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(写真:連帯の発言をする塩田委員長)
5月11日、国会衆議院第二議員会館で「5・11集会 国際オペレーター通話をなくさないで」(主催:国際オペレーター通話を守る会、事務局:KDDIエボルバユニオン<派遣ユニオンKDDIエボルバ支部>)が開催されました。
KDDIが2010年3月末をもって日本人オペレーターが対応する国際オペレーター通話を廃止することに反対する集会です。
海外に旅行する日本人にとって、緊急時のまさに「命綱」とも言える国際オペレーター通話。集会には社民党福島みずほ党首、保坂展人議員(社民党)、小池晃議員(共産党)、鈴木宗男議員(新党大地代表)ら国会議員も出席。また、佐高信さんも国際オペレーター通話廃止反対の立場で発言しました。
東部労組HTS支部塩田委員長も海外旅行添乗員という立場から、「お客さんに何かあった場合、国際オペレーター通話がなくなると支障をきたす。添乗員の立場からも連帯して廃止に反対していきたい」と連帯の発言を行いました。
そのようなサービスを打ち切るとは、KDDIは旅行者の安全に対して
なんだと思っているのでしょう。
公共機関としての責任があるはずです。
パスポートにも出ています。
日本語オペレータがいなくなると、万が一の際に
安全に旅行ができなくなる。
その通りです。
添乗員にとってもオペレーターは必要です。
いったい何を考えているのでしょうか。
KDDIは
並みいる国会議員の先生方に盾つく気なのでしょうか。
義務は果たすべき。
我々からも、皆の意見として阻止しましょう。
応援しよう。
オペレーターを支持しよう。
だからこそ福島みずほ党首をはじめ、保坂展人議員、小池晃議員、鈴木宗男議員
という大物代議士が勢ぞろいしたのです。
いいのでしょう。
日本人の交換手さんがいなかったら大変なことになります。
弱者切り捨てです。働いている交換手さんたちや
この制度を利用しないと電話がかけれないご高齢者のお客様。
なんて日本は悲しい国になったのでしょう。
なんでもかんでも自動でできることが、いいわけではございません。
異国の地で困ったとき、電話に出てくださった瞬間に
聞こえてくる日本語に、ホッとするものを感じるのは
私だけではないはずです。
まさに命綱。
安定した通信確保の義務がある。
オペレーター廃止は許されません。