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添乗員の雇用保険について阿部議員が厚生労働委員会で質問

2008年11月14日 17時44分00秒 | 添乗員・旅行業界

添乗員の雇用保険未加入問題を追及

11月14日に行われた衆議院厚生労働委員会で阿部知子議員(社民党)は雇用保険をはじめとするセーフティネットの問題について、舛添厚生労働大臣はじめ厚生労働省に質問をしました。
その中で、派遣旅行添乗員のほとんどが雇用保険未加入の状態であるとして、以下のような主旨で質問しました。

阿部議員「派遣労働者である旅行添乗員の労働条件について、気を配ることが必要だ。添乗員は雇用保険未加入が常態化している。実態は継続勤務している人がいるにもかかわらず、未加入者が多い。厚労省としてどのように取り組んでいるのか」

これに対し、厚生労働省の太田職業安定局長は、
「品川のハローワークが添乗員の確認請求に基づき派遣元に加入を指導したことは把握している。これを踏まえて、派遣元への指導・監督をハローワークと連携して行っていく」と答弁しました。

派遣添乗員の問題は昨年に引き続き国会で取り上げられています。
業界はただちに派遣添乗員の待遇改善に本気で取り組むべきです!

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10 コメント

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政権交代! (ひばり)
2008-11-14 23:00:53
今の与党なら何もしない。

政権交代しかありません。
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選択 (元・派遣会社社員)
2008-11-15 04:35:41
先日閣議決定された与党の労働者派遣法改正案はむしろ骨抜き改悪とも言える内容(怒)ですし、民主党の改正案も少々手緩い。

共産党の「労働者派遣法は派遣労働者保護法に抜本改革を」という意見には共鳴しますが、これまでも添乗員の労働問題を具体的に取り上げてくれたのは社民党の阿部知子議員でしたね。もちろん問題は雇用保険だけではありませんが、次の投票行動には考慮したいと思っています。
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ファイト !!! (nakajima miyuki)
2008-11-18 10:59:05
このブログをTour Con.の友人から教えてもらいました。2年以上前ですが、以来「これだ!」と思い最初から愛読?しています。もうスレッドが139にもなって新聞やテレビなどにも取り上げられ派遣添乗員のひど過ぎる仕事の実態が知られてきました。

ですが待遇が根本的に変わったとはまだまだ思えません。不当に低すぎる待遇をもっとよくしたい、と考えるツアコンさんたちはこのブログを更に知らせ、世に広めてゆく努力工夫が求められているのだと思います。一日5分でも、五つの出会いに一回でもいいんです。語り続け、書き残していくことが決定的に大事だと思います。

旅行業界はAgentと呼ばれる旅行会社が派遣会社やバス会社、ホテル、レストラン等を対等な立場のビジネスパートナーとは見ていないところに問題のポイントがありませんか? 
資本力があり規模が大きい航空会社に対してはそういう態度ではありませんが弱小?チャーター会社などが営業に来ると態度が大きくなったりするのは担当者の人間性というよりか業界の改善すべき体質・体臭ですね。

奴隷制度の廃止というのは人間が人間の持つ価値に気づいた一つの到達点でしょう?流れは逆行しませんよ。
“サービス”という概念が際限のないものになっていくところにしっかりと歯止めをかけないと坂道を転げ落ちるばかりでしょう。ベテラン添乗員の職人的なマンパワーに頼り安値で集客する時代は奈落の底が見える瀬戸際まで来てしまった。つまるところメディア型のマスツーリズムの時代は終わりを迎えつつあるということです。
私もあまりのことに発言力を強めようと株主になろうと幾社か業績を調べたのですが、財務内容が他業種にいくらもいいところがあり航空・運輸業界は避けました。(笑)まっとうなところ、客観的に見て正しいことをしている会社を選びます。

歌でしか言えないので『ファィト』の最後のところを頑張っている添乗員さんに送ります。
♪♬♩♫♬ ファィト!闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう ファイト!冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけファイト!
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派遣乗務員13名!がんばってください! (本部スタッフ)
2008-11-18 23:16:29
派遣乗務員13名!「トルコ航空客室乗務員ユニオン」がんばってください!

東京新聞11月18日朝刊より

四人の若い女性が、路上で腕を突き上げて叫んだ。「直接雇用しろ」「闘うぞ」。十月末、東京・虎ノ門のオフィス街

。道路を挟んで向かいのビルにある外国航空会社の日本支社に声をぶつけた。

 四人は同社に派遣され、日本とトルコを結ぶ国際線で働く日本人客室乗務員。低賃金や無保険状態に耐えかね労働組合を結成した。

 一番のベテラン加奈子さん(34)=仮名=は勤続七年。以前は別のアジア系航空会社の正社員で三年半働いたが、生活の拠点が海外だったため、日本で客室乗務員の仕事がしたいと考えて退職。人材派遣会社の「客室乗務員募集」に応じた。

 実態は過酷だった。出発、到着の前後二時間は空港で機内食などの準備をするが、給料は飛行時間の分しか出ず、時間外手当や有給休暇はない。勤務時間が足りないとして、社会保険にも入れてもらえない。三度の賃下げで、時給は当初の二千円から千二百円に減額。月数回のフライトで年収は二百二十万円と、正規乗務員の三分の一に落ち込んだ。

 さらに今年九月からは業務を機内通訳とされ、乗客への食事提供から外された。これまで日本人乗務員は一便に二人いたが、十一月から一人態勢となり、搭乗回数が半減。このままでは年収は百十万円になる。

 「これでは暮らしていけない」。危機感を募らせた加奈子さんら日本人の派遣乗務員十三人は九月中旬、労組を結成。航空会社に直接雇用や社会保険の加入などを求めている。

 こうした活動に派遣会社側は「本来の契約は派遣の機内通訳。今まで客室乗務員と同じサービスをしていたので、あるべき仕事に戻した」と主張する。

 労働者派遣法で、派遣先企業は三年以上働いた派遣社員を直接雇用する義務がある。だが、通訳や秘書など二十六の専門業務はその対象外で、派遣期間は無制限だ。

 「私たちにとっては、生きるか死ぬかの闘いです」と加奈子さん。同僚で組合仲間の道代さん(30)も「派遣は企業のコスト削減にはなるが、働く側は不安定。乗客の安全のため特殊な訓練を受けた乗務員が、派遣という形態なのはおかしい」と訴える。

 彼女らにとって、現行の派遣法は、派遣先の企業が雇用責任を逃れるための抜け道だらけに見える。派遣会社も得意先である企業の顔色ばかりうかがい、派遣社員の待遇向上は二の次だ。

 改正案は加奈子さんのような「登録型」の派遣社員について、仕事のないときも賃金が出る「常用型」として雇用するようにと、派遣会社に努力義務を課したが、実践する会社がどれほどあるのか、効果があるとは思えない。加奈子さんは厳しい表情で言う。

 「改正案は、派遣の無法状態を規制する内容にはなっていない。これでは空の安全も守れない」

 (菊谷隆文、砂本紅年が担当しました)

 <登録型と常用型> 労働者派遣には、継続的に派遣会社に雇われる「常用型」と、派遣会社に登録して仕事がある時だけ働く「登録型」の2種類があり、主に登録型が不安定雇用の温床となっている。改正案は派遣会社に常用型雇用を促しているが、努力規定にとどまり、効力は期待できない。一方で、常用型派遣社員に対する派遣先企業の雇用義務(勤務3年以上)を免除するなど、現行法より後退した面もある。
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本当に、がんばれ! (添乗員)
2008-11-19 00:03:59
航空・旅行業界は本当に腐ってる。
この業界だけではないだろうが、いかに「人」を安く使おうかばかり考え出してあらゆる職業をチープなものにしてしまった。
時給¥1,200もひどすぎる。
通訳ならもっと払え。絶対にそれ以外の仕事はさせるな。
日本の大手航空会社の正規雇用客室乗務員は時代が変わってもこんなチープな扱いはされていないだろう。
守られているからか。
しっかり何かに守られていないから我々は闘わなければならない。
誰が、何が、こんなにした??


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Unknown (Unknown)
2008-11-19 01:20:00
何も言わないままでは、切り捨てられるばかりの今の派遣法。皆で声を上げていこう。昔とはもう違います。おとなしくしているばかりでは、誰も助けてくれない。
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Unknown (Unknown)
2008-11-19 01:20:04
何も言わないままでは、切り捨てられるばかりの今の派遣法。皆で声を上げていこう。昔とはもう違います。おとなしくしているばかりでは、誰も助けてくれない。
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??? (Unknown)
2008-11-19 02:59:57
日系航空会社が昔、派遣orアルバイトクルーを政府に認可を求めた所、クルーの職業では安全性から認められず「契約クルー」となったはず。
だからきっと「本来は機内通訳」と派遣会社は言い張るのであろう。しかしならば、今までクルーとして働かせていたのは違法ですよね!
機内通訳雇用にクルーの仕事をさせていたのだから。

どうしてこの業界はいつもこうなの?
都合よく他業務をやらせ、いざ金銭問題となると
こおいう言い訳!

もう、うんざり・・・!
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トルコツアー (現役添乗員)
2008-11-19 17:13:09
トルコ航空のこのクルー雇用問題もそうですが、
最近のトルコツアーの激安さ¥98,000ーで
フルペン(全食事付)、フル観光&JSG(日本語ガイド)付、添乗員付、5つ星ホテル利用。

このトルコツアー、旅行社下期の超目玉商品です。
ツアー催行数はなんと阪急も旅物もCTも月20本以上。
10年前は25万円はしていた内容です。

今この金額でトルコツアーが出せるのは上記にも
あるようにトルコ航空の犠牲、トルコ日本語ガイドの犠牲によっても成り立っています。

チョー目玉は結構ですが、ここまで安くする必要が
どこにあったのでしょうか? 

旅行社に対して 理由 を伺いたい!
必要性を…!

トルコのガイド達も生活が出来ない状態です。
そう添乗員達と同じ用に…!

働く人達が生活が出来ない程安くする必要性はなんですか?

集客数ならばここまで安くしなくてもいいはずです。

旅行社同士で客の取り合い? 

程度知らずにも程がある!

今、世間では年金問題で官僚の事件まで起きていますよ。

ここまで世間はあれているのです。

添乗員の待遇のダンゴウを他社とするのならば
最低価格のダンゴウでもしたらどうですか!
お客は100円でも安い方に流れるのは当たり前
だから競って100円でも安くする…ではなくて、
無視したらいかがですか?

旅日記の件でもわかったはずです。「もっと、もっと病」どんなにやってもサービスは底なしです。
「やってくれて当たり前」旅日記の文句まで言い始めたではありませんか。

メディアの批判をしているのではありませんよ。
安定集客が出来るようになった企業努力は認めます。
しかし、程度を超え過ぎた格安は別にメディアのせいでも何でもない。
単に旅行社の収益争いだけでしょう!
メディア全盛期やバブル経済の時と比べている
企業がおかしいのですよ。
時代が違うのですよ! 

程度を超えすぎる格安は 「社員の給料から生めて」下さい!



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訴えるべき! (現役)
2008-11-19 22:41:54
機内通訳雇用???
なのにクルーの仕事をさせていた???

こんな言い訳通用するの???

TEIのトルコ航空派遣クルーの方々、行政機関に
訴えるべきですよ!

そしてトルコ航空にも!

クルーは派遣雇用は 「禁止」 ですよ!

遂に TEI 三橋滋子社長 ボロが出ましたね!

違法雇用、犯罪、ですよ!
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