本日8月3日、全国一般東京東部労組はJTBに対し、「JTB旅のアンケートたびQ Vol.11」の記述を問題として、以下の公開質問状をメール、内容証明郵便で送付しました。 JTBは同アンケートにおいて、「理想の添乗員に必要な条件」に対する回答として、「添乗員は美人にかぎる」「どうせ旅行するなら、ときめきがあった方がいい!」など、セクハラともとれるような内容を堂々と自社のホームページに掲載していました。 全国の添乗員を侮辱し、地位をおとしめるようなやり方は許せません。JTBはどのように回答してくるのでしょうか。回答を待ちたいと思います。
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2007年8月3日
株式会社ジェイティービー代表取締役社長 佐々木 隆 殿
全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合
執行委員長 岸本 町雄
公 開 質 問 状
貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
私たちは東京東部地域の個人加入もできる地域合同労組である全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合です。上部団体である全国一般労働組合全国協議会は、1991年に結成され、個人加盟の地方組織と単位組合により構成される一万人組合員の全国単一組織であります。ハイウェイ料金所、書店・出版、サービス、航空客室乗務員、病院職員、医療機器販売、医療、教育、ドライバー等々多種多様な職場の組合員が助け合って活動している労働組合です。さらにその上部団体が、全国労働組合連絡協議会(全労協)です。私たちはこの間、阪急交通社で働く阪急トラベルサポートの派遣添乗員で組織された全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合HTS支部の闘いを全国の多くの方々の応援のもとで展開しています。貴社も良くご存知の通り、全国の1万人を超える添乗員の労働条件はすこぶる劣悪であり、各旅行会社の「みなし労働時間」の強要により、16時間・17時間という非人間的な長時間労働のもと酷使され続け、かつ一円の残業代すら支払われていません。今、私たちの訴えは多くの世論の支持を得てマスコミも取り上げ始めています。全国署名運動も拡大しています。
このたび、貴社ホームページ「JTB旅のアンケートたびQ」Vol.11(2007年5月)の結果(以下「アンケート」という、http://www.jtb.co.jp/myjtb/pr/0705_result.asp)の記載について、当労組として看過できない問題があったため、今回公開質問状を送付いたしました。
貴社が掲載しているアンケートの結果については、添乗員の容姿を殊更にとりあげ、それがあたかも添乗員の資質の第一義であるかのような印象を与えます。これを見た、特に女性の添乗員がどのような気持ちになるのか、想像できるでしょうか。私たちのブログ「労働相談センター・スタッフ日記」には、このアンケートに対して、多くの方々から怒りの声が寄せられています。私たちもこのアンケートと結果発表を読み、この内容は全国の添乗員の仕事について多大な誤解を与え、かつ添乗員の人権を著しく侵害するものと判断せざるを得ません。なお、この公開質問状は当労組のホームページ(http://www.toburoso.org/)および添乗員の問題を提起している当労組のブログ「労働相談センター・スタッフ日記」(http://blog.goo.ne.jp/19681226_001/)にアップさせていただきますので、その点を考慮の上、下記の質問にご回答ください。
記
1.貴社は「理想の添乗員に必要な条件」として、「理想の添乗員に必要な条件を三つ挙げて下さい」というコメント発表という形をとりながら、「理想の添乗員の必要な条件」の中の「外見が良い」で、わざわざ以下の4つのコメントだけを選んで発表している。
〇添乗員は美人にかぎる
〇どうせ旅行するなら、ときめきがあった方がいい!
〇外見が良いに越したことはない。それだけで旅が楽しくなる
〇美人でなくても、笑顔が素敵な人がいい。愛想のない人はダメ
これらはいずれも添乗員の職務の範疇とするには妥当ではないことは明らかである。また、これを見て不快感を与えられた多くの添乗員から、これはセクシャルハラスメントだとの声が寄せられている。このような記載がセクシャルハラスメントに該当しないのか、見解を明らかにすること。また、このような記載を公然とホームページにのせている意図を明らかにすること。
2.そもそも、アンケートの質問項目はどのようなものだったのか、また、このようなアンケートを行った意図は何処にあるのか、明らかにすること。
3.「理想の添乗員」として、芸能人の名前を挙げさせた理由、意図を説明すること。そもそも、添乗員の職務、労働環境と芸能人のそれとは全く異質なものであると考える。貴社が添乗員を芸能人になぞらえることで一般の方に対し添乗員という職業を誤解させ、かつ誤解したお客から誤ったサービスを求められる危険すらある。まして、現在、違法ガイドや通訳業務や危険な車内販売や集金業務など添乗員本来の業務を逸脱した過大かつ過酷な労働を求め続ける旅行会社の反省こそが求められている時に、その反省ではなく、逆に貴社は、添乗員に対して「芸能人」のイメージとサービスすらを要求しているとしか思えない。ウェブ上の「お遊び」で済む話ではない。
4.アンケート結果記載から判断すると、「芸能人に似て」「きれい」で「かっこよく」「美人」「ときめきを与える」など、本来の旅程管理とは乖離した要件が添乗員には必要であると貴社が考えていると思えるが、貴社として、添乗員の業務、要件をどのように考えているのか、明らかにすること。
5.全国1万人の添乗員を侮辱し、その地位を貶めるような行為を今後行わないこと。また、アンケートのホームページ記載をただちに削除し、全国の添乗員に対し謝罪すること。
6.以上の質問、要求に対し、2007年8月20日までに文書をもって回答すること。
7.回答先
全国一般労働組合全国協議会東京東部労働組合 東京都葛飾区青戸3-33-3 野々村ビル1階
電話03-3604-5983 ファックス03-3690-1154
8.なお、貴社からの回答は公開質問状という性質上、前期のとおりの方法で公開する。また、上記回答期限までに回答がない場合も、その旨を公開する。
以上
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本日8月3日は、午後6時からHTS(阪急トラベルサポート)との第6回団体交渉です。みなさんのご声援を!
JTBさん、日当100万保証してくれるなら
美容整形させていただきます。
契約書かわして下さい。
肖像権も主張せさて頂きます。
そして、長者番付に登場したいです。
よろしくお願いします。
日本の恥ですね。
こんなことネットで公開できるのは非上場企業だから?
旅行業界の添乗員派遣会社は違法ばかりなのになぜ業務改善停止にならないのでしょうか?
おかしいですよね!
この旅行業界ほど非人道的で叩かれないのが不思議です。
3ヶ月以上あれだけ大っぴらに掲載しておきながら今更という感じですがこのブログの説得力には脱帽です。
さてJTBはどう答えるのでしょうか。
きちんと反省するのでしょうか。
2007年5月のVol.11はまるまる削除されていますが、昨日は一旦は削除されたこちらが、今日また復活しています。
http://www.jtb.co.jp/myjtb/pr/0705_result.asp
すっとぼけずこたえて!
女性添乗員は現場では男勝りにがんばってるんです、安い手当で。
いい服買っていい化粧品使ってエステに通ってってやりたいですよ。払ってくださいよ。
みんなボロボロになって業界の利益に貢献してるんですよ。
しかもほとんどアンケートに答えている世代は実際添乗員付きのツアーに参加する年齢層ではなく若年層ばかり。
信憑性のないものを載せてどれだけ現場で汗水流して頑張ってる我々女性達が傷ついたかおわかりですよね。どんだけ~。
コメントの選出もっと考えてください。
業界No.1の誠意ある姿見せてください。
ただ削除するだけではなくそのページにお詫びの文書を載せるべきです。
また新聞紙上での謝罪文を出しましょう。
一流の企業はみんなやってますよ。JTBが一流なら。
をクリックすると未だ登場するのは何故。
また「JTB旅のアンケートたびQ」Vol.11(2007年5月)で検索しても出ます。
JTBは我々添乗員をからかって馬鹿にしているのですか。二次セクハラではないですか。
そんなに「添乗員は美人に限る」を強調したいのですか。
JTBビルにマスコミに呼びかけて桂林に続けとデモしません?皆さん!
益々腹がたってきます。
賛成。桂林のガイドのデモは8月4日の読売新聞にも大きく出てました。
携帯メールや自分のブログで品川のJTBビル前に集まれと日本中に呼びかけてやりましょう。
「添乗員は美人に限る」。フザケルナ。