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(写真:5月1日メーデーでのTCSAアピール行動)
8月20日、阪急トラベルサポートと全国一般東京東部労組HTS支部との第19回団体交渉が開催されました。
組合の出席者は塩田委員長はじめ組合員4名と本部役員、会社側は伊藤弁護士、田中支店長はじめ4名でした。
<「海外打ち合わせを3日前に」実現>
組合がかねてから要求していた「海外の打ち合わせを3日前にせよ」との要求ですが、この団交で会社は正式に「今年の10月1日からスタートさせる」ことを約束しました。余裕をもって打ち合わせができるようにと組合が要求していたことが実現したのです。
<伊藤弁護士語録「日当は下げてもいい」>
その他の組合要求(湿布薬の支給、通訳ガイド手当の支給・・・)について、会社はコストの問題を理由に「引き続き検討中であるが、実現は難しい」と回答しました。
組合は、「コストを下げるという理由での一方的な日当の減額は許さない」と釘を刺しましたが、これについての伊藤弁護士の回答は、「添乗員は登録型派遣。そのつど雇用契約を結び日当の額を決めているので、『日当を下げる』=『労働条件の不利益変更』には当たらない(=『日当は減額してもいい』)というものでした。
「国家権力が正しいとは限らない」「労基署の指導票は『違法行為の指摘』ということではない」「未払い残業代があったかもしれないし、なかったかもしれない」に続く驚くべき言葉がまたしても飛び出しました。
<社会保険・雇用保険>
会社はこの間、社会保険・雇用保険加入手続きを行った添乗員について、過去2年分の労働者負担分保険料を支払うよう一方的に「督促通知」を出しています。そして、「支払わなければアサイン停止」とも通知しています。
これに対し組合は、「そもそも加入資格があったのに加入させていなかったのは会社の責任」「有給休暇は1か月休むとリセットされるのに、なぜこれについては継続的に請求されるのか」と会社の一方的なやりかた、「加入させていなくて申し訳ありません」という態度がまったく欠如していることについて強く抗議しました。
<みなし労働についての会社見解>
組合は、7月18日の労働審判の結果(「みなし労働は適用されない」)を受けて、会社の「事業場外みなし労働」についての見解を質しました。
会社の回答は、「労働審判の結果についてはすでに異議申し立てを行っている。今までと見解は変わらない」ということでした。
また、田中支店長は、組合の「このまま争っていくことが果たして会社にとっても得策なのか」との質問に対して、「会社は『争うのが得策』と判断した。だから今後も裁判を進めていく」と回答しました。
三田労基署、東京地裁も「派遣添乗員の労働は事業場外みなし労働にはあたらない」と判断を示しています。会社が言う「事業場外みなし労働」はすでに破たんしているのです。それにもかかわらず会社の対応はいまだに変わりません。
8月22日には本裁判の第2回公判が行われます。組合は今後も「事業場外みなし労働」撤廃まで闘っていきます!
添乗員とは、「添乗中はお客様より早く起き、遅く寝、肉体的にとてもハードな業務です。また、精神的にも、慎重さや気配りが要求されるので、まず自分自身が健康であり、人に優しく出来る方でなくてはなりません」だって。
「早く起き、遅く寝、肉体的にとてもハードな業務」と世間に向かって認めているよ、この会社。
添乗員の健康を破壊するハードな業務をやらせておきながら、「自分自身が健康であり、人に優しく出来る方」だって。
だったら添乗員にそれに見合った正当な待遇と長時間労働のみなしはやめるのは当然ではないでしょうか。
JTBサポートインターナショナル(JSI)の福利厚生!?
ホームページで「JTBグループならではの福利厚生・特典をご用意しております」と銘打っているからよほど恵まれているかと見たら、
なななんと
1、労災保険
2、JTBパッケージツアーの割引制度
3、年一回の健康診断
たったのこれだけじゃないの。
どこが「JTBグループならでは」なの。
労災保険これは国からの強制じゃない。
ツアーの割引制度?格安ツアーの氾濫で全然有難味もないよ。
健康診断?これも国の強制。
死んでも病気したって見舞い金もない。葬式には弔電すらもないじゃない。
JTB社員には与えられている中身。
産休・育児・介護休暇、社宅制度、保養所・レジャー施設利用、持ち株会、有給休暇、退職金、ポーナス、慶弔見舞金、昇給、特別有給休暇、夏休み、正月休み、傷病手当、エトセトラ・・・・・JTB社員には与えられたこの様々な福利厚生の数々、添乗員にはひとっつも、何ひとつないじゃないの。
「JTBグループならでは」なんて偉そうに言わないでよ。
さて、
これは阪急トラサポと阪急交通社も同じ仕組み。
全国の添乗員への共通した仕打ち。
添乗員の心と誇りをどれほど傷つけているかサービス連合の社員さんはとっくに知ってるよね。
メディアの「旅物」も凄い!
メディアの事務所でコピー機1機!
阪急もCTも3機以上はあるのに!!
資料を配布できなければ薄利多売の大人数グループ
のメディアは大変な事になります。
印刷機1機「これを使え!」との事だが印刷機は色も
汚く字が読めない時があり資料の意味をなさない。
それに印刷機はソートが出来ない為に編集が出来ない。添乗員に手作業で編集をしろと言わんばかり!
そのくせ、どこよりも内容はよく、安い。
全て添乗員にしわ寄せをさせている。
JTBが聞いてあきれる!
お客も他のツアーでは何も言わなくてもJTBの
ネームバリューで文句は百倍!
派遣添乗員の間では阪急の方がまだまし!
と言う声が多い!当然だ!
日報も他社とくらべかなりずさん!
現地の情報、ホテルの情報など記入欄がない!
これではお客に何の情報も提供できない!
気の利く添乗員がわざわざ記入してくれている!
ありがたい事です。しかし、これは添乗員の配慮!
会社側の配慮ではない!
大手企業が潰れるこの時代。親方日の丸感覚はやめて欲しいが回りの状況が許さないのであろうが。。。
ならば売り上げにこだわるのは辞めてほしい。
アンケートの添乗員評価欄を気にするのはやめてほしい。
親方日の丸なのだから。。。
殿様商売を続けたら。。。
客に言いたい放題言わせて於かないで。。。
そんな客、申し込み禁止にしたら。。。
親方日の丸なのだから!!
添乗員のみなさん、添乗員の奴隷職業の実態を個別に行政機関に摘発し、組合を援護射撃しましょう!
個別に匿名で現役添乗員として実態を指せば組合員になる事に躊躇していてもできるはずです。
さあ、本戦はこれからですよ!
相手にとって不足はない!
みんなでがんばろう!!
離陸直後の事、そう「魔の11ミニッツ」です。
本当に恐ろしい事故比率、「魔の11ミニッツ!」
こんな事言われたら誰だって、こんな会社に利益をもたらしたりするのあほらしくなってくる。
ツアーに利益をもたらす、現地でのショッピングや、オプション販売など、会社は添乗員に頼っているところが大きいのに、これからはそんな協力望めなくなるでしょう。
誰が喜んで、こんなひどい会社のためにわざわざ自分の仕事を増やす従業員がいると思いますか?
周りの人にだってこんな会社のツアーはお勧めできません。というか、別に添乗員がお勧めしなくても、ちょっと賢い人なら、こういう情報をネットで知って、選択肢からははずすでしょうね。
過去にもこういう会社対従業員の衝突は数多くありましたが、やはり、世間への顔向けが気になる程度の大企業ともなれば、それなりの対応を迫れれてきましたし、そして、してきました。
ここまでなりふり構わず、従業員に「金を払うのいやだー」と駄々をこねる会社ははじめてじゃないでしょうか。
雇用関係はお互いの信頼があってこそ、会社に利益をもたらし、会社の発展にもつながり、いい関係が築けるものだと思っていましたが、こんなひどい発言をする会社で未だに働いているのは、ただお給料もらえればそれでいいと割り切ったからです。
だから余計な仕事は絶対にしたくないです。
そう考える添乗員が急増しても会社は平気なんでしょうか?
自分の所属している会社がこんな状況に置かれているのはとても悲しいことです。
ところで、労組が会社に求めている「湿布薬の支給」って何ですか?添乗員用?お客さん用?
こんなもの会社に支給してもらう必要ないんじゃないですか?お客さんが必要なら持ってくる、もしくは自分でお金を払って買えばいいんです。(海外ではあまり売ってませんが)
これをはじめると、薬の配布をも要求するお客さんがいるので、やめた方がいいんじゃないでしょうか。
湿布はともかく通訳手当の支給は「難しい」とはどういうことでしょうか?
これこそ本業として必要なものですし、しかもそこまで力をつけるために自己で研鑽したり自腹で留学したりしているTCも多くいるのです。その努力・能力を無償で利用しているんです。
これは添乗に限らず日本では企業でも役所でも同様の体質があります。
「語学はその辺の得意な奴にやらせておけ。」と。
「そこまで得意なら添乗をやめて他の仕事につけばいいじゃないか」と言われた事もあります。
そういうことなのでしょうか?
TCには語学力は必要ないのに、通訳を要求しているなんて矛盾もはなはだしいですね。
旅行業サービス業でも、語学を使う仕事では通常より多くエージェントから支払われている事もあるはずです。
以前請けた仕事で日当6千円でしたが、エージェントからは3万2千円支払われていました。派遣会社に抗議したら逆ギレされました。
現地での添乗員の通訳業務の力量が測れないと言うのであれば、あんなあいまいなアンケートは止めて具体的に「添乗員の通訳は解りやすかったですか?」とでもお尋ねになればどうですか?(こんなアンケートだってもちろん不要ですが。)
ESGの多いツアーでは通訳次第で観光は充実したりつまらなくなったりするものです。
初対面で何を話し出すのかもわからないガイドの話を聞き、理解して、話として面白くなるように日本語に直して話す、と言う事を頭の中で一瞬にしてこなす通訳は1時間やれば脳はブヨブヨです。
それを2時間3時間、ツアーによっては何日も連続で行う時もあります。
そして、添乗業務もこなすのです。
担当者の方はきっとそんな疲労体験されたことがないのでしょう。
その大変さを自分で知っていれば、あんなESG三昧のツアーなんて作れるはずありません。
もちろん、お客様が喜んでくださればやりがいもあり
充実感がありますし、好きで始めた仕事ですから、通訳をすることにはなんら不満はありません。
ただ、業務に見合った対価を支払って欲しいだけです。
当然でしょう?
そうでなければ優秀な人材なんて集まるはずありません。せっかくの素晴らしい職業なのに・・・。
一日一度は必ずこのHP見るのが楽しみです。携帯電話からも見ています。とても勇気付けられています。
皆様のおかげで、今まで、私も目隠しをされた状態で仕事をしていたことに気がつきました。でも。これからは、そんな弱気な私を捨てます。今回、勇気ある告発をしてくださった添乗員さんに負けないように、まずは私にできることを探します。いつか皆さまと一緒に行動できるように。
添乗員だって、自分の権利を主張していいのですよね?
好きな仕事ですから、条件が悪くともと考えていた自分自身のあまりの無知さに、今更ながら情けない気持ちです。
とにかく毎日が重労働です。昨日は日帰りだったのですけど、朝4時30分に起きて始発で行って、終電で帰って家に着いたのが夜の1時でした。走行中危険なのに、お客さんに弁当渡したり、オプション配ったり。
同僚がどんどん辞めていきます。40人に1人残れば良い方です。異常な世界だと思います。
ドライバーさんも本当に寝ずに仕事をしています。会社は平気でドライバーさんに14時間以上運転させるし、このままではいつか大事故が起きると思います。こんな工程を組む旅行会社は信じられません。
大好きな仕事なだけに、体が動かなくなる、その時まで、現場にいたいと思っています。
そのためにも溜まりに溜まった旅行業界の膿をこの際、完全に出し切らないといけないと切実に思います。
旅物語のオフィスはトイレがありませんね。
コピー機は1台で順番待ちのことが多いし、
特に金曜日は席がないため、時間通りに来ると、待たなければいけない。精算予約も枠が少ない。
引継の時は、部屋割のFAX待ちもあり、2時間で済ますことを前提に、あの単価は安すぎる。
ネームリストに線引きを予め印字、システム改善を要望したい。
OP初日は顧客受付段階で取ってほしい。道交法改正とOP締切のため、余裕がなく、みなしもそうだけど、低賃金で間違えたら自腹というのは、別にJTBに借りがあるわけでもなく、ひどいね。現場では客のクレームはすべて受け止めているつもりだけど。
薄利多売から1000円でも値上げして価値を増し、社員にも余裕を持ってもらい、雰囲気を変えてもらいたい。クレームにびびりすぎだよ。
例えば、名簿にグループごとの線が引かれていなければやはり、利用しづらく間違いも起きやすくなると思うので、そういうことは要望してもわがままでも何でもないと思います。
あれもこれも一度に改善はしてもらえないでしょうが、ひとつひとつ気付いたところから各自が動いてみる事も大切ではないでしょうか?
掲示板だけでは何も変りませんよ。みんなでがんばろう。