フランスのマスコミで取り上げられた時も、在仏日本大使館は会う事すら受け入れてくれませんでした。

今年度、再び観光庁、厚労省とコンタクトを取りました。厚労省は「日本国内外の法令の遵守」に付いて問い合わせ中ですが、
こちらから5回同じ電話番号(労働基準監督課法規係)に電話しても5回共に担当者の名前も教えてもらえず。
「フランスの労基署へ行け」「日本の添乗員に頼んでその添乗員の最寄りの労基署へ行け」「外務省に問い合わせろ」と、逃げの一手です。

過半数が日本国籍のままの私達の平均年齢は既に60才。私を含め係争中の裁判を抱える仲間、定年退職後に損害賠償訴訟を起こす準備をする仲間。永年「自由 平等 博愛」の国フランスで、日本の旅行業界の労働慣習に虐げられ、60を過ぎても身体が許す限り働き続けなければならない私達に対する 日本の厚労省の対応は、
例え1時間限りの契約であっても 社会保険料支払いは労使双方の義務であるフランスではホームレスになる心配は無くても、サービス1本毎の労働契約と正式雇用契約では年金需給額に大きな差があり、全て業界の「みなし労働時間」と「使い捨て契約」の労働慣行から波及したものです。
死ぬまで日本の旅行業界に禍され 無念な思いで過ごせと言われている様です。

一粒の砂の私達は、塩田さんの置かれた状況を深く察する事ができます。日本では日本の旅行業界の問題は、業界に従事する者だけでは無く、ツアー参加者も同時に不利益を被る大きな岩(癌)石大の問題です。

日本のマスコミ 新政権に期待しつつ 同時に自分達の努力も最後まで惜しまない覚悟です。

返信する
深夜手当 (Unknown)
2009-09-19 06:02:27
22時から5時の労働には深夜手当の割増を支給するはずでは? ホテル到着が22時以降到着はよくありますよね。お客様からの夜中の依頼や対応なども当たり前のように起きます。私たちは普通の睡眠も制限されています。電話にでなかったりしたら大変です。アンケートにあることないこと叩かれます。
このブログで、法律では、本来、深夜手当はみなし労働でも支給すべきものだったと知りました。過去長い期間の業界全体の莫大な深夜手当の未払い分はどこに消えたの?添乗員に返さなくていいの。
「コンプライアンス」が笑ってしまいます。
最近、東部労組のおかげで、業界もやっと深夜手当を支給すると発表はしました。
しかし、実際はどうでしょう皆さん、しっかり支給されていますか?
返信する
他にも (Unknown)
2009-09-19 12:36:20
深夜手当くれません。
有給休暇もくれません。
健康保険もくれません。
社員には「休業補償」が6割でるのに、私たちは仕事がない時は「ゼロ」です。
社員が病気になれば私傷病手当6割がでるのに、私たちは病気で入院しても「ゼロ」です。
社員には一時金・退職金制度・福利厚生制度があるのに私たちには何もありません。
社員たちは8時間超えると残業代でるのに、私たちは「みなし」だから「ゼロ」です。
みんな辞めていくわけです。
返信する
ひどい (Unknown)
2009-09-19 14:44:14
これでは私たちは奴隷と一緒ではないですか。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-19 16:00:35
落合恵子さんありがとう。テレビで見るたびにうれしくなります。

それと真剣にまじめに考えている添乗員は決して少なくありません。塩田さんは決して孤立していません。塩田さんはそんなみんなの代表です。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-19 18:33:45
「アピール」の内容の一つ一つに感動しています。

このように、長引けば長引くほど、添乗員問題、塩田さん解雇問題を真剣に深く考えてくださる知識人の方々が増えていきます。国民の多くも添乗員の、旅行業界の実態を知ることでしょう。

塩田さんは決して孤立していません。私たちも声を上げ続けましょう。
返信する
ルックJTBの表明 (Unknown)
2009-09-19 19:11:48
JTBワールドバケーションズの代表取締役社長の北島文幸氏は9月17日、JATA国際観光会議2009のパネルディスカッションの場で、「ルックJTBは無意味な安売りから撤退する」と宣言した。安売りをしていたことを「深く反省している」と強調。北島氏は、「質の悪い安売り」は2種類あるとし、1つは適正価格を無視した安売り、もう1つはランドオペレーター、サプライヤー、添乗員、社員など他社・他人を犠牲にする安売りと説明。
 こうした安売りの影響として北島氏は、「品質が低下して顧客の信頼を失い、海外旅行離れを招く」「市場を破壊する」「観光業界全体も疲弊して人材が流出する」「航空会社の撤退」を列挙。
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=42331

*******************************
「ランドオペレーター、サプライヤー、添乗員、社員など他社・他人を犠牲にする安売り」
まったくその通り、いよいよ、動き出すのでしょうか。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-20 13:34:12
返信する
本当!!!??? (222)
2009-09-21 02:46:45
JTBが本気で取り組んでくれ、業界の先駆け的存在になったら他社も追随していい方向へと進んで欲しい。
返信する
添乗員、社員など他社・他人を犠牲に (Unknown)
2009-09-21 09:13:58
ルックJTB社長の「添乗員、社員など他社・他人を犠牲にする安売りをやめる」発言は本気か。

添乗員のみなし時間撤廃に一番抵抗していたのはJTBだったといううわさも聞いています。JTBサポートの未払い残業代問題は労基署の是正勧告が出ても従わなかったとも聞いています。
また高まる一方の世論の非難や政権交代を受けての人々の目を誤魔化そうとする単なるパフォーマンスであれば、世論や添乗員の怒りは倍加するでしょう。

しかし、「添乗員など他社・他人を犠牲にする」との言葉と認識は全く正しいし、このルックJTB社長発言の持つ社会的影響は大きいものがあり、評価すべきです。
みなさんのたたかいは、着実に「変革」をたぐり寄せてきているのですす。

だからこそ添乗員自身は今こそ、ますます声を挙げていく必要があります。お互い頑張りましょう。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-21 14:00:36
Jサポが残業代を支払わなかったのは本当です。
私はJサポにいて思うのは Jサポ自体が付け焼刃的な発言と、無実行にあると思う。
私は政権交代に期待しています、と言うのは、少しは法によって会社が正しい方向に進めば言いと思うし、また会社ばかりの批判もせず、いいところは認めたいと思っています。
このままでは、本当に能力のある添乗員が失望して他の業界に流れていくと思います。

返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-22 02:16:21
「ルックJTBは無意味な安売りから撤退する」、
「安売りをしていたことを反省」、「ランドオペレーター、サプライヤー、添乗員、社員など他社・他人を犠牲にする安売り」が、「品質が低下して顧客の信頼を失い、海外旅行離れを招く」「市場を破壊する」「観光業界全体も疲弊して人材が流出する」「航空会社の撤退」を招くのだという北島氏の発言には、その通りだ!と大きく頷いた私。
「偽(にせ)ルック」などという言葉も今や定着している。
誰が発言したというより、とっくに起きている現実をわかっている旅行業界人がいるのだということにホッとした。
しかし気がついたのはとうの昔ではないのか?
なのに野放しにしてきた。
本当に分かっているのか?
本当に是正する気があるのかと、信頼できなくなっている一添乗員の私であるが、私だけではないと思う。
関係者からの信頼はすでに失われている。
お客様からの信頼低下もすでに取り返しがつかなくなっているのではないか。
早く行動せよ。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-22 09:28:26
ルックJTBを主催するJTBワールドバケーションズ社長の発言は、シェアを奪った安売り大手HISや阪急トラピックスへのけん制の意図があるような気がする。

実際JTBメディア販売の「旅物語」はJTBブランドを着た安かろう悪かろうツアーだが、これについては何も言及していない。身内のことはどうなっている?

どこまでの範囲で本気なのか見極める必要がある。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-22 13:26:48
そうか、偽ルックはやめて安売りは同じグループ内の旅物語にまかせるというだけのことか。

業界は成長しないな。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-22 14:47:11
激安をここでとめないと今のままでは、本当に、お客様の命さえ危ないツアーになってしまうと思う。
それでアンケートをとり添乗員の責任にしてしまう傾向もっと悪い。
JTBワールドの社長の発言は本音だと思う。
ルックが黄色しか売れてないのは添乗員として悲しいと思う。(内容はトラピックス)
JTBが大手と言われるならここから変えないと、他も変らないのではと思います。
返信する
ルックJTB (Unknown)
2009-09-23 12:46:37
真実!
「ランドオペレーター、サプライヤー、添乗員、社員など他社・他人を犠牲にする」
「顧客の信頼を失い、海外旅行離れを招く」
「市場を破壊する」
「観光業界全体も疲弊して人材が流出する」
返信する
フランス現地係員からの提案 (o.m.)
2009-09-23 15:28:03
私達は、現在下記をJATA 観光庁 厚労省に提案しています。

JATA全体で「無意味な安売り競争を止める」方向に統一すべきだと思います。
  *******************

日本の 皆様に快適、充実、安全が確保されたツアーでフランスの旅を満喫していただく為に!
 
1、日本の添乗員の労働時間は日本の労基法通り、1日8時間。

2、現地でのガイディング、案内、引率はフランス現地係員の仕事です

3、旅程作成時点で、添乗員の労働時間が1日8時間を越える場合、現地係員手配で添乗員の労働時間を調整する。

4、不測の事態発生時は、添乗員に超過勤務手当の支払い、あるいは現地係員手配で対応する。

 フランスでは業種別労働協約書が有り、職域が細かく分けられております。ガイドとAAAはそれぞれ独立した職種です。職務に従事可能な係員が見付からない等、特別な場合を除き、兼任あるいは代行はできません。もちろん日本からの添乗員が観光、引率案内業務はできません。
TC無しツアーの送迎はもちろんの事、日本からのTC付きグループの移動はバス手配のみは不可。私達の業務マニュアルは添乗員もお客様です。 日本からの添乗員はツアーの運行管理が仕事です。車中は現地手配会社の係員が必ず同行しなければなりません。

○ お互いの利益の向上の為に。 
フランスは年々新たな労働許可証取得は困難になり、近年日本語ガイド試験も行われていません。特にサルコジ大統領になってからは、滞在許可自体の取得が困難になりました。
 フランスにおいては、各種社会保険加入は雇用主と労働者の法的義務です。
例え、1時間の超短期契約も同様ですので、日本に比較して人件費が高くなります。
 日本からの係員手配料金と私達の手取り賃金の格差を縮める為、現在仏失業保険事務所、職安の指導の下に、合法的な日本語公認ガイド及び経験豊富な日本語アシスタント(AAA→案内及び現地添乗員)を日本から直接手配可能です。

ツアー主催会社が適正な価格の旅行商品販売競争が行える為に!

 これだけ海外旅行が一般化しているにも関わらず旅行商品には品質基準がありません。
日本の商品は私達から見ると過剰な注意書き、そして内容表示に対する消費者の監視の目は非常に厳しい様子です。しかし、旅行商品に関しては非常に曖昧です。ツアー主催会社は消費者に対し、価格以外に消費者に判りやすいツアー選択の目安を提供する義務があると思います。
 
○ ツアー募集広告に添乗員のみならず、現地日本語係員の有無を大きく明記を義務付ける。
○ パンフレット及びPAX用日程表の使用ホテルの記載は系列やホテルの☆数と同時に、RER(郊外電車)利用かRATP(パリ地下鉄)利用を明記する。
○ 旅行約款を見ないお客様が圧倒的です。参加者個々に配る日程表、旅の手帳等、確実にお客様が旅先に持参する書類に下記の事項の記載を義務付ける。

 1 添乗員の一日の勤務時間は8時間である事。
 2 夜、解散後から翌朝集合時間までは、お客様の添乗員の部屋への訪室及び電話は、旅の続行に支障を来す緊急事態以外はご遠慮願う
 3、旅行会社免責事項に関わる事態は追加料金が発生する事。お客様の盗難被害、病気等で助けが必要な場合、現地係り員を手配。費用はお客様負担となる事。
 4、モニュメント内で公認日本語ガイドを使わない場合、英語ガイド使用ではなく、「自由見学」を明記する。
返信する
すみませんが反論します (Unknown)
2009-09-23 16:32:22
「無意味な安売りから撤退」今現在、無意味な安売りがあるのか?疑問である。
考えてみて下さい。
添乗員達が添乗の仕事でそこそこの生活が出来るようになったのは格安ツアーのお陰です。今までは本当に単発職業だった。他の業界も同様だが、安くしなければ集客出来ない、旅行にいかない。自分の周りの人達は、「ツアーでなければ高くて行けない。」と言っている。
安いのがいけないのではなく、無理な企画を立てているのが問題なのです。費用相応の企画ではないから。安くするならば食事なし、終日フリー、OP設定等にすればいい。
かつて自分が経験した事だが客は安くてもお構いなし。アンケートはボロクソ書く。高いツアーと比較してね。ならばそんなアンケートは無視すればいい。それをいちいち真にうけてTCをクビにする。
それが根底の間違いです。考え方がね。
高いツアーと安いツアーを比べるなんて
到底無理でしょ。費用的にね。
客の認識をもっと理解してアンケートなど
鵜呑みにしない事ですよ。

企業努力も認める、TC達の努力もね。
頭から格安ツアーを「無意味な安売り」と
くくるのはどうかね。
頭から否定するのは今までの努力を全て
否定する事です。格安ツアーが業界を変え
て来た、そして一般人に海外旅行を手軽に
提供できるようにしたのは格安ツアーです。

今、程度を超えた危険な格安は改善すべきですけどね。
「無意味な安売り」とは意味が違います。
返信する
本問題の早期解決を求めます。 (ひょうたん)
2009-09-23 21:10:19
昨日、本日と地元旅行会社のバスツアーを利用させていただき家族で「トロッコと立山黒部アルペンルート」を旅行させていただきました。
弥陀ヶ原の紅葉がとても素敵でした。

今回はアルペンルートということで、乗り物への乗り換え・乗継ぎが多く、改札のときなど苦労が絶えませんでしたが、添乗員さんのアドバイスのおかげでスムーズにできました。
また、宿や食事場所などでも、食事のときなどみんなが円滑にされたことを確認されてから自分は最後に食べられます。

このように旅程の安全・円滑な運営のために添乗員さんが払われているご苦労、想像以上のものがあります。
このような添乗員さんが、旅行会社から虐待を受けているのが事実であれば、非常に残念なことです。
このような虐待行為・厚生労働省の指導無視が一日も早く根絶されることを祈っています。

そして、私たち消費者と旅程を管理される添乗員さんが一緒に笑顔で旅ができるようなツアーを作れる添乗環境づくりに旅行会社やバス会社は協力してほしいと思いました。
私たち消費者も、添乗員さんに負担をかけないよう一人ひとりが注意していければと思います。
返信する
Unknown (222)
2009-09-25 18:48:11
バス会社も旅行会社からたたかれている被害者の一人です!
すべての根悪は旅行会社にあり!
運転手さんたちの劣悪な環境改善にも目を向けて欲しいです。
返信する
え?知りませんでした。 (ひょうたん)
2009-09-25 22:02:16
バス会社の運転手さんに関する劣悪な環境が事実であれば、憂慮すべき事態です。
返信する
Unknown (J添乗員)
2009-09-25 23:24:52
添乗員同様バス乗務員の環境も疑問があります。以前Jのツアーで朝打合せの際、2時間睡眠です、ドライバーに言われたことがありました。本人の自己管理といえばそれまでですが、旅行会社もにも責任があると思います。
バスが事故に遭ったら旅行会社名を公表してほしいです。

返信する
そうですね。 (ひょうたん)
2009-09-26 18:26:30
あなたのおっしゃるとおりです。
運転手さんも我慢しないで立ちあがってほしいですね。
返信する
Unknown (Unknown)
2009-09-27 11:03:07
旅行会社ほど法違反をしているのはないと思う。
厚生労働省も腐っているけど、旅行業界もそれに劣らず腐っていると思う。
私は派遣旅行会社なのに、他社登録してはいけ
ないとかおかしいと思う。社会保険をもらっているならいざ知らず。
添乗員が、旅行会社を選んで、日当がまたは給料がこれくらい出せるからここの派遣会社に行く。という当たり前の環境になればいいと思う。それを邪魔しているのはもちろんテクサです。主任者証書き換えと言うめんどくさいシステムがあるからです。
添乗員主任者証は会社の名前を載せるのではなく、あくまでも主任者証として発行するべき。
返信する
Unknown (田舎の添乗員。)
2009-12-07 12:57:05
某Y売添乗員です。
うちもたいがいひどいです。
うちの営業所の次長は特に最低でパワハラです。
酷い言葉を浴びせてきます。
売上が思うように伸びずピリピリしているようで何年も同じ内容のツアー内容だからお客様も飽きてるんだろうと我々は気づいてますが社員達はそれに気づかない。
てか、なぜに企画会議であんな企画が通るのか不思議。
本当の現場の声に気づかない哀れな人達・・・
でも我々もこの仕事が好きだから辞められない、でも仕事がない、出ないとお金がない・・・悪循環です。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

添乗員・旅行業界」カテゴリの最新記事